ムクンドガル

ドゥンドロドから少し北に進んだところにあるのがムクンドガル。
ほぼ向かい合う2軒、ジャガンナート・ラーイ・ガネーリーワーラー・ハヴェリーとシヴ・ダット・ラーイ・ガネーリーワーラー・ハヴェリーを同じ管理人が世話していた。どちらも現在は人が住んでいない。
どちらも大変面白い意匠であるとともに、保存状態も良好。じっくり楽しめた。

シェカワティ地方で特徴的なミナレット付きの井戸

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ドゥンドロドのゴーエンカーの屋敷

ドゥンドロドのゴーエンカー一族のハヴェリーでは「入場券」が用意されていた。外部の人に見せているハヴェリーでも、実はこういうチケットを用意するところは珍しい。

チケット制になっているのは、ホテルに転用されたタークルの城の隣にあるため、訪問客が多かったがゆえなのかもしれない。城が常時ホテルとして運用されていたのは90年代後半から10年間ほどであったらしい。現在の当主はサファリの営業に凝っていて、ホテルは冬場のみの営業となっているようだ。

フォート外観

フォートの内部

クラシックなサファリ用車両

こちらは現役のサファリ用車両

ナワルガルにある博物館として運用されているハヴェリーを除けば、通常は管理人が外からの訪問者に対して、個人的に門を開けるのであって、現地には不在のオーナーが預かり知るところではないからだ。知っていても見て見ぬふりをしてやっているのだろう。訪問者の多いハヴェリーになると、休眠資産なのに、余計なことで税務署に目をつけられると面倒ということもあるかもしれない。こうしたチケットを発行しているからには、売上の中から歩合で管理人に与えているのだろう。

隣はおなじくゴーエンカーが建てた寺院。シェカワティ地方にゴーエンカー姓の人は沢山いるが、このドゥンドロドのゴーエンカーの一族は、カルカッタに移住してRPG Gropを形成するに至った。創業者ラーム・プラサード・ゴーエンカーの父、ケーシャヴ・プラサード・ゴエンカーも手広く商売で稼いだビジネスマンとして知られているが、そのまた父であり、ラーム・プラサードの祖父、銀行家としても知られたバドリーダース・ゴーエンカーは、まさにこのドゥンドロドの出身である。

ゴーエンカーの屋敷

チケット販売して公開しているだけあって、往時の生活感を見せる工夫がいろいろとなされている。

ハヴェリー屋上からの眺め

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スィーカル

人口24万人弱とシェカワティの中ではかなり大きな町だ。経済活動も盛んなようだが、当然の帰結として、古いタウンシップがかなりの部分が失われており、シェカワティのいわゆる「屋敷町」がすでに体裁を成していない。

新しく建て直した建築物の中に、ところどころハヴェリーが点在しているという感じだ。きちんと保存活動がなされる前に経済活動が盛んになるとこうなってしまう。その意味で、ファテープル、ラームガルなどのように時間がそのまま凍結したような町は貴重であるという思いを新たにした。

古いものがきちんと保存されているわけではないので、これからシェカワティ訪問を考えている人は、ここをスキップしてしまってよいだろう。

こうした保存状態良好な屋敷も存在するものの、スィーカルにおいてその数は実に少ない。

フレスコ画が描かれていた過去をしのばせる一角

景気は良い町らしく、ジャイナ教寺院は見事だった。

シェカワティ地域では、独創的なデザインのオートリクシャーが見られる。多くは細い路地を通りながら「ミニバス的」な乗り合いとして利用されている。

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ターリー定期券

バスでローハルガルを後にして、スィーカルに到着。バススタンドに面した新築のホテル内にあるレストランに入る。
なんと、ここでは「ターリー定期券」なるものが設定されている。ひと月3500Rs支払えば、何回来ていくら食べてもOKというシステム。ここのターリーは簡素だが味はよかった。この町に単身赴任していて、住居がごく近いというような一定の条件が揃っている人にとっては、なかなか魅力的かもしれない。

「ターリー定期券」月3,500Rs

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シェカワティ地域にある聖地、ローハールガル。

ゴリャーナー(Golyana)でバスを降りて、ここから先はシェアジープを乗り継ぎロールガルへ。

背後が禿山であることを除けば、あたかもヒマラヤの山中にあるかのようなたたずまい。ちょっと涼しげな眺めではあるものの、ラージャスターンの丘陵地にあるため気温は高い。沐浴はしていないが、湧き水は冷たくて心地よいのか、それとも熱せられた大地から出てくる水は、まるで温泉状態なのかは確認していない。

「CCTVで監視されています」という表示。田舎聖地にあっても、そういう時代のようだ。

しかしながら、雨季乾季を問わずこんこんと湧き出て、霊験あらたかとされる泉、スーリヤクンドを囲むガート、それをさらにぐるりと取り囲む寺院の雰囲気は良好。周囲は門前町になっており、ダラムサラ(巡礼宿)などもいくつかあるようだ。

たしかこのあたりはアラーワリー山脈の支脈ではなかっただろうか。北デリーのリッジあたりからハリヤーナー州を通ってラージャスターンを縦に抜ける山脈。一番高い頂はヒルステーションとして知られるマウント・アーブー。

このあたりの山々(連なる丘陵と言うべきか?)は、かつて深い森であった時代もあるという。近代以降の森林伐採が大きな理由のようなので、そのあたりまでは、今とは異なる風景が広がっていたようだ。

誰もが自由に利用できる「飲料水」

ローハルガルからゴリャーナーに戻る道すがらにあるチェータン・ダース・キー・バオリーという階段井戸。

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