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カテゴリー: camera

  • PENTAX Q7 & Q10

    PENTAX Q7 & Q10

    外観はPENTAX Q10と同一のPENTAX Q7
    Q7と2台持ちすると画角の違いでも重宝するQ10

    以前、PENTAX Q7と題して取り上げてみた「世界最小デジタル一眼」を謳うこのカメラ、昨年7月の発売日に購入して以来、愛用している。

    先代のQ10に比べて、センサーのサイズが1/2.3から1/1.7型へと大型化したといっても、画質そのものが劇的に向上するというものではなく、コンパクトデジカメと同等の大きさであることから、画質云々にこだわるほどのものではないとはいえ、それでも思いのほか写りが良いことと、レンズ交換式でまさに一眼感覚で楽しむことができるのが、Qシリーズの人気の理由だろう。

    「トイレンズ」と名付けられたチープなレンズも加えて8点のレンズを持ち歩くとしても、カバンの片隅にこじんまりと収まってしまうのがいい。冬ならば上着のポケットに全て収まってしまうという機動性も頼もしい。

    そんなわけで、ボディをもう一台買い増ししたいと思っていたので、このたび中古で購入することにした。同じQ7にするか、それともひとつ前のモデルであるQ10にするか、少々迷ったが、センサーサイズの違いから同じレンズを装着しても画角が少し異なるQ10を入手することにした。

    Q7の発売後もしばらく平行して販売されていたQ10だが、昨年秋くらいには生産終了となっており、現在は1万円強程度で購入することができる。ちなみにQ7はその倍程度の価格である。(2014年4月現在)

    ボディのデザインや重量は両者とも同一で、操作メニューもほぼ同じである。どちらもボディの色は黒を選んだので、軍艦部に刻印されているモデル名以外の外見はまったく区別がつかない。2台持ちしてもまったく苦になることのないコンパクトさがありがたい。

    私にとって最も使用頻度の高い広角ズームをQ7で常用して、その他のレンズをQ10で使いまわすか、それともQ10はトイレンズの専用機にするかは、そのとき次第である。

    写真を撮るのが趣味とはいえ、重くてかさばるカメラは億劫なので、ハイエンドなコンデジを創意工夫とともに思い切り使い倒すことを身上としている(?)私だが、やはりコンデジ単体での限界値は低い。レンズ交換して楽しむことができる「一眼式コンデジ」の存在意義は大きい。

    「インドでどうだろう?この一台!」というところで、やはりPENTAXのQシリーズはイチオシだと私は考えている。

  • 日常でも旅行先でも役立つスマホ兼カメラ

    日常でも旅行先でも役立つスマホ兼カメラ

    近年のSAMSUNGは、実に購買意欲をそそる商品を次々に出してくるものだ。昨年後半から発売されていて、日本では未発売のこんな製品が気になっている。

    Galaxy S4 Zoom (SAMSUNG)

    スマホで写真を撮る気にはならないが、もう少しマシな写りをするのならば大変ありがたい。それでもメインのカメラは手放すことはないと思うけど。

    近年爆発的に普及したスマホは、それまでのケータイと腕時計、予定帳、メモ帳、ネットブックがひとつにまとまっているという点が、世の中の人々から大きな需要を掘り起こすことになったのだろう。もちろんコンデジの需要も大きく侵食してしまっているがゆえに、安手のデジタルカメラがさっぱり売れなくなるということにも繋がっている。

    だがカメラとしての機能については、暗所での極端な弱さは言うまでもなく、画質面でも使い勝手面でも、たとえ比較の対象がコンパクトデジカメであっても、同じ土俵で勝負できるものではない。

    しかしながらこのGalaxy S4 Zoomは、本気でコンパクトデジカメとして造り込んであり、一昨年後半に発売されたGalaxy Cameraほどのものではないが、コンパクトカメラとしても、まあそこそこ使えるものとなっている。Galaxy Cameraと違うのは、こちらは携帯電話として利用できることだ。またGalaxy Cameraにおける不備な点もこちらでは改良してあり、たとえば起動時にいきなりズームレンズが前に飛び出さないようになっていたり、脆弱なレンズバリアーがガラスで保護されていたりといった仕様になっている。

    ズーム域は24mmから240mmで、F値は3.1から6.3というごく平凡なコンパクトデジカメで、絞り優先モードはなく、シャッタースピード優先モードもないという単純なモノであるが、それでもスマホにそれなりにカメラらしいカメラが搭載されているという利点が大きい。

