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カテゴリー: camera

  • Velbonの一脚 M52

    Velbonの一脚 M52

    Velbonの手軽な小型一脚はおすすめ。カメラを持たない場合もなかなか重宝する。夕方以降の街歩きに便利。野犬を追い払うのに良いし、棒状のものを持っていると、あまり寄ってこないものだ。ちょっとした抑止力になる。

    私にとっては、撮影用ではなく野犬対策用なので、あまり大きくて重いと邪魔だが、M52(という型番)ならば携帯性と実用性のバランス(軽いけど殴ることができて、突くこともできる)が良い。

    持っていると、使ってみたくなるもので、気持ちよく寝ている野犬の頭上に勢いよく撃ち下ろしたくなる衝動にかられる。(笑)

    ラーティーを手にしたインドの警官の心情がわかるような気がする。

    武器の所持はいけない。銃の所持が容易なアメリカで銃犯罪があとをたたないのは、まさにそれが根本的な原因だろう。道具には使用目的がある。手にすると、使いたくなるのは当たり前のことなのだ。

    そして核兵器など絶対持ってはいけないのも同様だ。ウクライナに自国軍を侵攻させた国の大統領が核のボタンを押したくてうずうずしているのは、まさにその証拠だろう。道具というものは、あれば使いたくなるというのが道理だ。危ない、危ない。

  • HUAWEI P30 Pro

    HUAWEI P30 Pro

    HUAWEI P30 Pro

    9月26日に発売(日本での発売は未定)となったMate30 Proを、やや価格の下がった来年1月か2月以降に買うというようなことも考えていた。

    しかし米中貿易摩擦に端を発したアンドロイド問題により、いろいろ不都合なことがあること、先行きが見えないこともある。つい先日まではグーグルのストアが利用できなくても、実は抜け道があり、ストアから入手できるあらゆるアプリをインストールできてしまうため、実質これまでと環境は変わらないと報じるメディアもあったが、この方法はグーグル側でふさいでしまったらしく、やはり大きな支障が出るようになったという。

    とりあえずトラブルなく使える現行機、つまりP30 Proがベターな選択肢らしい。実際、制裁回避のためHUAWEIは現行モデルをマイナーチェンジして販売を継続するということもメディアで伝えられている。しばらく迷った挙句、またバンコクの複数アウトレットで実機に触れてみて、やはりこのモデルのカメラ性能は突出しているということが確認できた。

    カメラ機能が著しく向上している昨今のスマホだが、ちょっとしたコンデジを凌ぐ画質で、広角から光学ズームで27mm~135mmまで、普通に使えるスマホとなると、選択肢は実に少なくなる。加えて18mm前後の超広角アングルも備えたものとなると、おそらく2, 3年後にはそうしたものがけっこう出回っているかもしれないか、現時点ではHUAWEIのP20 Pro以降の一連のモデルの中から「新しいモデルか古いモデルか」を選択するしかないと言ってよい。

    スマホで、ハイエンドなコンデジに匹敵するカメラ性能を持つモデルあればと常々思っていた。コンデジ以上の機動力(デジカメだと取り出すことに気後れするようなケース、スマホならば撮影が許容されているようなシーンは少なくない)がゆえということもあるし、旅行の際の荷物を減らしたい(コンデジとその周辺機器でもかなり邪魔に思う)ということもある。

    残念ながらP30 ProのSIMロックフリーのモデルは日本国内で発売されていない。ドコモで通信契約と抱き合わせで販売されているもののみである。海外版は、故障等の際に日本での保証やサポートは得られないため、取り扱いには注意が必要だ。だが良い部分として、撮影時のシャッター音を消すことができることがある。しかもデフォルトで消音モードになっている。日本では法令により?シャッター音が鳴ることになっているようだが、そんなことをしなくてはならないほど、日本には盗撮しようという変態が多いのだろうか?またドコモ版ではストレージ容量128GBモデルしか用意されていないのに対して、海外版で256GB、516GBも選択可能だ。

