Skype for iPhone

5月30日にSkype for iPhoneがアップデートされて3G対応となったことを『3Gで使えるようになったぞ!』と、韓国の友人から私の携帯電話にかかっきたSkype経由でかかってきたコールで知った。
従来はWi-Fi環境下にないと使用できなかったが、今回のアップデートによって3Gネットワーク下にあればSkype同士の通話もSkypeから携帯ないしは固定電話への発信も可能となった。
3Gでの利用について、Skype同士の通話ならば年末まで無料とのことだが、その後は月額の利用料金(料金未定)が課金されるとのことだ。しかしWi-Fi経由の場合はこれまでと同じく無料である。また一般電話への通話についての課金は従来どおりとなる。
これでますます世の中は狭くなっていくようだ。やはりiPhoneは3Gネットワークのサービスのあるどこの国でも使えるSIMフリーのものが欲しい。
※『彼方のインド 5』は後日掲載します。

うつむき加減で携帯電話

近ごろどこの国でも、人々が手元に目をやってチクチクと何やらいじっている姿を常に目にする。彼らが手にしているのは携帯電話で、自分もそうした風景に出てくる中のひとりである。
単にスケジュールを確認していたり、メールの送受信やネットの情報を閲覧しているだけなので、手帳を広げていたり、読書をしているのとあまり変わらないはずなのに、なぜか視覚的には内向きの印象を与える。
そんな携帯電話だが、インド北東部のミゾラム州でも広く普及しており、人口の半数以上が所有しているとの記事を目にした。
Remote state in vanguard of Indian mobile phone craze (BBC NEWS South Asia)
同記事によれば、中国と並びインドは世界でただふたつ『5億人を越える』携帯電話契約数を記録(5億人超の人口を持つ国自体がこの2か国のみ)している国であるとのことだ。
なぜミゾラム州の携帯電話契約数が取り上げられているのかといえば、つまるところ『見るべき産業はほとんどなく、政府やその関連機関が最大の雇用を創出している北東州の一角が携帯電話普及のホットな市場である』といったところのようだ。
多くの途上国に共通することだが、携帯電話所有者急増の背景には、それ以前の時代に固定電話の普及が遅れていたということがあるが、加えて従前は世界の多くの国々で電話通信の分野は往々にして政府や政府系機関が掌握しており、あまり大きな変化のない『静かな市場』であったものが、この分野の民営化により他の多くの企業の参入により『競争の激しいダイナミックな市場』へと変わったことによる影響も大きい。
同記事では、ミゾラム州はインドで最も高い95%以上の識字率を誇り、人口の大部分を占めるクリスチャンの人々のほとんどは英語を理解するとも書かれている。識字率については、何のデータを根拠にしているのかよくわからない。
もっとも最近に実施された国勢調査(2001年)の結果によると、ミゾラム州の識字率は89.0%でケララ州の91.0%に次ぐものであると理解されているはずだが、その後9年間でこれを超えるレベルに達したということなのだろうか。これが事実ならば2000年代において、すでに高い識字率を更に6%も引き上げたことになり、同州の教育分野における快挙といえる。
ミゾラムをはじめとするナガランド、メガーラヤ、アッサム、アルナーチャル・プラデーシュ、トリプラー、マニプルといった北東7州ならびにそれらの西方向にあるスィッキム州は、アッサムで採掘される石油、スィッキムの観光業といった分野を除けば特に目立った産業はなく、インド国内でも『主流』から大きく外れた地域であるがゆえに、国内の他の地域からの投資や資本の移転も少ない。
また州により程度や事情は違うものの、スィッキムやアルナーチャル・プラデーシュのようにインドによる主権を認めない中国が領有権を主張していたり、アッサムやナガランドのように反政府勢力による騒擾が続いていたりする地域もある。
そうした背景から、例えとしては適切ではないかもしれないが、それ以外の州を『親藩』とすれば、これらの地域は『外様』的なエリアであることから、インド政府は民心を繋ぎ留めるために努力しているようである。そのため産業面では大きく遅れをとっていても、初等・中等教育や地域医療の分野などでは、全国レベルで比較してひどく低水準に甘んじているわけではない。
ちょうど冷戦時代の西ヨーロッパで、とりわけ東側ブロックに隣接していた地域で国民の福利厚生の分野が高いレベルで実現されたのと似た現象であるといえるだろうか。
話は識字率に戻るが、そうした北東地域の中でミゾラム州の89%(2001年国勢調査)という水準は、この地域で2番目にあるトリプラー州が73パーセントであるのを除けば、どこも60パーセント台であることを踏まえれば、ずいぶん突出した数字であることがわかる。参考までに識字率の州別ランキングはこちらである。
ミゾラム州といえば、ミャンマーとバーングラーデーシュという隣国、どちらも低開発途上国とされる国々と隣接するところに位置している。同時に地理的には今後結びつきをいっそう密にすることであろう南アジアと東南アジアというふたつの世界を繋ぐべき位置にある。
ミャンマーもバーングラーデーシュも現状では経済的に非常に低水準にある。だがかつてのインドもそうであったように、スタート地点が低いということは、条件が揃い成長の歯車が回りだした場合の伸びしろもまた大きいということにもなる。
まだまだ内政的に困難な部分、ふたつの隣国との外交面においても難しい事柄は多いが、『本土から回廊状に張り出した陸の孤島』のようになっている北東地域の開発や発展を目指すうえで、これらの国々との関係の強化以外考えにくい。そうした中で、とりわけミゾラム州は地理的にも識字率の高さから推測される潜在的な可能性は大きい。
また携帯電話に代表される個人の通信手段の普及が地元社会や政治シーンに与える影響も無視できないだろう。
携帯電話は仕事の上でも生活の中でも、私たちにとって必要不可欠な通信手段となっている。社会の隅々まで浸透しているがゆえに、近年はどこの国でも、騒擾やテロ事件等の発生の際、指導層から実行者たちへ、また実行者たちの間でも携帯電話というツールを通じての連絡や通達等が頻繁になされるようにもなっている。
インドから東に目を移すと、タイの首都バンコクで続いているタークシン元首相を支持する赤シャツを着た『反独裁民主統一戦線(UDD)』の行動に関するニュースを各メディアで目にする。
指導層の指揮下に統率の取れた(抗議活動そのもののありかたについての道義的な面は別として)デモ活動を展開していることの背景には、農村部を中心とするタークシン派の支持基盤が強固であることや豊富な資金力などがあるとはいえ、これだけ多くの人々を長期間に渡って動員して意のままに操るには、多くの人々が自前の携帯電話等を所持して通話やSMSの送受信などが可能であるという『通信インフラ』が不可欠であることは言うまでもない。
世界は確実に小さくなってきているとはよく言われるところだが、このところの通信手段の発達はそれに拍車をかけているようだ。これまで連絡を取るといえば肉声の届く範囲の人々と話すか、ときどき電話屋に出かけて遠くに住む友人や身内と会話する程度であったものが、ここ十数年で自前の携帯電話でひっきりなしにいろんな人たちと話したりメッセージを送りあったりするのが当たり前になった。
各世帯でのパソコンの普及率はまださほどではないにしても、ネットカフェでウェブを閲覧したり、メールのやりとりをしたりするのは日常的なことなので、一定の年齢層の人々、ようやくパソコンを扱うことができるようになった年頃の人たちから、なんとかそれに対応できる年配者まで、多くの人々がヤフーなりグーグルなりのアカウントを持っている。
そうした中で、民族や国境が入り組んだインド北東部の北東州を含めた地域、同時に南アジアと東南アジアの境目にあるエリアでもあるわけだが、伝統的な民族意識、地元意識、仲間意識、市民意識といったものに与える影響もあるはず。
異なるコミュニティや地域の住む人々の意識をまとめあげることができるような、強いリーダーシップを持つリーダーが登場するようなことがあれば、従来ならばあり得なかった形での連帯も可能になる。
ここ5年、10年でどうということはなくても、遠い将来には州境や国境等、複雑に構成された『境』で分けられた行政による非効率や不公平等などに対して、民族や国家の枠を超えて、これまでとは違った視点から、地域の再編を求めて声を上げる例も出てくる、といったことも考えられなくはない。
うつむき加減で携帯電話を操作しながらも、人々が頭の中で思っているのは日常のことばかりではないような気がする。

