ピッツァ・ドーサ

ムンバイの引き売りドーサ屋さん。100Rsのピッツァ・ドーサとのことで変わっている。。売り物もそうだが、コンロを搭載して鉄板で焼き上げるにもかかわらず、四輪の移動式露店ではなく、二輪の自転車で営業というのも個性的。

「これで四半世紀やっている」と言っているが、材料を入れた金属缶のフタがまな板になるというコンパクトさからわかるように、ミニマムな装備でマキシマムな実力を発揮しているようだ。インドのストリート・フードのプロフェッショナル。

Mumbai Man Selling Dosa on his Cycle (FacebookのStreet Food Recipes)

 

マニプリー・ターリー

ダールやジャガイモなど、インド各地で見られる食材も多様されること、ターメリックも使用されるので、視覚的にはインド料理のように見える。

特徴的なのは、竹葉を折って作った風雅な皿、料理に使われている油の量が少ないこと、味付けに豆や魚を発酵させたものが使われていることなどだ。乳製品はほとんど、あるいはあんまり使用されていないのではないかと思われる。

食してみると、インドらしからぬ味覚で、東南アジア的、あるいは東アジア的ともいえる臭みのある食事は、日本人の私にとっては親しみをおぼえる味だが、地域外からやってきたインド人や西洋人は苦手かもしれない。

インドのように見える部分があるが、味わいはずいぶん異なるというのは、まさにマニプルという土地を象徴しているかのようでもある。

当たりはずれ

南インドを離れると、マサラドーサは当たりハズレが大きい。こちらはデリーのサライロヒラー駅前で列車待ちの時間潰しのために入った店での「ハズレ」のドーサ。

やはりこれを日常的に食べる食文化圏ではなく、厨房の料理人も北インドやネパールの人で「あまり食べた記憶はないし、この店で働くまでドーサを作ったことさえなかった」となると、インドにおける多くの「中華料理」のごとく、キビシイものがある。。

それはともかく、ドーサは「小腹が空いたときにちょうど良い」「おやつにぴったり」と思う方は多いようだが、実はヘビー級カロリーのひと皿。「ふたつで1日分のカロリーが補給できる」とのことだ。栄養補給には、たいへん効率が良過ぎる。