中国援助 CHINA AID

旧王宮のような文化財修復も近代的なビル建築も同様なのだが、中国によるODA物件らしきものには、「中国援助 CHINA AID」という巨大なロゴが示されており、その案件に関する能書きのこれまた大きな看板も出ている。

中国が日本によるODA援助対象国であったのは、そんなに昔のことではないが、その際にもこんな具合に強くアピールすることはなかった。

中国においては、政治的にそれは受け入れられなかっただろうけど、その他の国においても、日本によるODA物件について、これほど大書きで自己主張することはないように思う。

押し付けがましさ、露骨さを良しとしない気質が背景にあるのかもしれない。だがせっかく国民の税金を投入するのだから、このくらい「日本援助 JAPAN AID」と大書きしてもバチは当たらないような気がしなくもない。

それにしても、もう王室はなくなってしまったとはいえ、ネパールという国を代表する建築のひとつでもある旧王宮に「中国援助 CHINA AID」と大きく表示されてしまうのは、ちょっと不憫な感じもする。

旧王宮の「中国援助CHINA AID」の表示
旧王宮の「中国援助CHINA AID」の表示
旧王宮の「中国援助CHINA AID」の表示
旧王宮の「中国援助CHINA AID」の表示

内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください