かなり高率で下痢するやつ。体感では当選率50%(笑)
移動の日には、これを決して食べないようにしている。もちろん移動前日も同様だ。




タブリーギージャマアトのモスク建物に店子で入っている何軒かの店のどれかに入ろうと思った。前日夕方に利用した「シャリマール」という店はモクモク煙が上がり、本日も大盛況なのに、他店はどこもお客の姿はほとんどなく静か。

同じ店を続けて訪問というのもなんだし、人気店でも塩がキツ過ぎたので今日は遠慮したかった。もう少し先まで歩いてみると、持ち帰りで何人か並んでいる店があった。テイクアウト需要のある店なら美味しいだろう。
ビリヤーニーのハーフとチキンアフガーニーを注文。インドでは注文した品を出来た順に出すのではなく、いっぺんに持ってくるのがデフォルトだがチキンアプガーニーだけが先に来て幸いてあった。思ったよりも量が多く、これだけて腹いっぱいになったからだ。そんなわけでビリヤーニーはテイクアウトのパック詰めに変更してもらう。チキンアフガーニーはクリーミーかつリッチな味わいで酒と一緒に楽しみたかったが、店は酒類厳禁と書いてあるムスリムの店。


持ち帰りしたビリヤーニーはオールドモンクとともに楽しんでいる。ひとりで来ると、ワンポーションが大きいため、どうしても食べ過ぎたり、余ったりしてしまう。まあ足りないよりはいいので、やはりインドはありがたい国である。


個人的にはインドのウイスキーはあまり感心しないのだが、安くてもイケるのはラム、やはりオールドモンクだよなぁといつも思う。通りかかった酒屋で見てみると、「Old Monk The Legend」というのがあった。ハーフボトルなのにちゃんと箱に入っており、開封せずにオブジェとして保存したい気がする。なかなか芳醇で良い味わいであるのはいつも通り。






チトラクートからプラヤーグラージに戻ってからの夕食、人気の店にはひと目見てわかるオーラがある。お客さんがたくさん居て売れまくってるから煙の量が近隣の店と全然違う。





お客はあまり入ってないのだが、界隈にはマールワーリー食堂というのがいくつかあった。マールワーリー=大商人のイメージがあるかもしれないが、大半は普通の庶民たち。
いずれも「マールワーリー・ボージナーライ(マールワーリー食堂)」と書いてある店で、屋号「シヴ・シャンカル」と「シャンカル」が並んで火花を散らしているのか、それとも仲良くやっているのかは不明。


このあたりは甘味類も充実。マラーイー専門の店もいくつかあり、これがたいへん美味しいのでハシゴするのも楽しい。




プラヤーグラージ駅の北側は宿は多く、食堂もヴェジ、ノンヴェジいずれもたくさんの店が並んでいて便利だ。また酒屋もあるので便利である。



プラヤーグラージでの宿泊先は、なぜか鉄道敷地内(駅敷地へのエントランスの内側)にある。プラットフォームへの階段が真裏だし、建物の並びのスペースはすべて駅建物の張り出し部分や車寄せや駐車場。
構内アナウンスや汽笛が手に取るように聞こえるし、食事後や寝る前にフラリと駅ホームに出て入構している車両、切り離されてどこかへ進んでいく機関車、乗降客や見送りの人々などを見物できるのも楽しい。

あまり暇な駅だと退屈だが、ひっきりなしに出入りのあるプラヤーグラージくらいの駅であるのもありがたい。

今どきのこうした駅の食堂では案外旨そうなテイクアウェイのターリーのパッケージも売られている。鉄道駅というのはワサワサした空間だが、そこで食事してチャーイを飲んだらほんの数分で快適な部屋に戻ることができるというのも良い。

プラヤーグラージではちょっと良いホテルに泊まっているのだ。


ジャムーン売りがいた。インドの果物ではこれが一番好きだ。
しかし大変足の早い果物で、買ったその日に食べないと、ブヨブヨ、シワシワになり、とても食べられなくなる。
売り手には「ちょっとそこで用事を済ませてからまた来るね」と言ってそこを離れたのだが、しばらく路地歩きをして戻ると、そこにはすでにいなかった。どうやら売り手も足が早いらしい。
(内容は雨季の時期のものです。)


なんでもかんでもハーンディー(素焼きの器)に入れると売れるご時世らしい。こちらはバーティー・チョーカーの看板だが、その中でキールとダールがハーンディーに入っている。近年はビリヤーニーやラッスイーなどもそのような器に入って販売されることが少なくないし、変われば変わるものである。
素焼の器であることから、外国人はそうしたものを目にして「かつてそうであったもの」が復古していると思い違いをするようだが、実はそうではなくて「もともとそういう具合ではなかった」ものが、風雅さを見出されて広がっているのが目下の現象なのである。
バナーラスのガート裏、店主が一人で切り盛りしているカフェで休憩中。
隣の席にきたドイツ語で話しているカップルが「すべてタマネギとニンニク抜きで」と前置きして、「野菜のビリヤーニー、ダールフライド、ガーリックナーン」と注文。
しばらく考え込んだ店主は「出来るが最後のは難しい」とひとこと。生真面目な人らしい。なんか悪いけど、吹き出してしまう。


