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カテゴリー: sports

  • 店も成長する

    店も成長する

    ニューデリー駅に着いたが本日は乗り換え。サラーイ・ローヒラー駅からの出発前にデリーの常宿向かいのCafe Festaでランチ。潰れて別の店が入っているのかと思ったら、店内リニューアルしてずいぶんモダンになっていた。しかも味わいも大きくグレードアップ、そしてお代も相応にプライスアップ!

    よく目にしてきた店がなくなってしまうのはちょっと寂しいけど、よく利用した店が成長したのを目にするのは嬉しい。

  • もうひとつのワールドカップ

    国として承認されていない地域の代表たちが参加する大会。チベット代表選手たちには大いに頑張ってもらいたい。

    チベット代表に限ったことではないかと思うけれども、みんな仕事を持っているため選手を招集しても来られるとは限らず、チームのマネジメント側も大変らしい。

    そして他国から合流する選手もいるし。もとより資金集めからして容易ではなく・・・という具合であることダラムサラにあるをTNSA(チベットナショナルスポーツ協会=事実上のチベットサッカー協会)事務局でお話を伺ったことがある。

    それでもサッカーこそがチベット亡命社会では心の支えになるのだとも。

    インドにおける亡命チベット人社会で「ナショナルスポーツ」とはクリケットではなくサッカーであるとのこと。クリケット大国インドでチベット人が同じことをやってもなんぼのもの、ということに加えて独自性とより多くの国々との交流の可能性となると、やはりサッカーであるらしい。

    年に一度、ダラムサラではインド各地のチベット人コミュニティ代表が参加する全国大会「GCM Golden Cup」が開催される。

    個人的に興味があり、開催時期に滞在して選手たちから話を聞いてみたいと考えている。

    TNSA Dharamsala

     

  • ご神木と祠

    ご神木と祠

    ご神木がそこらにたくさんある。当然、それらには待遇の差あり、若干の神性を帯びてそのまんまという木もあれば、このように立派な祠が寄進される場合もある。

    その祠も大小様々で、ちゃんと壁や屋根まで揃えて、中に祭司が常駐するまで出世するものもある。

    もはやそうなると祠ではなくお寺である。もっともただの祭壇であっても「マンディル(寺)はマンディル」なので、本質的な違いはないのかもしれない。

    それでもやはり「霊験あらたか」であればこそ、大きく成長するのであろうし、お参りする人々と神様なるものを繋ぐブローカー(祭司)の口先三寸で、さらに収入を伸ばすこともあるだろう。

    神様の側にこうした仲介者が関わることで、その神様は純粋な信仰の対象としての役割だけではなく、仲介者に富と恵みをもたらす商品としての役割をも担うことになる。

    当然、仲介者は収入を得る手段として、その仕事を遂行しているわけである。その人の能力や喋りの巧みさにと釣り合いの合わないものであれば、収益のために他の手段を講じるだろうし、順調に富をもたらしていれば、得たものの中からそのお寺の見栄えをさらに良くして、さらなる支持を広げるためだ。

    宗教活動の背景にはそれを支持する経済的動機と所属意識があるものなので、プロスポーツのチームやクラブの運営などとかなり共通する部分があるように思っている。

  • 非居住の外国人でも使えるUPI Payment Interface (Unified Payments Interface) ①

    インドの中央銀行(Reserve Bank of India)の監督下にあるNational Payments Corporation of IndiaによるUPI Payment Interface

    日本で言うところのいわゆるスマートフォン決済アプリだが、日本のそれと異なるのは、個々が利用している異なる決済アプリからUPI(Unified Payments Interface)を通しての支払いとなるため、日本のように支払対象となる店が「PayPayには対応しているがLINE Payは不可」とか、「楽天ペイとLINE Payのみ」などということはない。消費者の立場からすると、インドのシステムのほうが日本よりもはるかに便利で進んでいるように思える。