    インドで現時点の店頭価格が3万ルピーくらいであるということは、そこから14.5%の税金を抜いた価格は2万6千ルピーくらい。免税店で買おうかな?と思ってしまう。

    ただし自分自身としては、やはりカメラとしての性能自体にもう少し向上を期待したいので、このモデルに手を出してはいない。Galaxy Cameraの次期モデルが発表となっているが、今度のモデルの通信対応はWifiのみというのは寂しい。初代機のように3Gに対応して欲しいものだ。それでもって携帯電話としての通話も可能であったとするならば、私としては即購入ということになるのだが。

    Galaxy S4 Zoomがもう少しカメラらしいカメラになるか、Galaxy Cameraに携帯電話しての通話機能が付いたら、「インドでどうだろう、この一台」ということで大いに注目できるモデルとなる。ともに5インチに満たない画面では少々物足りないものがあるが、ガイドブックもここに保存しておき、必要に応じて参照するという使い方もできるだろう。

    いずれにしても、今の日本メーカーにはない無尽蔵の体力とアイデアを感じさせるのが現在のSAMSUNGだ。スマホやコンパクトデジカメ以外にも、ハイエンドなカメラでもなかなか面白い製品を出しているので、ぜひ日本でも同様に量販店等で発売して欲しいものだと思う。

    現状では、日本国外で購入したり、あるいは海外通販等でも買い求めたりすることはできるとはいえ、故障した場合の修理面での不安は否定できない点が気がかりである。日本市場への正規ルートでの進出を期待したい。

  • デジカメから直接端末に画像や動画を転送 Eye-Fi

    デジカメから直接端末に画像や動画を転送 Eye-Fi

    Eye-Fi Mobiを購入してみた。

    通常のSDカード、SDHCカードに、スマートフォンやタブレットへの画像/動画転送機能が付いたメディアである。 カードとしての機能はClass 10の書き込み速度で、カメラへの転送速度は、まあ速くはないが、遅いと感じるほどでもなく、実用的なところだろう。

    Eye-Fiアプリをインストールしたスマホ/タブレット端末への転送作業自体は、端末のWI-FI機能を使うわけだが、モデム等を経由するわけではなく、Ey-Fi Mobiから発信される電波によってなされる。

    Eye-Fiのカードには、Eye-Fi Pro X2という製品もあり、こちらはEye-Fiのフル機能バージョンということになる。RAWデータの転送が可能で、しかもカメラからパソコンに直接転送したり、データをパーソナル・クラウドに保存したりということもできる。

    私はそれらの機能を必要としないので、撮っている最中から、撮影データをスマホ/タブレット端末にバックアップしておきたい、そこから必要に応じてネットにアップロードできたらいい、という目的に特化したEye-Fi Mobiを選択することにした。 両者の機能上の違いについてはこちらをご参照願いたい。

    撮影した端から全部を端末にバックアップしてしまう設定もできるし、撮った後から任意の画像を指定して転送するという具合にセットすることもできる。

    前者の設定の場合はデジカメも端末のほうも、バッテリーの消耗は早くなるものの、外出先でパソコンを介することなしに、そのままカメラの外部にバックアップを取ることができるメリットは大きい。画像データのメディアとしての安定性については、まだ使い始めたばかりなのでよくわからないが、特に問題がなければ通常の同容量のSDHCカードとの価格差は大きくはないので、もはやEye-Fi以外のメディアを選択する必要はない!と言い切ってしまいたくなる。

    Eye-Fi対応のカメラについては、こちらをご参照願いたい。

  • ペンタックスQマウントの超広角ズーム 「PENTAX-08 WIDE ZOOM」

    ペンタックスQマウントの超広角ズーム 「PENTAX-08 WIDE ZOOM」

    今年7月にペンタックスのQ7を購入してから、とても気に入って愛用している。旅行先にも日常生活でも常にカメラを携帯しているのだが、写真を仕事にしているわけではないので、それを持ち歩くのが苦になるようでは困る。かといって、撮影すること自体を楽しむことができないような「押すだけカメラ」なら要らない。

    近年、携帯電話の写真画質が向上してきたことから、安手のデジカメが市場に居所を失ってきており、デジタル一眼ブームも一服したことにより、「高級コンパクトデジカメ」のジャンルが充実してきているのは嬉しい。

