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カテゴリー: society

  • パワーバンク

    パワーバンク

    日常生活はもちろんのこと、旅行には必携のパワーバンク。性能も信頼性もピンキリなのだが、私の手元には何個もある。外出先に持参するのを忘れて取り急ぎ買うこともあったし、泊まりがけで夜行で出かける場合には容量の不安があり、2個持参することもある。

    これまではアマゾンで出てくる安いものをいくつも使用していたのだが、表記されている容量と実際のそれとはかなり差があるような気がするものが多い。またかなり前に購入したものは、メーカーとしては非常に評判の良いものであっても、充電にずいぶん時間がかかったりする。

    そんなわけで以下のポイントをクリアするモデルを探してみることにした。

    ・飛行機への持ち込みに事前申請等不要の20,000mAhくらい

    ・パワーバンク自体への充電がスムース

    ・パワーバンクからスマホ等へ急速充電可能

    ・一度に複数の機器に充電可能

    ・PCへも充電可能

    ・パワーバンクに充電しながら出力先機器にも充電する「パススルー充電可能」

    ・以上の条件を満たして信頼性の高いメーカーの製品

     

    いろいろ候補を挙げてみて比較検討した結果、以下の製品を購入した。

    CIO SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20K (CIO.co.,Ltd)

    日本の新興メーカーによる製品だが、使用感は安定しており、表記どおりの大容量であること、海外メーカーの製品をそのまま仕入れて販売しているのではなく、日本の企業が自社で企画・設計し、独自の安全機能や仕様を盛り込んで製造管理している製品というのも良い。

     

    新たに旅行持参目的も兼ねてパワーバンク購入を考えている方にはおススメの逸品である。

  • 時間貸しのホテル➁

    インドで時間単位でホテルを予約できるアプリがあると書いたが、従前からある予約サイトもそうした時間貸し需要に対応しているものがある。例えばインドの地場のMakeMyTripもそうなのだが、利用したい時間を入れて検索できる。

    インドの予約サイトの良いところは、外資よりも掲載数が多かったり、田舎町などの宿も出ていたり、提示される金額も低めのことが多いことだ。
    不利な点としては、外国人を受け入れない宿も登録しているため、予約していたつもりが断られることもあることだ。また、インドの携帯電話番号がないと本人確認できないなど、国内需要に特化しているものもある。

    そんな中でMakeMyTripはメルアドでログインできるし、大手なのでなかなか安心のため、インドでの利用におすすめできる。

     

  • 時間貸しのホテル①

    インドの宿泊予約サイトでMiStay、Bag2bagといった時間単位の予約サイトがある。
    例えば02:00にコルカタを出るフライトで5:50にバンコク到着してからどこかにバス移動して、そのままフルに活動というような場合、前日の午後からチェックイン時間まではしっかり寝ていたい。

    インドで国際線チェックイン時間は3時間前なので23:30となる。空港すぐそばのホテルで23時くらいまで寝ることができれば、翌日はなんとかなるだろう。もちろんボトムエンドのボロ宿で一泊分払ってもよいのだが、それより少し良いホテルでぐっすり眠れるとありがたい。

    そんな宿泊客のニーズと各ホテルの潜在的ニーズを擦り合わせるような試みが上記のMiStay、Bag2bagである。いずれもインド資本だ。

    例えば徹夜フライト前に6時間くらい眠りたいという場合、一泊分支払うよりもずいぶん安く休憩に利用できるため、「汚いボトムエンドの宿で一泊分支払う金額」で、少し上のランクのホテルを利用できるわけだ。

    そんなわけで、これらのアプリをインストールして、コルカタ空港近くのエリアで探してみると、いろいろ良さそうな施設が出てくる。昼間から夜にかけて6時間くらい爆睡できると、夜行便で到着するタイで早朝からの活動は大丈夫かと思う。
    「時間貸しプランの需要とは、ラブホテル的な需要では?」と思う方は多いだろう。

    まさにそのとおり。「ビジネス向けの「時短・仮眠」という表向きの利便性と、プライバシーを求める「カップル利用」という実質的な需要の両方を満たすことで、インドで広く受け入れられているのだ。

    実は、こうした時間貸し予約サイトが出てくる前から、インド津々浦々あちこちに看板が見られ、周辺国はもとより日本にも進出している「OYO」は、従前から時間貸しプランを提供していた。

    すべてのOYOが時間貸しプラン対応ではないのだが、なにぶんOYOは「小規模ホテルが行き詰ってどうにもならなくなって頼る先」であるがゆえ。だがOYO加盟の宿泊施設のすべてが「どう見ても連れ込みホテル」的なことをするわけではない。