意外に楽しいiPhoneのカメラ

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日常で、そして旅行先で良さそうなカメラについて、幾度か取り上げてみたが、ここしばらくこの類のものについて触れていなかった。昨年10月に『ペンタックスK-xでティランガー(三色旗)風カメラを』を書いて以来である。
いろいろと良さそうなものが出てきており、それなりに関心を抱き続けてはいる。既存のモデルのモデルチェンジにより、いろいろと魅力的なカメラが世の出てきているものの、これまでまったくなかった『オンリー・ワン』な性格を持つものはあまり見当たらない。
例外としては、リコーのGXRがある。ユニット交換式という面白い機構に興味をそそられる。しかしコンパクトカメラとしてはそう小型軽量というわけではないし、交換式というならば一眼タイプのほうがレンズのバリエーションをはじめとして拡張性では比較にならない。
特にマイクロフォーサーズ規格のものは、オリンパスやパナソニックの最新モデルはパンケーキレンズ装着時には、昔のコンパクトカメラ並みに小さくまとまっており、カバンの中に入れて常時携帯するのは一向に苦にならないだろう。一眼が『高級コンパクトデジカメ化』したものといえるため、今敢えてハイエンドな高級コンパクトデジカメを求める理由はあまりなくなってしまったように感じている。
カメラといえば、文字通り常時携帯するケイタイのカメラ機能で、もうちょっと実用的なものはないものかと思っていたが、iPhone 3GSに内蔵されている『カメラ』がなかなかスグレものであることに、遅ればせながら気がついた。
もちろんiPhone は、基本的に電話とインターネット接続等を兼ねた総合的なコミュニケーシヨン等のツールであり、カメラ機能は二の次、三の次以下のオマケ機能に過ぎない。そのため『インドでどうだろうか、このカメラ?』として取り上げるのにはちょっと抵抗があるのだが、実のところ、ちょっとあなどれないものがあるため、敢えてここに記してみることにした。
ただし撮影機能自体に過大な期待はできない。『撮影機材』と呼ぶには、何も付いていない。露出補正はできないし、ホワイトバランスもオートのみであるなど、単体のデジカメではあり得ないシンプルさだ。絞りは開放のみで、シャッタースピードのみがオートが変化してそれでいてなかなか堅実な『カメラ』である。
・・・というのは、昼間の順光下ならば素直な写りが得られること、画角は35mmフィルム換算で36mm程度であること、AFの動作がなかなか良好で、フォーカスを合わせる位置をタップして指定できることなどがある。シャッターのアイコンから指を離した瞬間にシャッターが切れるため、撮影条件が悪くても、結果的に手ブレしにくいのも良い。
有効画素数が300万画素で解像度は高くないこと、レンズもそれなりのものであることから、あまり精緻なものを思い描くわけにはいかないが、写り自体は他の携帯電話よりもかなりいい線をいっている。いつでもどこでも『常時ポケットに収まっているカメラ』という手軽さと考え合わせれば、充分以上に実用的だ。
加えて、iPhoneにインストールした各種アプリケーションで色々加工できるということも、対象物を写し取る機能と同じくらい魅力的だ。同様にビデオ機能もなかなかのもので、縦長でも撮影可能な『ビデオカメラ』というのは聞いたことがない。シンプルな割には意外にまともに写る。足りない分を補うアプリケーション類が豊富なため、やたらとフットワークが軽く、予想以上に使えるカメラとなっているのだ。
そんなわけで、iPhoneの『カメラ』で撮影した画像、他のカメラで撮った画像をiPhoneのアプリケーションで加工したものなどをいくつか掲載してみる。
iPhoneで撮影。まあまあ使えそうだ。
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iPhoneのアプリケーションTiltShift Generatorを起動して、アオリを加えて撮影してみた。
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以下、他のカメラで撮った画像をiPhone上でTiltShift Generatorにて加工してみる。
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他にもフォトショップのiPhone版アプリケーションのPS Mobile, モノクローム風に仕上げるMoreMono, セルフタイマーやズーム機能などを付加したGorillacamなどといった撮影用アプリケーションがいろいろあるので、今後順次試してみたい。 このあたりに付加価値が、他のケータイのカメラ機能にはない大きな魅力、場合によっては並みのコンパクトデジカメよりも役に立つ?かもしれない部分だ。
前述のとおり、撮影時に露出とホワイトバランスの調整ができればもっと使いやすくなるのにと思う。今後の改良と進化に期待しよう。
だがひとつ大切なことがある。間違っても日本のソフトバンクで購入したiPhoneをインドを初めとする外国で使おうなどと考えないことだ。通話やデータ通信等、非常に高額な海外ローミング費用がかかってしまうことになり危険だ。
そのため訪れた先のキャリアのSIMを購入して使用しなければならないのだが、日本を含めた携帯電話器の販売と利用するキャリアが固定されている国では他のキャリアで使用できないようにSIMロックがかけられている。ゆえにSIMロックを解除するか、SIMフリーのiPhoneを販売している国で購入しなくてはならない。
iPhone を手にしてみると、これ1台で出来てしまうことがあまりに多く、携帯電話というよりも通話機能のついた携帯PCという印象を受ける。今のところ、こうした新しいタイプのものをスマートフォンと称しているが、今にこういう多機能でアプリケーションを次々に追加してカスタマイズできるケータイが主流に、というよりも標準になるのではないかと思う。
そうした中で、オマケ的なものに過ぎない画像撮影機能であるが、分進秒歩といわれる速い進化の中で、ケータイで充分間に合うからコンパクトデジカメは要らない、という時代がやってくるのではないかという予感がする。
携帯電話に付随するオマケ機能が、それまで親しんだ専用の道具を脇に押しやってしまった例といえば腕時計が挙げられる。リストウォッチをしている人がずいぶん減っていることに気がついている人は多いだろう。私自身もいつの間にか、まったく使わなくなっている。
腕時計代わりに携帯電話を買う人はいないのと同じように、カメラ機能が目的でiPhoneを購入する人はいないだろう。だがひとたびこれを手にしてみると『案外使える!』と撮影すること自体がけっこう楽しめるのである。
そんなわけで『インドでどうだろう、このカメラ?』の一台として、今回はiPhoneに内蔵されているカメラ機能を推してみたいと思う。