    コンパクトデジカメの常として、レンズの焦点域に限りがあること、あまり広角から望遠までと撮影域を欲張ったモデルは画質やレンズのF値等で不利になってしまう。そんなわけで、コンパクトデジカメながらも一眼並みに幅広く使いまわせるものとなると、レンズ交換式という方向が導き出されることになるのは、最初から誰もが判っていた。

    そういう流れの中で、コンパクトデジカメとデジタル一眼の中間の需要を埋めるものとして、ミラーレス一眼が出てきたわけだが、これとて趣味で写真を楽しんでいる者が、常日頃からカバンの中に放り込んでおくにはかなり辛い。いくつかの交換レンズも一緒にとなると、写真が仕事ではないのでそれこそ不可能である。

    そんなところで、2011年8月にペンタックスQマウント機の初代モデルが出た際には、「まさにこういうカメラが欲しかった」と心躍ったものだ。この大きさであれば、複数の交換レンズとともにカバンに忍ばせておいても苦にならないからだ。当時はまだ初物であったこと、今でも決して豊富といえないレンズのバリエーションの関係もあり購入は見送った。

    その後、昨年10月に後継モデルのQ10が発売となった際にも、かなり心動かされるものがあったが、他に物入りがあったため買うことはなかったのだが、今年7月にセンサーサイズがやや大型化して焦点域がより広角側に寄った形でQ7が出てきたことから、ようやく手に入れた次第である。

    さて、このQマウントシリーズのレンズのラインナップは、このモデルの登場により8本目ということになるのだが、数千円から1万円弱程度の「トイレンズ」を除き、1万数千円台から2万円強といった程度という手軽な価格帯であったため、超広角ズームの発表がなされた際には、超広角というやや特殊なレンズであることを考慮しても、やはり廉価であることを期待していた。

    そして出てきた価格は45,000円前後であったことから、ちょっと迷うものがあった。ネットでの前評判もやはり価格について「高い」というものが多かった。それでもこれを購入したのは、現在私はペンタックスQ7をメインに利用していること、後ろに引けない場面や建物内等のスペースが限られたところなどで、有効に使えるレンズが欲しかったからに他ならない。

    店頭で、このレンズを装着したデモ機の液晶画面を覗いてみて、35mm換算で17.5mmの画角で写りこむ範囲の広さ、その割には歪みが想像以上に少なく調整されていること、撮影してみても周辺部の流れがこれまたよく抑えられていることなどが一目で判ったので、即購入することとなった。他のQマウントレンズよりも割高なのは超広角レンズであるがゆえに当然そうなるのだが、この価格に見合った性能を有しているようなので納得である。今後もっと使い倒して、他の機会に感想を述べたいと思う。

    あくまでもQ7を持っている方に限定(QやQ10の場合は広角端が21mm相当になるので「超広角」としてのインパクトがあまりない)ということになるのだが、このレンズの使い勝手は実に「買い」であり、入手して決して後悔することはないだろう。この類のレンズは通常ならばかなり大きくなるのだが、軽さと小ささを身上とするQマウントレンズだけに、わずか75g。決して邪魔にもならない。

    そんなわけで、買ったばかりのこのレンズで、東京のお茶の水にあるニコライ堂を試し撮りしてみた。

    ここ数日間は、ペンタックスのQ7で、こればかり常用することになりそうだ。

     

  • SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

    SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

     

    SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

    今年6月下旬に発売となって以来、とても気になっているレンズがある。

    18-35mm F1.8 DC HSM (SIGMA)

    APS-C用のレンズだが、35mm判換算でおよそ28-53mmという画角。これ一本でなんとかオールマイティーにという訳にはいかないが、ズーム全域でF1.8というのが凄い。単焦点レンズ数本分の画角をカバーするとともに、その間の画角も自由自在となれば、思い切り割り切って、このレンズだけ装着してインドで思い切り撮りまくってみると、さぞ楽しいことだろう。

    必ずしも「サードパーティーのレンズ=純正品に対する価格優位性」ではなく、しばしば「純正品にはない超絶性能」で勝負できるのは、さすが自社一貫生産方式の「日本製」にこだわるSIGMAブランドである。

    日常も旅行の際も「軽量・コンパクト」で、いかに写真を楽しむことができるか、ということにこだわる私としては、用途の割には決して小ぶりとはいえないこのレンズに食指を伸ばすということは、ポリシーに齟齬をきたすものの、唯一無二の製品を世に送り出した企画力と現場の「職人力」に敬意を表して、「インドでどうだろう、このレンズ!」として取り上げることにいたしたい。

  • PENTAX MX-1

    PENTAX MX-1

    PENTAX MX-1

    indo.toでは、ごくたまに私が個人的に「インドでどうだろう、この一台?」と思う新製品のカメラを取り上げているが、このところその頻度がやや高いのは、それだけコンパクトながらも魅力的な製品が出てきているからだ。

    カメラ機能を備えたスマートフォンの普及により、安易な廉価版のデジカメが市場から駆逐されつつあるため、コンパクトデジカメが本格的な機能を持つハイエンド機のほうにシフトしているという背景がある。

    別に購入を検討しているわけではないし、用途や性能が重複するカメラを持っているので今年5月の発売時には特に関心もなかったのだが、実機に触れてみると予想外に良さそうで、ちょっと気に入ってしまったのがPENTAXのMX-1。

    35mm判換算で28-112mmのズームを搭載。F値は1.8-2.5と明るいレンズで、操作性も良好なようだ。こういう「ちゃんとしたカメラ」が売れ筋となることは非常に喜ばしい。

    ペンタックス「MX-1」、1/1.7型CMOSと明るいレンズの描写力に満足! (NIKKEI
    TRENDI NET)

  • Pentax Q7

    Pentax Q7

    PENTAX Q7

    ペンタックスのQマウントの三代目がついに7月5日に発売となる。

    現行機のQ10とサイズ、重量、バッテリーは同一ながらも、センサーのサイズが1/2.3から1/1.7型へと大型化し、交換レンズの画角も35mm判換算で5.5倍相当から4.6倍相当へと変更となる。

    廉価版コンパクトカメラと同等のサイズの小さなセンサーを搭載している割には、思いのほか写りは良好であるとして評判であったQ10ならびにその先代のQだが、センサーが大型化することにより、画質が向上することが期待できるし、暗所にも強くなることだろう。もちろんメーカー側としても群を抜く小型軽量さ(機動性)と表裏一体の関係にあるセンサーの小ささ(画質面の不利)についていろいろ検討した結果、こういう選択をすることになったのだろう。

    画角の変更により、標準ズーム(F2.8-F4.5)の広角端が35mmの判換算で約27.5mmから83mmであったところが、Q7では23mmから69mmとなり、望遠ズームの望遠端(全域でF2.8というのは特筆すべき!)については、Q10までは83mmから249mmであったものが、Q7では69mmから207mmとなる。単焦点(F1.9)のレンズについては、47mmであったものが39mmに変更となる。

    総体として広角側に寄ることになり、私としてはそちらのほうが好みではあるものの、人によっては不満に感じる場合もあるだろう。新型機で使用した際の画角変更に伴い、さらに望遠側に特化したズームレンズも近い将来Qマウントのレンズのバリエーションに追加されることもあるかもしれない。

    もともと小型で軽いことがウリのこのカメラなので、Q10あるいはさらにその先代機のQと合わせて二台持ちで出かける人も多いのではないかと思う。異なる画角であるがゆえの使い手がある。

    これまで7種類レンズが発売されており、魚眼やトイレンズといったチープなテイストの面白レンズもあり、総じて通常のデジタル一眼カメラの交換レンズに比べるとかなり安価である。サードパーティーのレンズは発売されておらず、レンズのバリエーションに限りがあることから、アレもコレもといろいろ物欲が生じないのはいいかもしれない。

    そんなわけで、数量限定(公称1,000セット)のコンプリートキットというのはなかなかいいと思う。このセットで用意されているボディの色はブラックのみだが、Qマウントのレンズ7種類すべて用意されていて、おまけに本来は別売りとなっているレンズフードも付いてくるし、このすべてを収納できるというカメラバッグも含まれている。これらをすべてバラバラに量販店で買う場合と比較すれば、2割くらい安く済むようだ。

    すでにQやQ10を使用している人たちは、こうしたレンズの多くを所持していることだろうから魅力は感じないことだろうが、初めてQシリーズに手を伸ばして使い倒してみようという向きには最適だ。

    ペンタックスにとって、Qマウントのユーザー層の拡大は、同社のデジタル一眼の主力であるKマウントの売り上げにも貢献するものである。マウントアダプターを介して、Kマウントのレンズを装着して使用できるためである。

    Kマウントのカメラが採用しているセンサーのサイズは1/1.7型であることから、Kマウントのレンズを使用すれば、500mm、1,000mm以上といった物凄い超望遠に相当することから、通常のデジタル一眼を使っていては望むべくもない体験をすることが「安価に」可能となるのがミソ。

