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カテゴリー: food & drink

  • TASTE OF KERALA

    TASTE OF KERALA

    やはり良い店にはオーラがある。
    ムンバイのフォート地区にあるクリスチャンのケーララ料理の店。昼飯どきを少し外したが客筋が良い。きれいに掃除がなされた気楽な食堂ではあるが、客席にちょっとショボくれた感じの人はいない。これはけっこう大事なのだ。
    隣の席で若い女性二人連れが変わったものを食べていた。
    「そのふかし芋みたいで黄色いのは何?」
    尋ねてみると「ぜひお勧めします」とのことだったので注文してみる。
    だいたいどこの国でもそうなのだが、女性たちが美味しいというものは間違いない。
    ふかし芋みたいなものはカッパー(タピオカ)とのこと。
    これをビーフカレーで食べる。そう、やはり牛肉の旨味は格別である。
    カッパーは、まんまふかし芋で、ほのかな甘みがこれまた牛肉にとてもよくマッチする。
    この店はまた再訪したいと思う。
    大当たりであった。

    TASTE OF KERALA
    所在地:6/A, Prospect Chambers Annex, Pitha Street, Near City Bank, Fort, Mumbai
    電話:022 22044545、022 35324545

    TASTE OF KERALA
    ビーフカレー
    カッパー

  • The Food Rangerのドバイレポート

    The Food Rangerのドバイレポート

    インドのレストランやストリートフードもよく取り上げているThe Food Rangerのドバイからのレポート。私自身はラクダ肉を食したことがないのだが、ラム肉にとてもよく似ていると、この動画の中で語られている。ロケ先となっているレストランの厨房の様子も映し出されているが、ドバイ名物料理ながらもキッチンを取り仕切るふたりの料理人たちがインド人ムスリムというのは、いかにも多国籍空間のドバイらしい。レポーターのトレバー・ジェイムス君、いつもながら実にいい表情で食事を楽しんでいる。

    Dubai Food – RARE Camel Platter – WHOLE Camel w/ Rice + Eggs – Traditional Emirati Cuisine in UAE! (Youtube)

  • インディア・トゥデイでグルメ特集

    インディア・トゥデイでグルメ特集

    本日朝起きるとタブレットに配信済だったインディア・トゥデイ最新号。特に大きな事件はない平和な日々が続くと、あらかじめ準備してあると思われる埋め草的な記事が並ぶのが常だが、今号はこういう状況下で珍しい「保存版」である。
    なんと、同誌でインド各地のグルメ特集。ストリートフードから高級店まで、軽食からお菓子類まで、手広く紹介している。
    長らく定期購読してきたが、健康関係、レジャー関係記事で食べ物のことが小さく取り上げられることはあっても、グルメ自体で特集を組んだのは初めてではないだろうか。元々、そうした分野はニュース雑誌の守備範囲ではないため、同誌でこういう記事が組まれること自体が大きなニュースになり得る。

  • Moradabadi Biriyani

    4年前のTHE HINDUの記事なので、何を今さらという感じかもしれないが、デリーのある店で、UP州西部の町、ムラーダーバード式のビリヤーニーの店が素晴らしく旨いと書かれている。

    ムラーダーバード式ビリヤーニーは、ニザームッディーン廟の近くでいくつか軒を連ねて賑わっているのだが、デヤムナ河東岸のパーンダウナガルにあるこの店がそんなに美味しいのかと気になる。所在地と電話番号も書いてあるので、いつか訪問してみることにしよう。

    この記事を寄稿したのは、フードブロガーとして有名で「Delhi Food Walk」を書いているラーフル・ヴァルマー。彼が褒めるのだから、旨くないはずがないだろう。

    Biryani, Moradabadi style (THE HINDU)

  • ロヒンギャー料理

    下記リンク先動画はロヒンギャー料理を映したもの。
    元々はベンガルの民で、移住・定着したのがアラカン地方を中心とする主にミャンマー南西部。出自といい居住地域といい、料理が美味しくないはずがない。
    難民化して日々の糧にも困窮している人たちが多い現状だが、そうした人たちがこういう素敵な料理を安心して腹いっぱい食べられる日が、遠からずやって来ることを祈らずにはいられない。

    Rohingya food مأكولات روهينغيا (Youtube)

  • チュールー 2

    チュールー 2

    Malji Ka Kamra

    Malji Ka Kamraという宿がある。この街の中ではかなりアップマーケットな宿泊施設だ。20世紀に入ってから建てられたため洋風建築ではあるが、かなり変わった形状の建物であること、商人の館ではなくビカネール藩の迎賓館とした建築された背景などもあり、泊まってみたかったのだが、数日間に渡って予約で一杯だった。

    最近は、少し高めのホテルは予約サイトでブッキングするのがごく当たり前になっているため、ここに到着する前、幾度か複数のインドの予約サイトでチェックしていた。日付を前後すると「空室あり」となるため、てっきりグループか何かの予約でも入っているのだろうと想像していた。

    ところが食事をしようと、ここに着いてみると、驚いたことに「今日は宿泊のお客さんはひとりもいないのですよ。」とのこと。やはり基本は電話、メールなどで宿自体に確認するべきであると反省。

    元々が迎賓館であったため、後世になって、ホテルに転用するにはお誂えむきといった具合であったようだ。洋館というには、かなり奇怪な姿をしているこの建物だが、グラウンドフロアーのダイニングホールは、ホラー映画向きというか、いかにも何か出そうなムードがいい感じだ。

    昼間でも薄暗いダイニングホール
    食事はとても美味である。

    芝生の庭から眺めた建物全景の姿は印象的で、何か強い引力を感じて目まいがするほどだ。もしかしたら本日、本当は空室なのに全室満室というのは、あの世からの御一行様で一杯だったということなのかもしれない。それならば、彼らの邪魔をしなくて良かったというところだろうか。