    それはともかく、とりあえずこれがあればコンデジは要らないのかどうかは、人それぞれかと思うが、私自身としてはこれで代用できると考えている。

    「インドでどうだろう?このカメラ」というテーマで書くのは本当に久しぶりとなったが、スマホというよりも、「ハイエンドな薄型コンデジにハイエンドなスマホ機能付き」として、P30 Proを挙げてみたい。

    画角135mm
    画角135mm
    画角16mm
    画角27mm
    画角27mm
    画角16mm
    画角16mm
    画角27mm
    画角27mm
    画角27mm
    画角16mm
    画角16mm
    画角16mm
    画角135mm
    画角16mm
    画角16mm
    画角16mm
  • ダーラーヴィーのスラムの再開発計画

    これまで幾度となくこういう話はあったが、都心にこれほどの規模のスラムがあるというのは異常であるため、いつかは無くなる日が来るのだろう。
    ダーラーヴィーは不思議なところで、ひどくボロボロなのに、小規模ながらもピカピカで快適そうなコンドミニアム、これまた小ぶりながらも立派なモール、しっかりした構えのイングリッシュミディアムの学校がポコポコ散在している。「なぜここに?」と思うようなものが。
    スラムにある銀行の支店は他のエリア同様に忙しそうだし、公共トイレもあちこちにある。階段さえなくハシゴで上階に出入りするようなボロ家屋に暮らす若者が、今どきの若い人向けにデザインされたカッコいいロイヤルエンフィールドのバイクを乗り回していたりする。
    スラムとはいえ、さすがに歴史も長いし、都心にあるためここで生み出されるキャッシュも大きいのだろう。
    また「グジャラートの☓☓コミュニティー」「タミルナードゥの素焼き職人集団」みたいな地縁血縁集団が世代を継いで占めているエリアもあり、田舎での生業がこんなところで再現されていたりもする。
    またスラム地域とそうでない地域が、これほどスパッと明確に分かれているのも興味深い。
    他のニュースで、このあたりにスラム博物館とやらができるとか書いてあったが、こうしたスラムの生態について、きちんと記録しておく必要があるだろう。これ自体が貴重な生活文化であり、都市の歴史の一部である。

    再開発に揺れるアジア最大のスラム街 インド・ムンバイ(AFP)

    世界初の「スラム街博物館」、インド・ムンバイに誕生へ(AFP)

  • PODAR GATE

    PODAR GATE

    施主の苗字がそのままゲートの名前になっていたり、所有する一族の名前で知られていたりするハヴェーリーなども多い。
    写真はナワルガルのポーダル・ゲート。スマートフォンのHuawei社製品、Mate 10 Proで撮影したが、ライカとのコラボを標榜する製品だけあって、ちょっとライカっぽい写りを楽しむことができる。
    今回、シェカワティでの撮影の大半はこれで撮影しており、もはやちょっとしたデジカメと同等に使えるようになっているスマホのカメラ機能の進化ぶりは大したものだ。
    ほんの数年前には想像も出来なかったこと、期待もしなかったことが実現していくのが、デジタルの世界である。

  • 列車待ち

    列車待ち

    サライロヒラー駅前の狭い広場のすぐ向こうにある「南インド料理」の看板を掲げた店で簡単な夕食を摂る。北インドの大きな街で、本場の料理を食べさせる店として営業している南インド料理店を除き、それ以外の店で出す「南インド料理」というのは、たいてい美味しくないものだ。食後のコーヒーもまた残念なものであった。こういう店がやっていけるのは、やはり始発・終着駅の目の前というロケーションあってのことだろう。

    なんと「厚焼きドーサ」であった。

    サライロヒラー駅は主要幹線から外れたローカル線、もともとはメーターゲージの路線専用駅だったので、往来の頻度が少なく、主にビカネール、ビカネールとジャイプルの間に広がるエリアといった田舎へ向かう列車となるため、首都の鉄道駅らしからぬローカル感に満ちている。

    サライロヒラー駅
    プラットフォーム上にある「シヴァ寺院」
    乗り込む列車が入線してきた。

    それはさておき、スマホカメラで良いことのひとつに、ちゃんとしたカメラだったら憚られるようなシーンでもなんとか撮ることができる場合が少なくないことがある。最近のスマホ上位機種のカメラ機能・画質の向上は目覚ましく、ちょっとしたコンデジと同等といっても良いレベルにあるモデルも少なくない。当然、暗所にも強いため使い勝手も良い。