    そんなわけで、「もともと他社のデジタル一眼を使っていたが、携帯用にペンタックスのQシリーズに手を出してみたら、いつの間にかペンタックスのKシリーズも使うようになっていた・・・」という例も少なくないのではないかと思う。

    まだ実機に触れていないため、正直なところ何とも言えないのだが、久々に「インドでどうだろう、この一台??」ということで取り上げてみることにした。

  • GALAXY NX

    GALAXY NX

    SAMSUNG GALAXY NX

    2012年11月に、韓国のSAMSUNGから、Android搭載で3GやWifiでインターネットに接続できるGALAXY CAMERAが発売されているが、このたび同社から同様にAndroid OSを積んだミラーレス一眼カメラが発表された。センサーのサイズはAPS-Cで、交換レンズは13種類。

    本格的なデジタル一眼にAndroidが搭載されたモデルというのは、おそらく世界初ということになると思う。私が持っているのはGALAXY CAMERAだが、カメラそのものがインターネットに繋がっているがゆえの利便性をヒシヒシと感じている。常時通信していることになるので、電池の持ちが気になったりはするものの、もはやこれなしでは居られないと思うほどだ。

    しかしながらカメラの操作性自体はまだまだ改善の余地ありで、スリープ状態からの起動時間にややストレスを感じることは我慢できるにしても、操作性については何とかならないものかと思っている。露出補正、感度設定、測光設定その他をいじる際には、いちにち画面内のメニューに入っていかなくてはならないため、かなり面倒だ。つまり廉価版のコンパクトカメラと同じだ。もっともどんな状況下でもただシャッターボタンを押すだけの人にとってはこれで充分かもしれないのだが。GALAXY CAMERAについては、このシリーズの後継機が出るころには、現行のエントリー機以外にもハイエンド仕様のモデルも出してもらいたい。

    そこにきて、このGALAXY NXはなかなか面白いモデルだと思う。今後、SAMSUNGのデジタルカメラは今後順次、Android搭載というのが当たり前になっていくのではないかと思うが、同様に他社もこれに追随してくれるとありがたい。

    そうは言うものの、GALAXY CAMERAを購入して、それなりに気に入っている私ではあるが、GALAXY NXも買う日が来るのか?といえば、少なくとも今の環境では否である。SAMSUNGの日本法人ではカメラの扱いはなく、日本市場においては正規ルートの販売はない(並行輸入のみ)ため、保証を受けられないということもあるが、それだけではなく交換レンズをはじめとするアクセサリ類について、現物を見たり操作してみたりすることなく購入する気にはならないからだ。

    いわば「使い捨て」のコンパクトデジカメならばともかく、一眼の場合においては交換レンズは本体を買い換えても使い続ける、いわば「資産」である。カメラ作りにおいてSAMSUNGは日本のPENTAXと提携関係にあるとはいえ、前者のカメラに後者のアクセサリが使用できるということにはならない。

    レンズの光学性能やカメラとしての完成度については、今なお日本メーカーのほうが高いであろうことについては疑いの余地はないとはいえ、カメラとしての機能性能プラスαという付加価値部分については、そうとは言えなくなってきているし、やはり進化の速度が日本メーカーよりも速い分、同社の製品に対する期待度も大きくなる。

    個人的には、SAMSUNGにはぜひ日本でもカメラ市場に大々的に参入して欲しいと考えている。

    GALAXY NX最速フォトレビュー 本格ミラーレス+Androidの実力(週アスPLUS)

     

  • その名も「GR」

    その名も「GR」

    1990年代後半から2000年代初頭にかけて人気を博した広角単焦点の銀塩カメラGRシリーズのデジタル版として、GR-DIGITALが発売されたのは2005年10月のこと。

    その後、3回のモデルチェンジによる改良を経て、非常に良く熟成された高級コンパクトカメラに仕上がっている。

    今年5月下旬には、初代GR DIGITALから数えて5世代目となるモデルが登場するのだが、こちらはまさに「フルモデルチェンジ」という様相になる。ここで「フルモデルチェンジ」と表現したのは、カメラの心臓部であるセンサーのタイプの大幅な変更だ。1/1.7型 CCDから、ローパスレス仕様のAPS-CサイズのCMOS、つまりデジタル一眼並みのものが搭載されることになるからだ。

