墓場にあるチャーイ屋

グジャラート州アーメダーバードにある「ニューラッキーレストラン」というチャーイ(と軽食)の店。1949年創立の老舗。ムスリムの墓地でチャーイを出していたら(おそらく露店で)、どんどん商売が拡大していって、いつの間にか店が墓場をカバーすることになってしまったという変わり種。露天だったはずのこの場所は建物の中となり、墓と墓の間にいくつもの席が設置されているが、それでも当時からあったのであろう木がそのまま生えているというおおらかさ。きれいに手入れされた墓には花が供えられ金属のレーリングで保護されるなど、大切ニされていることが見て取れる。動画に出てくる男性のコメント、「ここは墓は墓だけれども、ちゃんと花を供えたり大切にしていて、もはや礼拝施設だ言ってみればダルガーみたいなものだ。」というコメントも良い。チャーイ屋の屋号もそうであるように、お客たちからも「縁起の良い場所」と認識されているのも面白い。このチャーイ屋をいつか訪れてみたい。

Game of Gujarat: Tea shop at graveyard (Zee News)

街角のよろず屋の風景

極小の間口、中で店主が椅子にでも座るとそれでいっぱい。

そんな小さな店ながらも、なかなかの品揃えの雑貨屋さん。限られたスペースを「店舗兼倉庫」としてフル活用。先入れ先出しで品物を効率よく回転させていくこうした店はカッコよくはないかもしれないけど、ある種の機能美を感じる。店頭で何かを頼むと、迷うことなく数秒後にはカウンターの上に「ほらよ!」と出てくるものだ。

もちろん店主の人柄、性格にもよるので、狭くてかつ埃だらけだったりするところもなくはないものの、たいていは上手に切り盛りしている。

おそらく父親から教え込まれたこと、自ら経験して得てきたことなどが、店内に反映されているのだろう。

長年立ち寄ることが多い街角では、そんな店の中にいる人が年配男性からいつの間にか若者になっていて「代替わりかな?」と思ったり、まったく別の店に入れ替わっていることに気が付くこともある。

いつも同じに見える一角も、実は日々少しずつ変化している。ちょうど店の中の品物がお客に売れて新しい商品が入荷したり、製品が廃版となり、後継商品が発売されたりという具合に、街角の中身も入れ替わっていくものだ。

いろいろな人やモノがぎっしり詰まっているのもまた、街角のよろず屋さんのたたずまいに似ているように感じる。

内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

ハザーリーバーグの食事処

ハザーリーバーグの食事にはまったく期待していなかった。宿泊施設はとても快適なところが当たり、こういうホテルならば旨いものを出すレストランは併設していても、ここは田舎町なので外にはダーバーしかないだろうとタカをくくっていた。

ホテルの隣にある「ムグライ・ミルチ」というレストラン

 

「時間がないので、すぐに出てきて食べられるものを」と注文したライスとダルフライ。これだけで大変美味しかったので料理の腕・質ともに高いことがわかった。
夜も再訪した「ムグライ・ミルチ」

ところがどうして、ホテルから徒歩圏内にいくつもちょっとアップマーケットで美味しいものを提供するレストランが複数あるのだ。嬉しい誤算だ。

「NEW FRONTIER BAKERY」の上にある「Frontier’s Cafe」も良かった。
田舎町にはそぐわない感じの洒落た店内
チキンロールがオススメとのこと。
宿泊費に込みのホテルの朝食。シンプルだがとても良質であった。

また美味しいケーキを作って販売している店もあり、食後の散歩がてらデザートを買いに出るのも良い。店番をしている女性もフレンドリーで世間話をするのが楽しい。

ケーキの製造・販売をしている店。開いているときに撮影しておけば良かった・・・。

田舎町なのに、食事情もなかなか好ましいハザーリーバーグである。

 

内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

美味しい口直し

レストランで、伝票が出てくるあたりで一緒に出される食後の口直しのウイキョウ。もともとはウイキョウのみであったり、角砂糖やザラメを混ぜて出していたりしたものだが、近年は香りや味を付けた個性的なものがよく見られるようになっている。

あるとき、糖衣処理された八角の混じったものが出てきて大変美味で、ひと匙、ふた匙では飽き足らず、次々に口に運んでいるうちに、「ハッ」と気がつくと器に入っていたものの半分以上食べてしまった。下手すると「完食」「お替り」しかねないので、今後は気を付けようと思う。

以前、グジャラート州でこのウイキョウの加工品の専門店がいくつも集合した一角があり、とれもこれ専業で儲けているだけあり、驚くほど美味かった。買って宿に戻ってからツマんでみると、もう止まらなくなり、部屋で完食してしまった。糖分が多いので注意だが、ウイキョウの香りの良さとあいまって、クセになる。

グジャラート州ラージコートの専門店にて

内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

フォート地区の「TASTE OF KERALA」

カッパーをイワシの煮物とともに。ボンベイのフォート地区のケーララ料理店にて。この取り合わせは、なかなか見栄えがする。ともに鮮やかなオレンジ色と黄色。歯の間にグサグサと入ってくる小骨を感じながら、ホクホクのカッパーと塩味の効いたグレイビーのコンビネーションを楽しむ至福の昼下がり。

TASTE OF KERALA (Zomato)

内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。