    インドでは鉄道施設、橋梁など公には撮影が禁じられているところは多い。そうした場所で、おおっぴらにカメラを構えてファキンダーを覗いて「さあ、撮るぞ!」とやっていると、駅員に注意されたり、鉄道に配置されているポリスに捕まったりすることもあるのだが、そのあたりのハードルがやはりスマホだとずいぶん下がる。もちろんシャッター音を消すソフトは入れておくべきだろう。

    いずれにしても撮影禁止の場所で、咎められたら面倒なことになるのは間違いないので、あまりお勧めできる話ではないのだが。

  • スマホで撮影されたニュースクリップ

    インドの民放、NDTVのこれらのニュースクリップは、SamsungのGalaxy S8で撮影されたとのこと。最近のスマホはもうそういうレベルまで来ている。

    スマホでもこういうニュース映像がちゃんと撮れることにも改めて驚かされるが、それを前面に打ち出してアピールさせるという手法もさすがは営業力のSamsungといったころか。

    それはともかく、ニュースもさることながら、こういう簡単な機材でドキュメンタリーなども制作できる時代になったということでもある。

    Video (NDTV)

  • HUAWEI Mate 10 Pro

    HUAWEI Mate 10 Pro

    スマホの物凄く小さなレンズとこれまた極小のセンサーで、これほどちゃんと写るのか?!と話題になっているHUAWEIのMate 10 Pro。さすがLeicaとのコラボの結果というか、やはりLeicaの名前を使うからには、厳しい条件をクリアしているのだなと感じさせられる。

    これまで3年間ほど愛用してきた、同じくHUAWEIのかつてフラッグシップ機であったAscend Mate 7は、本体メモリ容量が16GBと少なく、SDカードで補っている点を除けば、まだサクサク動くし、使い続けても良かったのだが、このMate 10 Proの「Leica」に惚れた。

    この「カメラ」を購入することが目的であって、27mm単焦点(28mmではなく、なぜか27mm)デジカメの通話・通信機能付きを手に入れたというような感じだ。ただの単焦点ではなく、一応デジタルズームは付いている。

    マイクロSDは使用できないが、本体メモリ容量が128GBあるという点もセキュリティ面で好ましい。紛失や盗難等の緊急時、本体メモリは遠隔で消去することは可能だが、マイクロSD内のデータはそうはいかないからだ。

    カメラ性能の具体的な評価については、様々なウェブサイトや雑誌などでレビューが掲載されているので、敢えてここで言及する必要はないだろう。ひと昔以上前であれば、こういうワクワクするアイテムをリリースするのは日本企業だったのだが、現在は韓国のSAMSUNGであったり、中国のHUAWEIであったりする。時は移ろうのである。

    ちょうどタイミング良く、スマホカメラ無音化アプリが出てきていることもありがたい。
    盛大なシャカシャカ音を出すのは憚られるケースもあるし、わざとらしいリアル風シャッター音が嫌いなので、サイレントカメラアプリ入れると、機能がいまひとつだったりしていた。こういうアプリが出てきたことも、今回の購入を後押しした一因である。

    以下、Mate 10 Proで撮影した画像。これくらい写れば、もうコンデジを持ち歩く理由を見つけるのが難しくなるくらいだ。

    今回、久々に「インドでどうだろう?この1台!」ということで、デジタルカメラではなく、HUAWEI Mate 10 Proに搭載されたカメラ機能を推したい。

  • 第2回公募 “世界旅写真展”

    エントリー締切(今月15日)が目前ということで恐縮だが、旅がテーマの写真が公募されている。

    第2回公募 “世界旅写真展” 募集要項 (APART GALLERY & LIBRARY)

    上記リンク先をご覧いただければ、ユニークで稀有な企画であることがわかるだろう。もっと早い時期にこれをindo.toに掲載しておけば良かったという自省とともに、これをご紹介いたしたい。