    それでもボディの寸法はこれまでのGRシリーズとほぼ同じのコンパクトさであることも特筆すべきだろう。あんなに小さくてAPS-Cサイズのセンサーを搭載するとは驚きだ。

    GRシリーズとしては、2012年4月に「RICOH」と「PENTAX」ブランドのカメラ関係事業が、ペンタックスリコーイメージング株式会社に統合されてから最初の記念すべきモデルだ。

    カメラの機構そのものの大きな変更を行なうことからか、現行のGR DIGITAL ⅣからGR DIGITAL Ⅴとなるのではなく、世代を示す番号はもちろんのこと、DIGITALという表記をも外した「GR」となる。もはや名機GRのデジタル版を名乗る必要はなく、まさにこれぞGRの真打ちであるとする開発陣の意気込みと熱意が伝わってくる。

    レンズの開放側がF2.8と少々暗め(GR ⅢとGR ⅣはF1.9)ではあるものの、センサーの面積は約9倍となることから、画質の飛躍的な向上はもちろんのこと、ラティテュードの幅も格段に広がるため、明暗差が大きな場面でも盛大に白トビさせることなく、自然な表現が可能となる。感度を上げても荒れは非常に少なくなることから暗所に強くなり、手持ちで撮影可能なシーンがグッと増えることにもなる。

    このモデル性能等の詳細については、今後多くのカメラ関係のウェブサイトや写真雑誌等で様々な紹介や解説がなされるはずなので、ここで敢えて云々するつもりはないし、その必要もないだろう。

    「インドでどうだろう、この一台?」ということで、発売前で実機に触れてもいないのだが、力を込めてイチオシしたくなるGRシリーズの最強モデル。発売がとても楽しみである・・・と、私自身すっかり購入モードに入ってしまっている。

    GRシリーズ最高画質のコンパクトデジタルカメラ「GR」新発売 APS-Cサイズセンサー搭載、速写性を追求し小型ボディを実現 (ペンタックスリコーイメージング株式会)

    GRスペシャルサイト(ペンタックスリコーイメージング株式会)

  • GALAXY Cameraの使用感

    GALAXY Cameraの使用感

    前から見ると普通のデジカメだが・・・。
    背面の様子はまるでスマートフォン

    先日、コールカーターで購入したGALAXY Cameraの使用感について述べてみたいと思う。

    コンパクトデジカメとしての性能や写りについては、正直なところ「並みである」といったところだ。35mm換算で、23mmから21倍という超高倍率な光学ズームが付いているが、正直なところ、そんな倍率は要らないので、もっと良質なレンズを搭載して欲しかった。できれば単焦点で、明るくて描写の良いものを積んでくれれば良かったのにと思う。

    だがこれについては、SAMSUNGは本来のカメラメーカーではなく、家電メーカーであること、技術的なこだわりよりも、マーケティングを最優先とする営業第一主義の会社なので、過剰な期待してはいけないのだろう。まあ、それでも並みの写りではあるが、決して日本メーカーの大衆向けコンパクトデジカメに比較して、描写が劣るわけではない。

    ただ、やはり韓国らしいテイストが明らかであるため、好みは人それぞれだろう。一言でいって、コントラストと色のメリハリがかなり強めであること。ちょうと韓流ドラマを観ていて、日本のそれと映像の具合、照明の当て方が異なることに気が付くのと同様に、デフォルトで撮影するとデジカメの画像の好みも韓国らしいテイストに仕上げてあることがわかる。これについてはカメラ自体の設定で調節することが可能だ。

    カメラとしてどうもいただけない部分もある。スマートフォンから発展したカメラなので仕方ないということになるのかもしれないが、画面側が総ガラス張りであるため、グリップ感が非常に良くない。うっかりツルッと手を滑らせて落としてしまいそうな気がする。実用的なカメラとしては、この部分についてはしっかりと考えて欲しい。

    取り付けることができるストラップは、ハンドストラップのみで、両吊りにして首からかけることができないのも残念。そんなわけで、私は底部の三脚穴に取り付けるストラップを使っているが、知らぬ間にネジが緩んでしまうことは珍しくないので気になるところだ。

    両吊りできないので、やむなく三脚穴にネジ込むストラップを利用

    カメラとしての性能や操作性はハイエンド機には遠く及ばず、大衆向けコンパクトデジカメと同等であるため、とりわけ最近はハイエンド機の低価格化が進む中、日本円にして四万円台前半から半ばくらいといった値段からすると、かなり割高感がある。

