オンかオフかの二者択一

部屋のエアコンの効きが素晴らしいのはたいへん良いのだが、しばらくすると凄まじく寒くなってきてオフにする。
するとだんだんちょうど良くなってきて眠りに落ちるが、やがて室温が上がってきて今度は暑くてエアコンのスイッチをオンにする。
エアコン機器が壁に貼りついているものではなく、天井裏にビルトイン方式。温度調節無しで、壁の電源スイッチをオンにするか、オフにするかの二者択一とは、潔すぎるものがある。

オンかオフかの二者択一

※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

ブータン行きのバス

ブータン行きのバス。車両はインドのアショーク・レイランド社製造

地下鉄エスプラネード駅で下車。エスプラネード・バススタンドのベンガル北部方面行きブロックで、ブータン行きのバスを見かけた。

午後7時出発で、ティンプー到着は翌日午後4時とのことだ。車内にいたのは、ブータンに本社があるバス会社のインド現地スタッフ。インド人はよく平気で外国人に収入を尋ねるが、ブータンの会社からインド人社員にいくらくらい出ているのか興味があり、「いくらもらっとるん?」と聞きたくなったが、私にはそういう質問はやっぱりできない。

さて、このブータン行きのバスだが、乗車賃は、オーディナリー705Rs、デラックス1,070Rで、月曜日〜土曜日まで毎日1便ずつ出ているそうだ。

ブータンのバス会社のインド現地スタッフ

ブータン入国に際してヴィザが不要で、パッケージツアーに入るすら不要なインド人たちにとって、ネパール同様に安価で国内旅行気分のお気楽な旅行先だ。

欲しいのはインド旅券・・・。

※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

スワンナプーム空港到着

出発3時間以上前なので、少し早いかとは思ったが、すでにコールカーター行きインディゴのチェックインカウンター前には行列が出来ていた。チェックイン完了してからコンビニで食事を買ってベンチで食べる。

ターミナル内のレストランで食べると空港で食べると、1品250~300バーツくらいの値段が付いているため、サービス料だか税だか加えて1,000円くらいになる。タイの一皿は小さいので、2品頼むと2,000円くらいになってしまう。
「さあ、旨いものを食うぞ」とグルメな名店に繰り出すならともかく、空港での食事などに余計な出費をしたくはないものだ。コンビニで肉まんと弁当合わせて71バーツ。こんなもので充分だ。

ターミナルビルの1Fにはこのような食堂があるようだ。
スワンナプーム国際空港の社員食堂「マジック・フード・ポイント」 (travel.co.jp)

しかしながら空港到着、チェックインカウンター、イミグレ、搭乗口へと進む動線上にないと、面倒で利用する気にはなれない。

スワンナプーム空港近くの宿

翌日のフライトが早朝のため、チェックインは夜明けよりもかなり前となる。
そのためスワンナプーム空港近くのラートクラバーン地区にあり、ターミナルビル入口までのトランスファーが付いている宿に宿泊することにした。
このエリアにあるホテルは、どこも宿の造りや部屋の造作もとてもよく似ている。これまでいくつも異なる宿を利用したが、あまり区別が付かない。
2006年9月に開港してから、雨後のタケノコのように次々にこうした宿がオープンしたのだが、デベロッパーたちが、地権者たちに「儲かりまっせ」と売り込みをかけた結果、どれも同じようなものとなった、というような背景もあるのだろう。
カオサンやスクムヴィットのような「ホテル密集地域」といった具合ではなく、広大なエリアに、そうした施設がポツポツと点在している。昔であれば、それこそ有名なガイドブックにでも掲載されなければ、旅行者たちに知られることもなく、たちまち経営難に陥ったはずだ。
ちょうど旅行予約サイト隆盛の時代を迎えてからであったので、売り込む側にはそうしたセールストークもあっただろうし、地権者側としても納得のいくものであったのかもしれない。
実際のところ、あまり大繁盛というような状況ではないどころか、混雑している様子を目にしたことがない。市内の宿と異なり、あくまでも早朝・深夜の乗り継ぎ用宿であるがゆえに、連泊する人はほとんどいないため、経営は厳しいものと思われる。
昔からあるドンムアン空港界隈では、ネット出現以前から大小の宿泊施設がターミナルビルからの徒歩圏に集中しているのとは対照的で、スワンナプーム空港の場合は宿泊費が大変高額なNovotel Bangkok Svarnabhumi Airportか、ターミナル内にあるカプセルホテル(これまたカプセルホテルとしてはずいぶん高い)以外は、空港からクルマで移動する距離にある。ラートクラバーン地区にある飛行機乗り継ぎ用のいわゆる「トランジット・ホテル」の多くは「空港からの無料送迎付き」であることからも、スワンナプーム空港近くの宿が過当競争にあることが窺える。

T.T. GUEST HOUSE

ホアランポーン駅

Charu Mueang Roadから右手の路地に入ったところ。
路地に入るところには「24時間営業の屋台」があった。
T. T. Guest House跡地。高架下の駐車スペースになっている。

かつて人気のあったバンコクのT.T.ゲストハウス。ホアランポーン駅まで来たので、なつかしの場所がどうなっているか見てみることにした。道路建設による立ち退きで移転してからも、けっこう繁盛しているようだが、そちらを利用したことはない。
ホアランポーン駅近くにあったので便利であったことはもちろんだが、1Fのレセプションがあるフロアーには、いつでも好きなだけ座っておしゃべりをしたり読書をしたりできる広くて清潔なスペースがあり、宿泊者同士の交流が大いに楽しめた。所望すれば飲物や食事を注文することも出来たのだが、何か注文しなくては、そこに居ることはできないというわけではなかった。あくまでも「ロビー」という扱いだった。
多くの宿泊客が利用するのは低廉な料金のドミトリーだったが、ベッドを無理やり押し込んだような具合ではなくスペースにも恵まれていた。共用のトイレ/シャワーについても、数はふんだんに取ってあり、繁忙期でも順番を待つようなこともなかった。もちろん個室も用意されており、予算に応じてチョイスが可能であった。しかも隅々までピカピカに清掃されていたので、文句の付けようもない。
規模の大きなYMCAやユースホステルのようなスケールと健全さだったのだが、家族経営のためフレンドリーでアットホームな雰囲気。
すぐ近くにあるチャイナタウンの楽宮旅社、ジュライ・ホテルとは予算面では重なるが、タイプの異なる旅行者が集っていた。(チャイナタウン派でも楽宮とジュライでは利用客が違っていた。)
古い記憶をたどって・・・というほどではなく、ホアランポーン駅からごく近く、ラーマ4世通りを東側に進んですぐの交差点でCharu Mueang Roadへ右折し、右手路地の中にあった。路地に入る手前には、24時間営業の屋台があった。おそらく夫婦で交代して切り盛りしているのだが、どちらも疲れて倒れそうな顔をして調理しているのが気の毒だったので記憶に残っている。
ホアランポーンの駅前エリアについては、かつては田舎から出てきた女性たちが地面にゴザを敷いて、思い切り身体に悪そうな着色した酒を飲ませていたが、もうそんな雰囲気はない。
小洒落たブティックホテル、洒落たカフェなども駅前に見られるが、駅前からラマ4世通りを少し東に進むとYoutubeで「1970年代のバンコク」で検索すると出てくる動画で見られるような崩れかけたような汚い食堂も実はまだポツポツと健在。そんなところで汁そばをすすったら、往時を思い切り偲ぶことができるだろう。