  • RICHO THETA M15

    RICHO THETA M15

    昨年11月の発売から1年、「全天球撮影」をウリにするTHETAがモデルチェンジとなった。

    大きな変更点いくつかあるが、外見上は従来の白に加えて、ブルー、イエロー、ピンクの計4色のボディが用意されることになったことに加えて、機能面でも大きく進化している。

    まずは待望の録画機能が付いたことが大きい。この部分については、前モデルのファームウェアをアップデートしても対応していない。
    https://theta360.com/ja/support/faq/c_06/100/
    さて、動画を再生するとどのようになるのか下記リンクでご覧いただきたい。

    RICOH THETA m15動画再生デモ (デジカメWatch)

    これによって「爆発的に売れる」ことになるのかどうかは判らないが、初代THETAが発売された際、「これで動画も撮れたら面白いな」という声が多かったため、様子見をしていた人たちは早速購入を検討しているのではないだろうか。

    先代のモデルに対してファームウェアのアップデートにより提供された「シャッタースピード優先」「ISO優先」「インターバル撮影」機能が最初から搭載されているのはもちろんのことだが、「ぼかし機能」も追加されている。これはSNS等で公開する際にプライバシー等の観点から気になる部分、また手持ち撮影の際に手が中途半端に写り込んでしまうことに対するものだろう。

    私自身は初代、つまり昨年11月に発売されたモデルを使っているが、少々気になるのはスマホとの接続の部分である。ThetaとスマホがWifiで繋がることにより、「シャッタースピード優先」「ISO優先」「インターバル撮影」機能が利用できる(THETA側でシャッターを切る場合は1枚づつのオート撮影)し、撮影した画像を閲覧できる(THETAにはモニターは付いていない)のだが、この肝心なWifi接続がスムースにいかないことが多い。幾度から繰り返して、ようやくスマホ側でTHETAを認識するという具合だ。このあたりも大幅に改善されていると良いのだが。

    それはともかく、現時点においては一般ユーザーの手の届く価格帯でほぼ唯一無二の360℃撮影ができるカメラである。インドで日常でも旅先でも大いに活用できる1台ということになるのではなかろうか。「現時点において・・・」としたのは、機能、使い勝手、実用に耐えるものかどうかは不明だが、スマホと連動する全方向撮影用のデバイスが出てきているからだ。

    今後、この分野が価格競争に突入していくことになれば、より高画質な画像・映像を撮影できる「全天空撮影カメラ」を期待したい。

  • Galaxy S4 Zoom購入

    Galaxy S4 Zoom購入

    全面はまさにデジカメ
    背面はいかにもスマホ

    Galaxy K Zoomを選ぶか、同じくGalaxyのS4 Zoomにするのか、多少迷ったものの、結局後者を購入した。 理由は先行して発売されたS4 Zoomのほうが低価格であるからだ。今年発売されたK Zoomは、昨年発売されたS4Zoomよりも進化していることはもちろんだが、秒進分歩のIT関係製品はコストか最新性か、割り切る必要がある。

    多少、画質の向上が見られるとしても、そこはやはり1年間分の差ということになるし、そもそもこれを持って専用のコンパクトデジカメに替わるかと言えば、私が普段愛用しているハイエンド機に取って代わるようなものであるとまでは期待していない。 ただし、この光学レンズ付きスマホに期待するのは、24mmからの広角側の取り回しの良さ、そしてそこから240mmまでという広い画角という、唯一無二な点である。 日常のメモ代わりに利用したい。

    しばらくの間、携帯電話としての機能も兼ねる7インチのタブレットを使用してきたのだが、衣類のポケットに入らないサイズは「ケータイ」としては×であることに今さらながら気が付き、「普通のサイズのスマホ」に切り替えることにした私である。大きな画面の魅力はタブレット端末の利用により、これまで充分体感してきて理解しているつもりだが、携帯性の良さを考えると、Galaxy Noteシリーズのような大判のスマホは、私にとっては中途半端なサイズだ。

    従前からよくありがちな汎用サイズ画面のスマホで、光学ズーム付きのカメラに重点を置いたモデルというのは興味深い。K Zoomと較べて、S4Zoomは価格が低いという点以外にも、より「カメラ的な形状」であるため、ホールド感が良いということも選択の理由のひとつとなった。まっとうなサイズのスマホであり、またカメラとしても使うことが可能。本来はスマホながらも、このindo.toで時折取り上げている「インドでどうだろう、この1台?」のカメラとして挙げてみたい。

