ウズベクレストランでプラオを食す

インドのイスラーム料理のルーツは、中央アジア、ペルシャ、アラビア。インドのビリヤーニーの祖先、あるいは親戚にあたるウズベクのプラオをデリーで食べるという喜び。

食は文化。同じアイテムが地域や民族を超えて伝播すると、それぞれの趣向や解釈が加味されて姿を変えていく。ビリヤーニーはインドが独自のアレンドを加えたプラオである。

食事をしていても大陸規模の地域文化や歴史の連続性、ひいてはそれらを伝えたイスラーム共同体(共存共栄する繋がりばかりではなく、征服者と被侵略者というケースもまた多かったにしても)のネットワーク、イスラーム文化の強烈なインパクトと浸透力を感じずにはいられない。

それはさておき、マジョリティがヒンドゥー教徒のインドとはいえ、非ムスリムにおいても、歴史と社会、建築文化、言語、風俗習慣、日々の行動などに、否定しても切り離せないイスラーム起源の習俗が色濃く残されている。ゆえに、現代のインドもまたイスラームに深く影響された国のひとつである。

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今どきのインドのプリペイドSIM

デリーで、携帯のSIMカードを販売している店にて、この広告を目にして、ちょっと驚いた。

vodafoneのプランだが、国内通話が無料で、ネットは1日当たり1.4GBまで利用できて28日、84日、90日のプランがある。28日と90日の中間くらいの日数がなくて、84日という半端なのは変な気がするが、3ヶ月丸々利用できて、509ルピーというのは嬉しい。

1日当たりのネット利用可能容量は、他に2GB, 3GB, 3.5GB, 4.5GBといったものがあるようで、現在のプラン一覧についてはこちらを参照願いたい。

また無料通話について、いくらかけまくっても無料というわけではなく、こちらに記されているように一定の制限があるのだが、それでもインドの携帯電話通話料金の安さは突出している。世界でも最安の水準だろう。

携帯電話が普及し始めた頃のインドでは、通話受信にも費用がかかっていたし、モバイルのネット接続プランについても、出始めの頃は今のような料金水準になるとは想像もつかなかった。

費用がずいぶん安くなっていることもさることながら、以前はデリー市内で午前中にSIMを購入しても、開通するのは夜になってからだったが、現在は昼までに購入すれば、同日午後2時くらいにはアクティベートされるとのこと。使用可能となるまでにかかる時間も短縮された。空港で購入したその場で開通するような他国とはまだまだ事情が違うとはいえ、こうした傾向は大歓迎である。

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「ユニクロ」かと思ったら「メイソウ」だって

インド人店員さんが言うには、「東京にお店を沢山出している日本の会社です。このたびインドにも出店しました。」とのことだが、聞いたこともない。北京とか上海の会社ではなかろうか?陳列はやけに日本っぽいのだが。

店頭でちょっとググッてみると、確かに日本で登記している企業のようだが、実態は中国企業で、日本国外で「日本」を看板に出店しているらしい。

そうした「日本ブランド」が通用する圏外と言えるインドに出した店舗だが、覗いてみると、予想外に良かった。日本風のディスプレイ、雰囲気、品揃えなど、実に良く勉強して自分たちのモノにしているという印象だ。

店の外の雰囲気とは異なり、洋服の店ではなく雑貨を扱っている。日本の100均にありそうなアイテムも多いが、スーツケースもあるなど、取扱品の価格帯がかなり広い。

こんな具合だったら、本当に東京で出店すればいいのにと、私自身とても好意的になり、すっかり「メイソウファン」になってしまった。

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分配コンセント

近年、世の中で出回る電子機器の種類が増え、当然のことながら旅行の際に持ち歩くそうしたデバイスも増えている。スマホ、外付け充電池、タブレットあるいはKindle端末、デジカメ、電子蚊取り・・・。

そんな具合なので、宿泊先の部屋にコンセントひとつしかなかったりすると、充電を要するものが複数あると困る。もしいくつかコンセントがあっても、壁のずいぶん高い位置に設置されていたり、バスルーム内であったりすると具合が良くない。

また、長距離列車内に電子機器用としてコンセントが設置されていても、すでに誰かがそれを用いてスマホの充電をしていると、自分は使うことができない。
そんなシーンはたびたびあるので、ひとつのコンセントから二口、三口に分けられる、日本ならば百均にあるようなタイプのものを持参すると便利だ。

部屋の中のひとつのコンセントから複数の機器を利用出来るようになるし、列車内でコンセントを占領して充電している人に、「これでちょっと割り込ませてもらうよ」と声をかけて、文句を言われることはない。インド旅行時は携行をお勧めしたい。お買い求めは、インドの街のバーザール内の電気機器屋さん店頭にて。

参考までに、私自身が利用しているものは以下のタイプである。

背面は3穴。フラットタイプも利用可能。

上面は3穴

下面は2穴

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amazon.co.jpで販売されている「インドで使えるデータ通信用SIM」

amazon.co.jpで販売されている「インドで使えるデータ通信用SIM」

以前、旅行前に日本で購入できる割安SIMと題して、amazon.co.jpで取り上げてみたが、どんな使い勝手なのか興味があったため、同じ業者によるインドをカバーするSIMとして最も安い「8日間用」(1,630円)を購入して試してみた。

メインのスマホには、インドのプリペイドSIMを挿入するため、予備のスマホのほうに購入したSIMを装着しておいた。デリーのインディラー・ガーンディー国際空港に到着してから電源をオンにしてみると、特に設定をいじる必要もなく、Airtelのネットワークに接続していた。実にあっけない。

しかしながら、「SIMを入れるとすぐに繋がる」というのは、おそらくSIMロックフリーの端末においての話であって、日本のドコモ、ソフトバンク等のキャリアに紐づけられたスマホをSIMロック解除したものでも同様かといえば、必ずしもそうではないかもしれない。

SIMロックをかけられることなく販売されている端末の場合は、世界中のメジャーな通信キャリアのネットワークに関する設定は、プリインストールされているようなのだが、SIMロックがかかっている端末については、SIMロック解除したものをインドの現地SIMを挿入してみると、ネットワーク関係の詳細な設定をしなければ、データ通信そのものがまったく出来ないという経験を幾度かしたことがある。

少なくとも、端末自体が「SIMロックフリー」として販売されていた場合は、まったく問題なく「自動的に」ネットが繋がるはずだが、そうでない場合は、このSIMがインドで利用するAirtel回線の「APN設定」について、事前にメモして持参しておくと良いだろう。

このSIMによる通信は極めて良好である。データ通信専用であるため、通話が出来ないという部分、インド現地のプリペイドプランで非常に割安で素晴らしいプランが提供されているため、通話は出来ずSIMの有効期間も極めて短いこのSIMを必要とするか?という部分はあるが、インド到着すぐさまモバイル環境を必要とする場合、現地SIM入手まで数日かかる事情がある場合には一考の余地ありか、と思う。

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