    翌日には中庭に面したテラスで食事をしてみたが、やはりここも妖気でムンムン。注文したバターチキンの汁が血糊みたいに見えてきた・・・。

    しかし、こうして眺めてみると、昼間でも強烈な妖気に引っ張られる感じがする。どんな夜になるのか、ぜひ投宿してみたいものだ。

  • アルスィーサル2

    アルスィーサル2

    シェカワティーの食事でやや不便なところは、手頃な安飯屋がほとんどないところだ。町角のサモーサーのスタンドを除けば、デリーやジャイプルなどから訪れるインド人観光客向けのホテルに付設されたレストランとなり、アップマーケットで仰々しく、注文してから時間もかかるので面倒くさい。
    地元の人たちの間で中間層がほとんどなく、外食文化が存在し得ない経済水準なので、仕方のないことではある。

  • ラーニー・サティー寺院

    ラーニー・サティー寺院

    ムクンドガルを後にして、ジュンジュヌーに向かう。ここで最初に訪れたのはラーニー・サティー寺院。サティー寺院としてはインド最大。
    未亡人が亡くなった夫に殉じて火葬の燃え盛る日の中に見を投げるサティーの因習に繋がる寺院である。

    比較的最近では、1987年にシェカワティ地方のスィーカル地区でサティーを実行した例があり、痛ましい事件として大きなニュースになったようだ。

    Roop Kanwar’s sati greeted with shock across India, Deorala became a place of worship (India Today)

    寺院内のカンティーンの食事は、メニュー毎に価格は決まっているが、寄進とプラサードという建前になっている。

  • ターリー定期券

    ターリー定期券

    バスでローハルガルを後にして、スィーカルに到着。バススタンドに面した新築のホテル内にあるレストランに入る。
    なんと、ここでは「ターリー定期券」なるものが設定されている。ひと月3500Rs支払えば、何回来ていくら食べてもOKというシステム。ここのターリーは簡素だが味はよかった。この町に単身赴任していて、住居がごく近いというような一定の条件が揃っている人にとっては、なかなか魅力的かもしれない。

    「ターリー定期券」月3,500Rs
  • クールワル・コーティー

    クールワル・コーティー

    ナワルガルでの宿泊先は、クールワル・コーティー(Koolwal Kothi)。この建物は1934年竣工。19世紀終わりから20世紀初めにかけて、建てられたハヴェーリー(屋敷)は、それ以前とは違って西洋風建築が主流となるが、1930年代半ばともなると、こうした大きな建物が造られた最後の時代と言っても良いだろう。

    近年は、シェカワティーのハヴェリーで、異なる様々な時期やタイプのものが、こうして宿泊施設に転用されているため、いろいろ宿泊してみると楽しい。

    ちょっとアップマーケットな施設が多いのだが、シーズンオフとなる暑季には宿泊客がほとんどいなくなるため、各種予約サイトを通じて大幅に値引きされたプランで出ている。

    かつて様々な藩王国が割拠したラージャスターン州、グジャラート州では、各地にそうした王たちのパレスであった建物で、現在は「宮殿ホテル」となっているものが沢山あるが、シェカワティー地方においては、往年の「豪商の館」がご当地ならではの宿泊施設となっている。

    シェカワティー地方に共通して言えることだが、小さなダーバー(安食堂)を含めて食事をできる場所が極めて少ない。往々にして宿泊先で済ませることになるだろう。

  • AL – JAWAHAR

    AL – JAWAHAR

    ジャマーマスジッドの近くのエリアにあるムガル料理の名店、AL – JAWAHARへ。
    ひとりで行ったので多く食べることはできないが、マトンシチュー、タンドゥーリーローティー、シークケバーブを注文。
    さすが人気店だけあって、食事時を外れた時間帯でもお客の出入りは多い。
    極上で奥行き深い味わいを堪能し、大変満足した本日の午後である。こういう食事、つまりムグラーイーを味わうに、本場デリーに来なくてはいけないことを実感。やはり旧ムガル朝のお膝元にあってのものなのだろう。
    出来れば5人くらいで出かけていろいろ注文してみれば、賑やかな食卓でいろいろ味わうことができて良いことだろう。

  • 朝食と喫茶

    朝食と喫茶

    アングロインディアンな朝食は、亜大陸どこに行っても普遍的で、それこそペーシャーワルだろうが、ダッカだろうが、デリーで食べるものと大差ない。

    おまけに英領下ではなかった(とはいえ深い縁を持つこととなった)ネパールでも普通にあるし、まだ訪れたことはないがブータンでも同様だろう。加えて、英国が短期間ではあったが影響下に収めたアフガニスタンでもごく普通にブリティッシュな朝食はあるのだろう。少なくとも街なかでは。

    それにしても朝食アイテムばかりが、やけに広く普及して現地化するというのは面白いが、喫茶の習慣とセットで捉えるべきかもしれない。立場、地位の異なる人が会食する習慣のなかったインドで、チャーイを入れる店先で様々な人々が集い、議論が生まれた。

    英領末期のカルカッタでは、当時まだ珍しかったカフェで、紅茶カップを片手に人々が社会を語り、それはインド独立への大きなうねりを後押しするとともに、そうしたインテリ層の中からは後に貧農たちと手を携えて闘おうという左翼革命思想も台頭し、その流れのひとつがナクサライト(マオイスト)勢力となった。

    喫茶の習慣は、階層間の対話と議論の場を提供し、インドを大きく変えた・・・と言っても大げさではないだろう。