    本日までのところ、まだこの機器で使用するSIMを手に入れていないので、wifiでネット接続しているだけなのだが、今どきのキビキビ動くスマホという感じで好印象。シャッターボタンを長押しするとズームが前にせり出してくる。あるいはレンズのズームリングを回すと撮影モードを選択する画面が出てきて、ここでいずれかのモードにタッチすると同様にレンズが前に出てくる仕掛けになっている。カメラを起動するのにストレスはないし、荷物等の中で誤作動することのないようになっているのも安心だ。

    近ごろは、日本国内でも、これまでの携帯電話大手キャリア以外の通信会社による「格安SIM」が浸透しつつある。携帯電話機器と通信契約を抱き合わせで押し付けられずに済むのがいい。利用する通信会社により、購入する機器のバリエーションに大きな制限がかかったり、購入したい機器を優先するならば、今度は契約するキャリアが固定されてしまうというのは不条理以外の何物でもないだろう。だがその反面、日本で機器を販売しているメーカーの製品であっても、日本で未発売のモデルの場合、故障や不具合の際にサービスを受けることができない可能性が高いというデメリットはあるが。

    それはともかく、元々かなり割高に設定されている通信料金から、購入する機器代金分を「月々割」で差し引いて、機器自体がタダになる、あるいは非常に格安で手に入るかのように喧伝するのもまた、詐欺じみていて好ましいことではないだろう。 また、こういう「格安SIM」を利用するためのスマホは、当然のことながらSIMフリーでということになるので、日本国外での利用の際にもSIMを差し替えるだけで、同じ使用感と端末環境で利用できることになるのがありがたい。

    ただし、日本国内において、その格安SIMというものの使い勝手等はどうなのかはよく知らない。これからしばらくしたら契約してみるので、その後の使用感を別の機会にお伝えすることにしたい。

  • Galaxy K zoom

    Galaxy K zoom

    Galaxy K zoom

    こんなカメラ/スマホが気になっている。言うまでもなくSamsungの製品だが、スマホでありながら、ズームレンズ付きのコンデジとしても使用できる。画角は24mm~240mmである。広角側が35mmや28mmからではなく、24mmからというのは、いかにもイマドキのコンデジらしくていい。F値は3.1~6.3とのことで暗めであるが、当然手ブレ補正が入っているからそれで勘弁、といったところなのだろう。

    もとより、使いやすくて写りの良いコンデジとなれば、日本メーカーのものを買わずにSamsungを挙げる必要はない。スマホがそこそこ実用的なカメラを兼ねているというところに面白味があり、利便性があるということになる。前述のとおり、24mmの広角から240mmの望遠までをカバーする光学ズームを持つスマホは他のどころを探しても、このメーカー以外には見当たらず、唯一無二の魅力がある。(この画角の光学ズームを持つスマホはGalaxyシリーズのK5 zoomとS4 zoomのみ)

    かつて、「世界初」を謳うサプライズな個性的な製品を輩出するのは、日本メーカーのお家芸であったが、今やそのお株は韓国のSamsungに奪われてしまっているのは正直なところ、とても残念な気がするのだが、次から次へと魅力的な製品を投入するこのメーカーの意欲・体力に感心せずにはいられない。

    メーカー自身は、カメラとしての機能に重点を置いているものの、ウェブ上で公開されているレビューを眺めてみると、どれも撮影機能に利点があるスマホとして取り上げているがゆえに、カメラとしてはどんなものなのかというところについては何だかピンと来ないものがある。

    この背景には、Samsung製品のカメラに対する一般的な評価が現在まであまり高くないことに加えて、スマホとしての扱いであるがゆえに、レビューを書く人物がカメラに関しては門外漢であることがその理由だろう。