インドと言えば、近年のケーキ類の発展ぶりには目を見張るものがある。数人で来ていれば、ぜひホールで2、3個買って食べ較べてみたいと誰もが思うことだろう。蛍光イエローのフルーツケーキ、巨大イチゴ型のハート型ケーキなど、日本ではお目にかかることの出来ない傑作、力作が並ぶバナーラスのケーキ専門店のショーウィンドウ。
ホールを一人でやっつけるのは無理なので、強烈レッドのカットケーキを買った。夕飯後に楽しむため、宿の冷蔵庫に保管してもらっている。
昔々はこういうケーキはインドになかった(地味でパサパサのケーキばかりだった)ので、最近の百花繚乱ぶりにはいつも驚かされるのだ。







この日乗車したのは、ニューデリーから。2019年2月に始まったヴァンデー・バーラト・エクスプレスの一番最初の路線である。終点のワーラーナスィーまで乗車。ちょうど8時間の行程。ワーラーナスィーまでわずか4駅。速度を下げることなく、ほぼ時速120km台で粛々と進んでいく。路線上のあらゆる列車に対して最優先のプライオリティを与えられて運行しているため大変スムースな運行。窓は遮光ガラスにはなっておらず、必要があれシェードを下ろすようになっているのかありがたい。

途中駅のカーンプル・セントラルに到着。鉄道用地は大きな余白をもって確保してあるため、インドに限らず主要駅周辺では不法に住み着いている人たちが多く、スラムを形成している。


当然、電気や水も必要となるため、鉄道施設内の水道施設から汲んできたり、関連施設から電気を勝手に引っ張り込んだりしている。
インドでは今も給電状況が逼迫している地域やよく停電する地域もあるが、官庁街、軍施設などと並んで鉄道施設は最優先で電気が確保されているため、安定的な給電が期待できる・・・というより、停電はまずありえない。
そんなこともあり、そうしたスラムでは仮の掘っ立て小屋状態から粗末なレンガ積み、そしてしっかりとしたレンガ造家屋へと移行していく例が多い。そのため、ときには不法占拠された地域とは思えないほどの発展ぶりを見せることも珍しくない。

ヴァンデー・バーラトのデリー→ワーラーナスィーの車両編成。14両がCCクラス(Chair Car)で、2両はEC(Executive Chair Car)クラス。私が利用しているのは前者で運賃は1840RS。後者は倍近い3500Rsくらい。
CCで充分以上に快適だし、ECだとちょうど飛行機の料金くらいになるので、それなら飛んでしまったほうが良いくらい。ヴァンデー・バーラトに限らず、客席の等級がたくさんあるインドでは、クラスがひとつ違うごとに料金は倍になる。快適さの違いもあるが、同乗者自身の階層(経済水準)の選択という部分もある。
通常のエクスプレスのように機関車に牽引されるのではなく全車両駆動で、車体もアルミ合金主体で軽量であるため、加速も迅速なヴァンデー・バーラト・エクスプレスだ。
車内では、チケット代金に込みの軽食や食事が提供されるが、それ以外に車内販売もある。時折車内を巡回販売する係の人に「アイスクリームを」と言ったら出てきたのがこれ。大手会社が「マトカー・クルフィー」として製造販売している製品。

近年は「マトカー・ビリヤーニー」「マトカー・ラッスィー」などよく見かけるが、この手のものが大変流行している。マトカーと言っても素焼きではなく釉薬をかけて焼いてあるので、そのまま持ち帰っても使えそう・・・というか、捨てるのはもったいない気がしてならない。
このヴァンデー・バーラト・エクスプレスは、来年1月には初の寝台サービスも開始される。その最初の路線となるのがデリー・スリナガル間だ。デリーを午後7時に出発してスリナガルには翌朝午前8時に到着するというもの。800kmを13時間で結ぶサービスとなる。



ニューデリー駅前の宿。booking.com経由で名称変更の連絡が3回も届いて、「泥棒宿かよ」とのけぞったが、至って普通というか、部屋はとても良かった。ニューデリー駅前なのに、これで1500Rs台というのはお得だ。

駅まで徒歩2、3分(路地から出て道を渡るだけ)というのは、朝とても早い出発のため、とてもありがたい。しかも場所柄、早朝から人の往来が多く、乗降客が多数なので、朝5時台でも腹ごしらえが可能なのである。
経営は違うのに、同じものを出す食堂ばかりが並んでいるのは、いかにな駅前風景だ。