    ただし、GALAXY Cameraならではの利点もまた多い。カメラとしての基本的性能に関わる部分としては、画面にタッチシャッター機能が採用されているため、強力な手振れ補正機能と合わせて、手持ちによるスローシャッターで撮影できる領域が広がっている。

    また、このカメラの本領は通信機器としての優秀さにあると言い切って間違いない。マイクロSIMを挿入してネット環境を備えれば、撮影データをそのままウェブにアップして保存・共有することもできる。通話はできないものの、携帯電話としての通話機能がないことを除けば、Android搭載のスマートフォンとしての機能がすべて備わっている。テザリング機能により、これを介してPCその他の機器をネットに繋ぐこともできる。もちろんWifi環境のみで使用しても、ネット接続用のルーターを携帯することによって常時接続環境にあれば、利便性に遜色はない。

    4.8インチの画面は、通常のスマートフォンと比較するとかなり大型のカテゴリーに入るため、ウェブサイト閲覧やメール送受信には申し分ないし、電子書籍リーダーとして使えないこともない。折りたたみのBluetoothキーボードを接続して簡単な文書作成等にも使うことが可能だ。かなり高性能なCPUを搭載しているようで、実にキビキビとした快適な操作性を実現している。

    バッテリーはGalaxy SⅡと共通なので、ドコモショップに行けばいつでも手に入る。日本国内では並行輸入以外では未発売とはいえ、スペアバッテリーの入手に困ることはない。

    カメラ、スマートフォンの通話以外の機能、電子書籍リーダー、文書作成とネット閲覧機器(パソコン)等をひとまとめにすることにより、日常はもちろん、旅行先での荷物も相当軽減することができる。ガイドブックだって、PDF版をこの中に放り込んておけばよい。

    非常に魅力的なアイテムで、私自身はとても気に入っているのだが、それでもひとつ疑問に思うことがある。なぜ携帯電話機能が省略されているかということだ。あまり頻繁に通話するのならばちょっと面倒かもしれないが、マイク付きのヘッドセットを接続して通話するような仕様でもいいので、電話としての通話ができるようになっていれば、もっと良かったのにと思う。Skypeの利用は可能なので、発信することはできる。あるいはSkypeで固定電話や携帯電話から受信できるサービス、SkypeInを利用している方ならば、あまり不便は感じないかもしれない。

    カメラとしての機能・性能については、ハイエンド機ではないため、多くを望まないが、カメラに付随している通信機器としての性能が良好なだけに、電話機能がないことは大変惜しまれる。

    だが、それでもこれだけ多彩な機能が盛り込まれたカメラということで、indo.to推奨の「インドで大変重宝するカメラ」としてノミネートすることにいたしたい。

  • GALAXY Camera

    GALAXY Camera

    GALAXY Camera

    この製品発表当時から大変気になっていた、アンドロイド搭載のデジタルカメラ。この製品の特徴といえば、きちんと高性能なアンドロイド端末であり、写りが良くて取り回しも良好なコンパクトデジカメでもあることだ。

    すでにASCII.jpその他で、このカメラについてのレビュー記事が出ているため、この製品の詳細に渡って述べる必要はないことと思う。

    それほどカメラとしての内容・性能はしっかりしたものだ。韓国メーカーのカメラ手にするのは初めての私だが、この一台を手にとってみて大いに見直した。Samsung社は、しばらく前から日本のPentax社と提携関係にあり、デジタル一眼などでは後者のモデルのOEM生産版を自社ブランドで販売しているが、独自のラインナップもある。このGALAXY Cameraは、まさにそれである。

    ただ、カメラとしては、敢えて苦言を呈したくなる点もいくつかあり、ラティテュードに厚みを持たせることができないこと、撮影時や再生時に情報表示がなされないことなどであったりする。だが、これらはもしかするとソフトウェアがアップデートされる際に解決されることになるのかもしれない。

    それでも、ハード的には残念なのはストラップが両吊りではないこと、レンズカバーがキャップ式ではないことだ。前者については、Samsungは家電メーカーであり、本来のカメラメーカーではないため、写真を愛する人たちの心が判っていないことが見えるような気がするし、後者については、これがゆえに、電動で開閉するカバー部分の破損を恐れて、ケースに格納しなくてはならなくなってしまい、携帯電話的な快活さが失われることになる。