いつでもどこでもインドの番組

パソコンで海外のテレビ番組を視聴できるサービスはいろいろあるが、その中でも無料かつ幅広いサービスを提供しているものとしては、TVU networksが挙げられるだろう。
iPhoneでテレビのプログラムを視聴できるプログラムTVUPlayerを開発した企業だが、パソコンでも同社ウェブサイトから世界各国の番組を観ることができる。
ホームページの右上あたりにある『Download TVU』をクリックしてプラグインをインストールすると、視聴できる状態になる。インドの放送も25チャンネルほどアクセスできる。ニュース番組が中心だが、ヒンディー、英語以外にもグジャラーティー、ベンガーリー、カンナダ、タミル、テルグー等のプログラムを観ることができる。またクリケットのIPL (Indian Premier League)の専門チャンネルもある。
TVU networksはインドの番組に特化したサービスではないし、画質もそれなりではあるものの、ブロードバンド環境さえあれば、無料でいろんな国の番組にアクセスできて便利だ。ただし日本の放送局については、国内の法整備等の関係から、どこもネット配信には消極的だ。TVUのウェブサイトでも、利用できる日本のプログラムはマイナー局がひとつあるのみ。
海外在住邦人はもちろんのこと、生きた日本語に触れる機会の少ない日本語学習者等もあり、決して需要は少なくないはず。映像という解りやすい手段にて『今の日本』をもっと積極的に発信してもらいたいものだ。

IRCTC

以前、線路は続くよ、どこまでも?で取り上げてみたとおり、インド国鉄の子会社IRCTC (Indian Railway Catering and Tourism Corporation)のウェブサイトにログインして、eチケットを購入できるようになって久しい。
ネット予約が始まったころは、インド国外発行のカードでは支払いができなかったり、ウェブ上で予約しても、チケットは指定の場所に配達してもらう、といった具合だったりして使い勝手はよくなかったが、今ではずいぶん便利になったものである。
そのままプリントアウトして列車に乗り込めばいい、という点からは、ネット予約後に『みどりの窓口』で支払いをして、正規の乗車券等を受け取らなくてはならない日本のJRよりも簡単であるといえる。もちろん改札が自動化していないがゆえに、普通紙に印刷したものがチケットとして通用するわけではあるが。
ただ、簡単になったとはいえ、ちょっとコツが必要なこともあるのはインドらしいところか。サーバー容量の関係か、果てまた通信に何か障害があるのかわからないが、予約作業中にエラーが頻発することがある。時間帯を変えるとまったく問題がなかったりするのだが。
日時・列車等を選択
乗車日時、列車名、座席・寝台のタイプを確定し、乗客の氏名や年齢等を入力し、『Payment』ボタンを押して、支払いに進んだ際に、この画面を目にしてちょっと面食らう人もあるかと思う。
Payment Gateway、ずいぶん沢山・・・
要は、クレジットカード、銀行のカードその他といった、使用するカードの種類により、支払いのチャンネルを選びなさい、ということである。クレジットカード用にいくつかの銀行系のPG (Payment Gateway) が用意されているが、いずれも利用できる・・・というわけではない。少なくともインド国外発行のクレジットカードの場合は。
以前は『CITI PG』が問題なく使えていたのだが、今はこれを選択すると何回繰り返しても、カードの残高が不足だの番号が間違っているだのといった身に憶えのないメッセージが出てきて立ち往生してしまう。そんなわけで、目下、利用できるのは『AXIS PG』である。
もっと支払いがうまくできなくて困っていても、そのまま放置されるわけではないのはありがたい。この手のエラーが生じると、自動的にIRCTCからのメッセージが配信され、トラブル解決のためのコールセンターの電話番号と問い合わせのメールアドレスが記されている。電話はなかなか通じないものの、メールで質問すると、比較的早く返事を寄越してくれる。
予約のキャンセルも同様にスムース。IRCTCのウェブサイトにログオンして手続きをすると、即座にリファンドについての連絡が届き、キャンセル料と手数料を差し引いた金額が返金される。
何かと便利になっているが、ひとつ制約があるとすれば、ネット予約に割り当てられている座席・寝台数だろう。全体の何割ほどがウェブ予約用に充てられているのかよくわからないが、窓口ではまだ購入できたりしても、IRCTCのサイトでは、路線によってはかなり早い時期からキャンセル待ちあるいは予約不可の表示が出るようだ。
そんなわけで、旅程が決まったら、予約はなるべくお早目に。