    ただし、非居住者の外国人はこれを利用することはできず、日本のように「コンビニで現金でチャージすることができる」みたいなザルのような扱いはない(そのあたりの日本の緩さは「マネーロンダリングの温床となる」等々で、海外から批判がある)ため、旅行者の立場では利用することができない。

    ネット上では、Paytmに対して一部のデビットカードでチャージできたとか、アメックスのクレジットカードでもできたというような話は散見されるのだが、基本的にはインド国外発行のカードは対象外と聞く。私自身もそうしたインド国外発行のカードが使用できた経験はない。

    しかしながら最近、「Cheq」というインドで非居住用の決済アプリができたとのこと。初期費用で999Rsもかかるとか、アプリのアクティベートのためにオフィスに行かなくてはならないとか面倒な部分もある。

    【続く】

  • 琉球空手道場

    琉球空手道場

    ムルッドの宿の近くに「琉球空手」の道場があり、子供から若者までがそこで習っている。なぜ空手でなくて琉球空手なのかわからないが、日本からマハーラーシュトラ州の田舎町ムルッドまで武道が伝わっているのはうれしい。

  • アレッピーのスタジアム

    アレッピーのスタジアム

    宿泊先のすぐそばにスタジアムがある。こうした円形の建物を目にするとワクワクするものである。

    ちょうどピッチへの入口が開いていたので、これからピッチに向かう選手になった気分で入場してみたのだが・・・。

    小石がゴロゴロ、雑草も生えたただの空き地という風情でガックリ。ゴールがあるからにはフットボールの試合で使われているはずだが、これは残念だ。

  • 印パ激しい衝突へ

    ・・・といってもクリケットの話。

    インドで自国開催のクリケットのワールドカップ。ちょうどナウラートリーのタイミングでパキスタンと対戦。インドのファンたちにとってもは勝つ以外考えられないカードのはず。

    明日の大一番を前に、全国から人々が集まる旅客需要急増に対応するためにムンバイ・アーメダバード間などでは特別列車まで出るそうだ。アーメダバード市内の宿泊施設はすでに満杯、料金は何倍にも跳ね上がっているとのこと。

    そんなわけで何とか宿泊しようと、市内の病院では地域外の人たちによる健診(泊りがけでの健診というプランがあるそうだ)の申し込みが殺到し、関係者は困惑しているらしい。つまり需要急増により料金が急騰したり空室そのものがなくなったりしている宿代りに病院の健診を利用しようというチャッカリ者たちが大勢いるということ。

    試合開催地となるのは、その名も「ナレーンドラ・モーディー・スタジアム」。歴史上の人物名を競技場や空港名に冠することはよくあるが、存命でしかも現役首相のモーディーは、すでにそういう突出した存在ということ。なにしろ「独立後もっとも人気の高い首相」ということだから。良いか悪いかはともかく、右翼勢力が主流はとなる日が来るとは、1980年代あたりまでのインドでは想像すらできなかった。

    パキスタンを迎え撃つには万全といった具合で、ライバルに競り勝つ前提で盛り上がっているのだろうけど、よもやここで負ける、しかも惨敗するようなことがあったら、ひどく暴れる者たち、ドサクサでともに暴れたり略奪に参加したりする者たちがたくさん出そうで怖い。

    そんな懸念はあっても、ウクライナ、パレスチナのガザ地区と悲惨な戦争が起きている中、国と国とのぶつかり合いはスポーツだけにしてもらいたいところだ。

    Cricket fans throng hospitals for overnight stay amid Indo-Pak hysteria (REUTERS)

  • 勝利の女神が降臨 W杯決勝戦

    ワールドカップの決勝戦、試合そのものの話ではないのだが、あのシーンを目にして「誰だ?あの神々しいまでの美女は?」「美し過ぎる、この世のものとは思えん!」と思った方はさぞ多かったはず。

    トロフィーを披露する役回りで、映画女優のディーピカー・パードゥコーンが出ていたのだ。美貌と見事な8頭身は言うまでもないが、背丈が175cmくらいあるので、このような場で大変見栄えがする。

