個人的にはインドのウイスキーはあまり感心しないのだが、安くてもイケるのはラム、やはりオールドモンクだよなぁといつも思う。通りかかった酒屋で見てみると、「Old Monk The Legend」というのがあった。ハーフボトルなのにちゃんと箱に入っており、開封せずにオブジェとして保存したい気がする。なかなか芳醇で良い味わいであるのはいつも通り。


個人的にはインドのウイスキーはあまり感心しないのだが、安くてもイケるのはラム、やはりオールドモンクだよなぁといつも思う。通りかかった酒屋で見てみると、「Old Monk The Legend」というのがあった。ハーフボトルなのにちゃんと箱に入っており、開封せずにオブジェとして保存したい気がする。なかなか芳醇で良い味わいであるのはいつも通り。
チトラクートからプラヤーグラージに戻ってからの夕食、人気の店にはひと目見てわかるオーラがある。お客さんがたくさん居て売れまくってるから煙の量が近隣の店と全然違う。
お客はあまり入ってないのだが、界隈にはマールワーリー食堂というのがいくつかあった。マールワーリー=大商人のイメージがあるかもしれないが、大半は普通の庶民たち。
いずれも「マールワーリー・ボージナーライ(マールワーリー食堂)」と書いてある店で、屋号「シヴ・シャンカル」と「シャンカル」が並んで火花を散らしているのか、それとも仲良くやっているのかは不明。
このあたりは甘味類も充実。マラーイー専門の店もいくつかあり、これがたいへん美味しいのでハシゴするのも楽しい。
プラヤーグラージ駅の北側は宿は多く、食堂もヴェジ、ノンヴェジいずれもたくさんの店が並んでいて便利だ。また酒屋もあるので便利である。
プラヤーグラージでの宿泊先は、なぜか鉄道敷地内(駅敷地へのエントランスの内側)にある。プラットフォームへの階段が真裏だし、建物の並びのスペースはすべて駅建物の張り出し部分や車寄せや駐車場。
構内アナウンスや汽笛が手に取るように聞こえるし、食事後や寝る前にフラリと駅ホームに出て入構している車両、切り離されてどこかへ進んでいく機関車、乗降客や見送りの人々などを見物できるのも楽しい。
あまり暇な駅だと退屈だが、ひっきりなしに出入りのあるプラヤーグラージくらいの駅であるのもありがたい。
今どきのこうした駅の食堂では案外旨そうなテイクアウェイのターリーのパッケージも売られている。鉄道駅というのはワサワサした空間だが、そこで食事してチャーイを飲んだらほんの数分で快適な部屋に戻ることができるというのも良い。
プラヤーグラージではちょっと良いホテルに泊まっているのだ。
ジャムーン売りがいた。インドの果物ではこれが一番好きだ。
しかし大変足の早い果物で、買ったその日に食べないと、ブヨブヨ、シワシワになり、とても食べられなくなる。
売り手には「ちょっとそこで用事を済ませてからまた来るね」と言ってそこを離れたのだが、しばらく路地歩きをして戻ると、そこにはすでにいなかった。どうやら売り手も足が早いらしい。
(内容は雨季の時期のものです。)
なんでもかんでもハーンディー(素焼きの器)に入れると売れるご時世らしい。こちらはバーティー・チョーカーの看板だが、その中でキールとダールがハーンディーに入っている。近年はビリヤーニーやラッスイーなどもそのような器に入って販売されることが少なくないし、変われば変わるものである。
素焼の器であることから、外国人はそうしたものを目にして「かつてそうであったもの」が復古していると思い違いをするようだが、実はそうではなくて「もともとそういう具合ではなかった」ものが、風雅さを見出されて広がっているのが目下の現象なのである。