    しかしOYOは大方が安宿のカテゴリーであり、もっとアップマーケットな時間貸しのホテルの需要を掘り起こしたのが先述の新興の時間貸し予約サイトとなるようだ。
    アップマーケットなホテルの時間貸しについては、ずっと前から存在はしていた。例えばデリーの国際空港近くの中級ホテルでは、そうした時間貸しの料金設定をしているところは少なくないようだ。こちらも「表向きはフライトのトランジット需要」ではあるものの「不倫のメッカ」として有名なエリアだ。

    それでもある程度事情を知っている人にしかわからないため、誰もが思いついて利用できるような具合ではない。他の都市にもそうした施設は少なくないことだろう。
    そんな具合であった中で、「インドの地場資本によるラブホテル的な目的のために利用される可能性が高い予約サイト」がいろいろ出てきていることについては、ある意味注目すべきことであるかもしれない。

  • ワールリーの意匠

    ワールリーの意匠

    なぜかワールリー風モチーフで飾られた民家。なにゆえ?という思いがする。 家を守るための民俗的、信仰等を背景としたアートから、インテリア、テキスタイル、グラフィックデザイン、パブリックアートとしての視覚的アイコンへと役割がシフトしている。

    そのためワールリーとはまったく関係のない場所でこのようなデザインが散見されるようになり、スタイリッシュな幾何学デザインとして消費される一方で、「インドの美意識」や「伝統的で持続可能なライフスタイルのシンボル」のシンボルとしての意味付けがなされるようになった。

    先住民のこうした意匠がインド伝統文化を象徴するもののひとつとして扱われるというのは大きな歴史的転換と言える。

  • スクールトリップの時期

    スクールトリップの時期

    バーダーミーの石窟寺院群へ。ちょうど子供たちの学校のスクールトリップが実施されるタイミングなので、敷地内は物凄い混雑。

    ここでフランス人の同年輩の旅行者に会ったが、彼も「いやいや、これではとても見学どころではない」と嘆いていた。

    それでも団体と団体の途切れ目でなんとか窟内を見学できなくもなかった。敷地内では猿が飛び回っているが、人間の子供たちのほうが大変なこともある。とにかく騒々して遠慮もない。引率の先生方は大変だ。

    いや、大人たちも大変なのだ。混雑している階段で立ち止まって家族写真など撮るから前も後ろも上も下も詰まってしまう。

    いやーものすごい!

  • 出世する木

    出世する木

    ただの木が出世していった典型である。

    通りに面したところの木に人々が集まり井戸端会議がなされるようになると、やがて木にはコンクリやレンガで基壇がしつらえられ、人々はそこに腰掛けて語らうようになる。行商人々もそこで商うようになる。

    すると基壇に祠が作られて、プージャーリーがときどき面倒を見るようになったり常駐したりするようになる。

    そうなると、次第に祠がお寺化していく。もっとも寺院であれ家庭の祭壇であれ「マンディル(お寺)」と呼ばれるのは変わらない。街角の祠であってもたしかにマンディルであることは変わらない。

     

    街角の木としては、これは最も成功した部類に入る。きちんと屋根を持ち、神像の据えられたお堂には金属の格子も入り、きちんとカギもかかるようになっている。さらにはお堂の前に門まで出来ており、なんとも立派なものだ。

    かように出世する木もあれば、人々がゴミを打ち捨てたり小便をひっかけたりするだけの哀れな木もある。同じ道端に並ぶ同じような木でありながら、どうしてここまで差がつくのか?

    それぞれの木にそれぞれの徳性があり、それがやがて大きな差へと繋がっていくような気がしてならない。まあ、そうなるのは木に限ったことではなく、私たち人間も同様なのだが。

  • 地産地消ではない

    地産地消ではない

    バナナはカルナータカ州の地場産とのこと。この時期のマーケットでもいろいろな果物が並んでいるが、他州からのものや外国産(ドラゴンフルーツ)などが多く、温暖なカルナータカといっても、地場産はさほど多くはないようだ。広いインド各地が相互依存しているからこそ、マーケットに豊富な量の果物が供給されることがよくわかる。

  • バーダーミーへの移動

    バーダーミーの宿に着いた。ビーダルからたいした距離ではないので4時間程度かと思ったら、途中ビージャープル、バガルコートと2回乗り換えなくてはならなかったので宿を出てから8時間半くらいかかった。

    ビージャープルからはマハーラーシュトラからバーダーミーの医科大に学びに来ている学生と乗り合わせていろいろ話を聞けて楽しかった。彼はすでに3年生だが、各地から学生が集まるキャンパスと寮での生活ということから、現地のカナダー(カンナダ)語は読み書きできないどころか会話もほとんどダメという。

    それでも事足りてしまう、やはり大学キャンパスでの学園生活という特殊性はあるにしても、なんとかなるのはインドらしいところである。ヒンディーで事足りるからだ。

    マハーラーシュトラはカルナータカと隣接しているが、言語の系統も文字も違うため、カルナータカに縁がある人でなければマハーラーシュトラではカナダー語は理解されず、カルナータカでマラーティー住民を除けば通常マラーティーは理解されないとのこと。