    こらちはGalaxy S4 zoom

    私自身は購入していないのだが、このモデルよりも先に市場に投入されたGalaxy S4 zoomに触れてみたことがある。操作感は決して悪くないし、Galaxy K zoomと異なり、それなりにデジカメらしい形状で持ちやすい感じであった。また、ちゃんと三脚用の穴も装備されているところに好感を覚えた。それでも食指が動かなかったのは、店頭でしばらくいじってみただけなので大きなことは言えないのだが、精緻な液晶に映し出される画像が、ちょっと以前のコンデジみたいな出来栄えであったからだ。

    Galaxy K zoomはかなり画質面での向上が見られるとの評判であるものの、形がどうも気に食わない。普通のスマホのようなフォルムでホールド感はあまり良さそうには思えず、うっかり落下させてしまいそうな気さえする。せめてS4 zoomのように三脚穴が用意されていれば、そこにネジ込むストラップを利用して首から吊るすことも出来るのだが。

    ただ、Samsungのこうしたカメラ特化型のスマホで高く評価できる部分もある。フタを外してバッテリーを抜き差しすることが可能であることだ。ただでさえバッテリーの減りが早いスマホでガンガン撮影などしていると丸一日持つとは思えないし、携帯充電池を接続すると取り回しが悪くなる。スペアバッテリーを携行して必要に応じて交換できるというのはありがたい。

    しばらくして値下がりしたあたりで、実機に触れてちょっと検討してみたいと思っている。

  • RICOH THETA

    RICOH THETA

    「全天球カメラ」 THETA

    全天球カメラとの触れ込みで2013年11月に発売となったリコーのTHETA。周りの景色をワンシャッターですべて写し込むことができるという唯一無二のカメラなので、発売当時は大変話題になっていたようで、熱狂的な愛好者たちが存在するものの、あまり一般受けする製品ではなかったのか、今では量販店のTheta特設コーナーも閑古鳥が鳴く状態になっている。

    それでも、このカメラに盛り込まれた斬新なアイデアとネットとの連携の良さなども評価された結果、今年5月に発表された「カメラグランプリ2014 カメラ記者クラブ賞」を受賞することになったのだろう。

    『RICOH THETA』が「カメラグランプリ2014 カメラ記者クラブ賞」を受賞 (リコーイメージング株式会社)

    カメラの周りのものすべてが写るため、旅行先の写真や家族との写真などで自分だけが写っていないということはこのカメラにおいてはあり得ないことになる。これで撮影した写真を閲覧する際には画像をグリグリとまた周囲全体が写ることにより、訪問時、撮影時に気が付かなかったことを発見することもあるかもしれない。画質はスマホのカメラと同等という貧弱さなので、とりわけ高感度での撮影についてはひどくノイズが出てしまうようだが、それでも建物や家屋等の内部の様子を記録するにはもってこいのツールということになる。

    レンズを上に向けても下に向けても撮影データの天地や水平レベルはちゃんとしているのが不思議。感度・ホワイトバランスともにオートのみで、スマホのアプリを通じてシャッターを押す場合のみ、露出の+-の調節が可能。暗い場所では盛大にノイズが出てしまうが、ホワイトバランスが優秀なのは幸いだ。

    超広角レンズのためボディからビヨンと張り出した形となるため、レンズの保護をしようがないのは少し気になる。砂や埃などが付いたままで布の専用ケースの中で振動しているとキズの原因となるので注意が必要。

    多少大型化してもいいから、画質が平均的なコンパクトデジカメ並みにならないかなとか、動画も録れるようにならないかとか、撮影時に手指の写りこみを避けるため頻繁にミニ三脚を使うことになりそうなので三脚穴は金属製にして欲しいなどと、いろいろ考えてしまったりする。今後のモデルチェンジ、また他社から競合機種が出てくるようなことがあれば、ますます魅力的な製品として磨かれていくことだろう。

    これまでのカメラとはまったくコンセプトが異なるため、既存のカメラと撮影のシチュエーションや目的が重なることはない。いつでもどこでもこれまでの愛用機プラスワンで持ち歩きたくなってしまう。インドの街並みや旅行先で訪れた歴史的建造物などを360℃撮影するというのはまったく新しい体験となるだろう。

    リコーの製品紹介サイトにサンプル画像がある。愉快な360℃撮影画像をお楽しみいただきたい。

    THETA (リコーイメージング株式会社)