    さらに欲を言えばフィルターも装着できるとなお好ましかったのだが、そういうコンパクトデジカメはごく限られているのでこれで良しとしよう。

    すでに並行輸入や海外通販等で、少なくない台数のGALAXY Cameraが日本に上陸しているが、日本での正式な販売は、おそらく通信会社によるデータ通信契約とセットということになろう。そこまでして、しかもSIMロックされたモデルで購入したいかといえば、私の答えは否定的なものとならざるを得ない。

    SIMフリーモデルで、場合によってはSIM(当モデルはマイクロSIMを採用)を挿入してデータ通信、またあるときはWIFIあるいは携帯モデムとともに活用といった具合に、気ままに使い倒すのが良い。

    液晶画面サイズは4.8インチ。ブルートゥースのキーボードと合わせて、文章を綴るワープロとして使うこともできるし、電子書籍リーダーとしても使えなくはないサイズだ。マップ機能は街歩き等にも役立つ。つまりこれ1台でカメラ、ノートPC、ガイドブックをまとめてしまうことも可能となる。カメラの専用バッテリーやチャージャーも不要となり、スマートフォン用の充電池をそのまま活用できる。もしスペア・バッテリーを購入したいといった場合、たとえばインドのSamsung Plazaにおいても「新製品なのでまだバッテリーは入荷していない」などと言われるかもしれないが、その言葉を鵜呑みにする必要はない。スマートフォンのGalaxy SⅡと共通のバッテリーなので、これを購入すればいい。もちん日本においてもこのモデルのバッテリーをDocomoショップにて買い求めることができる。

    これで電話機能が備わっていれば、普段持ち歩く備品をどれだけ省略できることだろう。また他の通信端末(ノートPC、タブレットPC等)をこの端末からテザリングでネット接続するといった活用もできる。

    今の時点において日常生活に、そして旅先でと、フルに頑張る最も魅力的なコンパクトデジカメとして、広くオススメしたくなる一台だ。

  • PENTAX Q10

    PENTAX Q10

    PENTAX Q10

    やはり物欲には限りがない。目下、とても気になっているカメラがある。昨年夏に発売されたPENTAX Qにはあまり興味が沸かなかったが、その後継機Q10にはちょっとしたトキメキを感じてしまうのだ。

    「世界最軽量クラス」デジタル一眼 (最軽量は前モデルのQであるらしい) を謳っているが、センサーは1/2.3型と、言うまでもなくコンパクトデジカメのサイズであるため、「レンズ交換して遊べる高機能コンパクトデジカメ」と捉えるのが正しいだろう。もちろん私自身が関心を抱いているのも、まさにそれが理由。

    前モデルのQに魅力をあまり感じなかったのは、やたらと大風呂敷に「デジタル一眼」を吹聴していたところ。新モデルは、レンズ交換できる高機能なコンバクトデジカメといった感じだ。フォルムが多少カッコ良くなったことを除き、機能やスペック的には、ただ1年分進化した程度。とりわけ目立って革新された部分があるわけではないようだが、こうした趣味のモノは、まさに「見せ方」が大変重要であることがよくわかる。

    レンズのラインナップはこんな具合だ。単焦点でF1.9標準レンズ(35mm判換算47mm相当)を常用し、必要に応じて標準ズームと望遠ズームを使い分けるというとになるが、「ユニークレンズシリーズ」として、あと3本のレンズも用意されている。魚眼、トイレンズ広角、トイレンズ望遠といった具合だが、従来のコンパクトデジカメで「魚眼」の画角を持つものはないので、まさに唯一無二の魅力となる。

    従前からのペンタックス一眼のユーザーならば、更に使い方には奥行きが加わる。Kマウント用アダプターを介して、こういう荒業も出来てしまうからだ。文字通り、ペンタックス一眼のサブカメラとして使うことが出来るわけで、仮に私がペンタックス一眼のユーザーであったならば、即購入!という流れになったことと思う。

    それはさておき、コンパクトデジカメを常時携帯しているのは、やはり日常の風景を切り取ることの喜びにあるわけだが、「身に着ける」ものであるがゆえに、その外観なり風合いなりに、何がしかのこだわりが生じるのは衣類と同じだ。

    このモデルにはいろいろなカラーリングが用意されているのが楽しい。これだけでつい購入!ということになってしまいそうだ。カメラボディの色合いについては、100通りのパターンが用意されているとのことで、こちらでいろいろと試してみることができる。阪神タイガース仕様みたいなものも可能だが、個人的には、このカラーリングで購入してしまいそうなムード。目下、懐具合が寂しいので、正直なところ大変困っている。