    どういう経緯でここに出ていたのか知らないのだが、本大会に出場していないインドが決勝戦でこのような存在感を示したことに、侮れないものを感じた。

    昨夜の決勝戦の場に姿を現したディーピカーという名の「勝利の女神」は、120分に及ぶ両者の激しい戦いを目にして迷いつつも、最後の最後で青と水色のユニフォームの側に微笑んだ。

    だからアルゼンチンはPK戦を制することができたのだ。そして私たちはいつもなんとなく口にしていた「勝利の女神」は、実はインドからやってくることを知るに及んだ次第。

    開催地、開催時期、全日晴天、サウジアラビアの大金星、日本の躍進、モロッコの大躍進等々、異例なことが多かった今大会は、やはり歴史的な大会であったことが、最後の舞台で大きく印象付けられた。

    FIFA World Cup: Deepika Padukone unveils trophy in final – WATCH (THE BRIDGE)

  • ドーハの歓喜

    ワールドカップのグループリーグE組の日本vsドイツの一戦、誰もが予想していなかった日本による後半の電光石火の2得点による逆転勝ち。大会の優勝候補筆頭格を相手に、日本におけるサッカー史上最大の金字塔を打ち立てることとなった。

    ワールドカップに出場していない国でもワールドカップへの注目度は高く、南アジアでもとりわけバングラデシュ、そしてインドの東北部、西ベンガル州、カルナータカ州、ゴア州、ケーララ州など、サッカー人気の高い地域では熱も上がるが、このたびの日本のドイツが相手の勝利については、その前日にサウジアラビアがやはり大変有力な優勝候補の一角であるアルゼンチンに対して逆転勝ちを演じたのと同様に、驚きを持って報道されている。

    Germany vs Japan Highlights: A World Cup of upsets – Japan stun Germany 2-1 with late strikes (THE TIMES OF INDIA)

    World Cup: Japan bank on ‘insider’ knowledge (The Telegraph)

    FIFA World Cup Germany vs Japan: फीफा वर्ल्ड कप का दूसरा उलटफेर, जापान ने 4 बार की‌ चैम्पियन जर्मनी को हराया (AAJTAK)

    思えば今から29年前、1994年10月にこのドーハでアメリカワールドカップ・アジア地区最終予選の最終節、対イラク戦で2-1とリードして迎えた後半のロスタイム、コーナーキックからの得点で2-2に追いつかれて引き分けたことにより、勝点でイーブンであった韓国に得失点差で下回ったことからグループ3位となり、ワールドカップ本大会行きを逃すという惨劇が起きた。

    まさにそのピッチ上で中盤選手としてプレーしていたのが現在日本代表を指揮する森保一監督。「悲劇」から30年近い年月を経て、このドーハの地で「歓喜」を演出したことに、因縁めいたものを感じる。

    世界のトップクラスの代表を下すという歴史的な出来事となったが、目標へ到達するための通過点のひとつ。日本代表の次の試合は11月27日のコスタリカ戦、そして12月2日には、今大会の最強チームではないかと思われるスペイン代表とのゲームが控えている。グループリーグE組2位の位置を確保して、決勝トーナメントへ進出し、悲願のベスト8を達成できるよう期待したい。

  • ガチなアカーラー(道場)

    マハーラーシュトラ州のコールハープルのアカーラー(道場)を見学したことがあるが、ここは強豪を輩出する名門らしく、極めてガチなところだった。

    コロナ禍で寄附は減り、大会も開かれなくなるので賞金収入はなくなるわ、罹患者も増えるなどで、8ヶ月も休業していたそうだ。昔の安旅行者のドミよりもさらに狭苦しいところに詰め込まれての集団生活なので、クラスターでも起きれば全員道連れだろう。加えて2021年には洪水被害もあり、さんざんなコロナ禍だったらしい。

    もちろん今は活動を再開しているそうだ。近所の人たちも暇つぶしによく来ているし、見るからに強豪といった感じのペヘルワーンたちの取り組みも間近に見ることができるためお勧めである。