    インドそして亜大陸の複雑な多言語環境を繋ぐのがヒンディー・ウルドゥーであり、その恩恵は限りなく大きいのだなあと思う。

    系統の異なる南インドでも政治的な理由からヒンディーをボイコットしているタミルナードゥ州を除けばとても便利だし、同じく言語としての系統がまったく異なる北東州、ナガランドであろうがマニプルであろうがメガーラヤであろうが使えるのだ。その通用度は英語の比ではない。ほぼ誰でもOKだからだ。

    旅行においてもヒンディー語はとてもありがたいなあと感じている。英語に較べると非ヒンディー語圏でもヒンディーを理解する人の割合ははるかに高いし、英語だと拙くて人間的な会話が成り立たない相手でもヒンディーだとその限りではない。

    これが広大かつ膨大な人口を抱えるヒンディー語の州となると、「言葉が通じない人は皆無」という日本国内旅行同様の状態になるし、いつでもどこでもヒンディー語で書かれた新聞、雑誌が見当たらないことはないため、日々現地で起きていることを肌感覚で知ることもできるし、そんな出来事を話題に人々と話もできるわけである。

  • ケーキでひと休み

    「バンガロール・ベーカリー」なる人気店があり、ここのナッツを練り込んだ生地のケーキが素晴らしかった。ほど良い甘みに疲れがゆっくりと解消されていくようだ。

    普段の生活では、毎日ケーキを食べたり、ミターイーを口にすることはないのだが、やはり甘党天国のインドに来ると、とても我慢できなくなる。宿から近いので夕方にも来てみようと思う。

  • SNS

    バンコクでお世話になったマッサージ師さんとときどきFBやラインでやりとりしている。年に数回程度、イサーンの故郷に里帰りして家族やお子さんに会っているようなので、なかなかそうあるものでもないらしい。

    サービス業の人たちは往々にして人がヒマで遊んでいるときに忙しいもの。若いのに2児を抱えるシングルマザー・単身バンコクで仕事となると距離もあるし大変だなあと思う。田舎では母さんが彼女の子供たち、つまり孫の面倒を見ているそうだ。

    彼女自身は、都会的で普通におしゃれな感じの人だけど、FBで見かける本人の実家での投稿には飼っている水牛でお子さんたちが遊んでいたりするので、バンコクでの姿との落差に最初は驚いた。

    旅行者等相手の仕事の人たちで、旅行代理店の人であれ、宿の人であれ、街なかで知り合った人であれ、昔であれば「いろいろありがとう!コプクーン!」で終わりだったが、「ああ、この人は面白いなぁ!また次もぜひお会いしましょう!」とSNS等の連絡先を交換すると、その後の日常をお互い垣間見ることもあったりして、なかなか楽しい。

    仕事場の人たちとの食事会もときどきあるようで、私たちのそれに似ている。私たちの世界は繋がっているようでいながらも実は分断されているのだが、それでもなおかつ気持ちや想いは繋がっているものと信じたい。

    私もときどきバンコクには立ち寄るので、訪タイの前には「今度お店にいきますね」と連絡している。たまたまお休みだったり、それこそ帰省しているタイミングだったら残念なので。やはりこんな形で繋がっていると、いろいろ助かるなぁとも思う。

     

  • ナーナー・パーテーカルの逝去

    ナーナー・パーテーカルの逝去

    Ankush(1986年)、Pratighaat』(1987年)、Parinda(1989年)、Krantiveer(1994年)、Agnisakshi(1996年)Khamoshi: The Musical(1996年)Ab Tak Chhappan(2004年)、Apaharan(2005年)、Welcome(2007年)、『Raajneeti』(2010年)等々の出演作で高い評価を得てきたインドの名優、ナーナー・パーテーカルが滞在先のゴアで急性心不全により亡くなったとのこと。

    私にとって国や地域を超えて、世界で最も好きな俳優さんのひとりだった。

    ご冥福をお祈りします。

    Outspoken Indian actor Nana Patekar suddenly dies at 75 (BBC)

     

  • キリスト教徒となった死後もカーストが・・・

    インドのクリスチャン人口約2,800万人のおよそ7割をダリットの人たちが占めるというのもすごいが、総人口に対して、それほど小さなコミュニティーであっても、「自国内に2,800万人のクリスチャン」ということは、世界でもそこそこの「クリスチャン大国」でもある。

    しかしそんな具合でも、ダリットであることが、ダリット以外のクリスチャンと一緒の墓地に葬られることについて、大きなハードルがあるのだという。

    単に差別であるということだけでなく、社会的、経済的地位に相当な格差があるということでもあるのだろう。

     

    Even in Many Churches, India’s Caste System Lasts Into the Grave (CHRISTIANITY TODAY)

    Even in Many Churches, India’s Caste System Lasts Into the Grave