コタヤムのバススタンド

アレッピーからバックウォーターを船で進んでいき、コタヤムに着いた。また同じ船でそのまま折り返そうかとも思ったが、それでは芸がないし時間もかかるので、アレッピーへはバスで戻ることにした。

とりあえずはバススタンド近くで食堂に入って腹ごしらえ。ビーフビリヤーニーを注文してみる。やはり改めて肉はビーフが最上であると再確認した次第。

バススタンドではコレクター用お宝グッズ的に行先表示版がディスプレイされていた。いか、これはディスプレイではなく業務で使うのでセッティングしてあるのだ。

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待っていたバスがやってきたので乗り込む。こういう車両は「窓ガラスなし」の完全開放型がベスト。窓ガラスを必要としない環境というのは素晴らしい。雨のときにだけゴム引きの蛇腹を下ろすというシンプルさ。窓から入ってくる健康的な風がとても心地よい。

アレッピー・コタヤムのバックウォーター

 

出発時間を確認
出るまで少し時間があったのでジェッティー裏手の食堂で腹ごしらえ

アレッピーのジェッティー。たぶんこの様子は1980年代と少しも変わらないし、船の様子やバックウォーター地帯の人々の往来のための水上バスとしての役割も変わらないことだろう。

ただ違うのは特別にしつらえたリクライニングシートと広々としたスペースを備えたツーリストボートがたくさん往来するようになったこと。そしてそれらをハイヤーして水際や水路の風景を楽しんでいるのは主にインド人観光客であること。良い時代になったなあと思う。

ツーリストボート

私にとっては、バックウォーター地域の「水上バス」としてのローカルボートが楽しい。昔々にクイロン・アレッピー間で乗船したときは、バックウォーターの水路がどんな具合に連なっているのか見当もつかなかったが、今はスマホで俯瞰できるのがよい。

感心するのは水路がピシッと定規で引いたように直線的な部分が多いこと。そして護岸もしてあるなど、人が手をかけて管理してきたものであることがわかる。バックウォーターの広大な眺めから水路に入ってきた。

護岸が施されている。

果てしなくどこまでも護岸がなされている。雨季のボートも良い感じかもしれない。強く降ると船内に吹き込んでくるのだろうけれども。良い景色を楽しんでいるうちに、単調でだんだん退屈になってくる。それでも緑豊かなこの景色はすばらしい。

バックウォーター沿いに住宅や集落が点在している。日々の生活にはちょっと不便だろうし、雨季にはかなり大変かもれしない。高潮などで水没したりなどしないのだろうか。

やがて路地みたいな細い水路に入ってきた。このあたりになると「水郷柳川」にホントそっくりだ。

ちょっと柳川を思わせるものがある。

バスの余生

ケーララ州では廃車後に改装してカフェや店に変身させたものをしばしば見かける。コッラム(クイロン)のバススタンド脇にもPink Cafeというピンク色にペイントされたバス中がカフェになっているものがあった。バススタンド付近にはもう1台、店に転用されたバスが置かれている。これらは女性の地位向上を目指す団体Kudumbashreeによる試みで、「restaurant-on-wheels」と称して2020年11月に開始されたものである。

宿の予約に失敗

アレッピーの宿をbooking.comで予約した。しかし予約後の連絡をよくよく見ると2,000Rsもするのにドミであることにショック(シングルルームのつもりであった)を受けたが、さらにショックだったのは「女性専用」とあることだ。

慌てて連絡先に電話してみるが、そのホテルそのものではなく、ホテルグループの各地にある施設を集中管理しているところであった。事情を話して男性用のドミか個室に振り替えてくれるよう依頼するが空きがないとのこと。それでもキャンセルすると2,000Rsかかると言われて困惑する。

こちらの確認不足のせいではあるため私自身に責がある。特に「返金不可」となっていたため、もっとしっかり確認すべきであったが「あと1部屋」などと表示されているので焦ってしまったようだ。

施設名、利用した予約サイト、予約番号を伝えると、「申し訳ないんですが、キャンセルできません。まだ請求は上がってきてないんですが、おそらくまもなく・・・」との一点張り。男性用ドミやシングルルームも満室で空きがないという。

Booking.comに電話してみたが結果は同じ。仕方なくbooking.comに用意されているメッセージ機能を使って、さきほどの宿の運営会社に同じ内容でキャンセルを依頼すると、話を上役にエスカレーションしてくれたのか、まもなく回答が来て「クレジットカード決済ができなかったことにして、こちらでキャンセルしておきました。そのため課金はされませんのでご安心を」とのこと。

ほどなくこの施設から「カードの確認できませんでした。カード情報アップデートしてください」との自動連絡が入った。気を利かせてくれてありがたい。このカード情報についていじることなく、放置しておけば一件落着とのこと。

いずれにしても予約確定させる前によくよく確認することが必要だ。とりわけ返金不可という場合には・・・と深く反省。

ドミトリーといえば、昔は男女の別はなく、真夏にたまたま西洋人女性ばかりのACもない蒸し暑い部屋に放り込まれたら、みんなあられもない姿でとても困ったことがあった。なぜ全裸やそれに近い姿で部屋の中をうろうろするのか?と。

こちらは頭に血がのぼったのか鼻血まで出してしまうこともあり、恥ずかしいったらありゃしなかった。

果たして2,000Rsのドミというのがどういう感じなのかは気になるところである。日付を変えて検索してみると1,000Rs(それでもドミとしてはずいぶん高いと思う)とあるので、ハイシーズン料金らしい。女性のみのドミと男女混合のドミとあるらしい。料金からして空調が効いているものと思われるため、そんな恰好の人はいないことだろう。