    あしたのジョーの丹下段平みたいな風情の親方がどっかり腰掛けて睨みを利かす中で、黙々と取り組みが進行していくストイックな空間だ。

    Before and after the July 2021 flood: a wrestling akhada in Maharashtra’s Kolhapur district (Youtube)

  • アカーラー(道場)

    アカーラー(道場)

    インドにはいろいろ見どころがあるが、早起きしたらアカーラー(道場)を見学するのが好きだ。アカーラーというのはインド式レスリング「クシティー」の道場。ペヘルワーン(レスラー)たちも様々で、道場によっては田舎から住み込みでやってきて頑張っている若者たちでいっぱいのガチなところもあれば、通いの青年たちもいる道場もあり、「クシティー」だけでなく、国際式のレスリングも同時にやっているところもある。

    また数は多くないが女性を受け入れている道場もある。デリーのチャンダギー・ラーム・アカーラーは、そんな中のひとつで、娘を連れて見学に行ったことがある。当時小学生だった娘は自分と同年代から始まって成人まで、様々な年代の女性たちが黙々と取り組みを行っている様子に目を丸くしていたことを思い出す。

    映画「Dangal」ではないが、こういうところから国際式に転向して五輪に出場したり、女子レスリングでも世界を舞台に活躍する選手たちを輩出している「クシティー」の世界。

    伝統的なのは、土というか砂地というかのリングで、文字通り泥だらけになって闘う男たち、それを厳しい眼差しで見ている威厳のある親方。リングに対して緩衝地帯やロープなどの安全装置もなく、コンクリートの柱や壁のある升の中での取り組みで、「頭打ったらどうするのか?」とハラハラしながら見学したりする。

    日本で言えば「相撲部屋」みたいな風情だが、小学生くらいの子供たちも練習に励んでいるアカーラーもあれば、各種スポンサーを得て「ガチ中のガチ」で、精鋭を集めて切磋琢磨しているアカーラーもある。こういう世界は、日本で今だに根強い「スポ根主義」と親和性が高いと思われるのだが、なぜかここにフォーカスを当てたドキュメンタリーなどは目にしたことがない。「ド根性インディア」とかなんとか題して、こういうところでガチで精進する若者たちのことを取り上げたら、けっこう評判になるのではないかと思うのだが。

    ガチのアカーラーの住み込みペヘルワーン(レスラー)たちになると、ゴリラみたいな体格をしているが、彼らの食生活はヴェジ。もちろん乳製品はふんだんに提供されるとともに、エネルギー源としてナッツ類はこれまた大量に与えられるそうだ。

    Youth of Varanasi do not like GYM | Kushti | Akhara | Varanasi Kushti (Youtube)

  • No Football, No Life

    第二次ターリバーン政権樹立後、2010年にスタートしたアフガニスタンのフットボールのトップリーグ「アフガン・プレミア・リーグ」はどうなったのかと思っていたが、やはり同政権誕生以降は実施されていないらしい。そこでプレーしていた選手たちはインドやキルギスなどのクラブに移って活動しているとのこと。

    この「プレミア・リーグ」では、選手たちへの報酬は出来高の日払いという、ちょっとビックリなもので、観客席はちょうど競馬場のような感じだったらしい。大半は賭けが目的で来ていたらしい。そんな具合なので、おそらくだが、「マッチ・フィックシング」も横行していたものと想像される。

    まぁ、それでもスポーツに人々が熱狂できるのは平和と安定あってこそのもの。ターリバーン政権下で経済的には大変でも、とりあえずの平和と安定はあるのかもしれないが、音楽などともにスポーツのような娯楽を認めないため、世界的なスポーツなのに、その国のトップリーグが消滅(ということはその下のリーグもだろう)という事態。「あれ?でも今でもアフガニスタン代表って活動しているよね?」と思われるかもしれないが、みんな国外在住選手たちとのこと。

    No Football, No Life。ここには人生なんてものは、もうないのだなぁと感じる。

    ‘No domestic league, no women’s football, Afghanistan’s future is uncertain’, says men’s coach Anoush Dastgir (Firstpost)