マンドヴィー1 〈スマホと日記 〉

ブジのジュビリー・サークルの交差点に出て、ここからバスをつかまえる。マンドヴィーまでは1時間半くらいかかる。

このところ旅行中にSNSに長文で書き込みをしている。以前は、旅行中にあまりこうしたものに熱中してしまうのはどうかとも思っていたのだが、途中から考えを変えた。

なぜかと言えば、夜に宿に戻ってから一日のことを思い出して書こうとすると、うっかり忘れてしまっていたりすることが多々あるので、なるべく日中にいろいろメモとして書いておくといい部分もあるということに気が付いたからだ。もちろん歩きながらなどは言うまでもなく、往来で立ち止まってスマホ操作するのも危険なのでそんなことはしないが、移動中のバス車内や食事を注文して待っている間など、「無駄な時間」「捨てている時間」にどんどん書いておくのは悪いことではないだろう。

そうしてメモしておいたことを目にしながら、夕食後に宿泊先の部屋でその日にあったことをいろいろ書き進めてみるのもいいし、元々自分自身が書いたものなので文字通り「コピペ」してしまってもいいのだ。

SNSであまりに大量な駄文やメモ書きを公開したりするのはどうかと思うし、気恥ずかしくもあるので、公開先を「自分のみ」にするような慎み深さは必要かと思うが、なかなか便利な時代になったものである。

私自身も最近はフリック入力にもかなり慣れてきたため、両手を使ってかなり高速で長い文章を書くことができるようにもなっている。また、数年前であれば、インドで人前でスマホを取り出すのはちょっと憚られるところがあったが、今では町の人たちもずいぶんいいもの、たとえば6インチくらいの大ぶりのスマホを持っていたり、その他かなり高性能であったり、見栄えのするものを扱っていたりするので、何か気おくれするようなこともなくなった。

〈続く〉

Tourist Visa on Arrival (TVoA)の終了とTourist Visa on Arrival (TVoA) enabled with Electronic Travel Authorization (ETA)の実施について

昨年11月下旬からインドへのE-Visaの運用が開始されているが、これにともない昨年12月26日に従前のアライヴァル・ヴィザの取り扱いが終了となった。

つまり、それまでは暦年で年間2回まで、最大滞在可能日数が30日の観光ヴィザが到着時に空港で取得可能という点については変わらないが、この手続きのためには事前にウェブ上での申請とクレジットカード等による支払いが必要となったことについてご注意願いたい。

だが30日を超えて滞在する場合と9つの空港(Bangalore, Chennai, Cochin, Delhi ,Goa, Hyderabad, Kolkata, Mumbai & Trivandrum)以外から入国する場合は、これまでどおりの形でのヴィザ申請が必要である。

ASUS TF103C

 

最近のAndroid環境は、スマホでやタブレットといったハード面でも、OSやアプリ等のソフト面でも、AppleのiPhone, iPadなどに較べて遜色なくなってきた。

タブレットも携帯性を重視した7インチという小さめのサイズ、主に自宅での利用を視野に入れた10.1インチの大型画面のモデル等、各々の使用目的に応じて、様々な価格帯から選択できるようになっている。先月はLenovoから13.3インチという、とりわけ大きな画面を持つタブレットも発売されている。タブレット端末も低価格化が進み、かなりハイスペックなものが手頃な価格で購入できるようになっているのも嬉しい。

これほど世間にタブレットが浸透している背景には、寝ているとき以外の時間帯にはネットに常時接続であるということが当たり前になっていること、様々な形態によるネット接続の普及、電子書籍の普及などもあるが、大きな画面サイズであるがゆえの「スマホではこなせない利用目的」や「パソコンではちょっと難しい用途」、つまりスマホとパソコンの間の隔たりを埋めるエリアへの需要が高いからだ。スマホ、タブレットとパソコンの利用目的は重なる部分はあるものの、守備範囲は大きく異なるがゆえに、三者三様の需要がある。

だがタブレットのサイズについては、ノートパソコンに近いものがあるため、このふたつを兼ねることができる、つまりタブレットとしてもノートパソコンとしても利用できるようなものがあると便利、というニーズも当然あるわけで、それに対応したのがウィンドウズOSで駆動する、あるいはAndroidで動くキーボード付きタブレットであるということになる。

両者ともに長所・短所があることについては否めない。前者はほとんどパソコンとして利用できる強みがあるが、それとは裏腹にスマホで馴染んでいるAndoroid環境とは異なることにストレスを感じたりすることもあるだろうし、Androidではごく当たり前のアプリがWindowsにはない、ということもよくある。

後者については、従来のスマホやタブレット環境と同じという点が利点であるとともに、Windowsではないためパソコン環境とかなり違うという不利な部分が表裏一体となっている。つまり「いつも使っているアプリ」をじゃんじゃん利用できるという便利さがあるものの、マウスを使えないこと、印刷や保存ファイルの取り回しから始まって、パソコンでいつも使用しているソフトを使うことができないなどといった制約がある。

だが最近ではAndroid 端末からの印刷が可能となっているプリンターは少なくないし、少なくともオフィス系のソフトならば、Microsoftの製品と互換性を持たせたものが出ている。そのため、タブレットとして利用しつつも、限りなくパソコンに近い使用さえも可能な製品も数多く出回るようになっている。

日本語文書を作成する際に、打鍵数が少なくて大量の文字を打つ場合に有利な「かな入力派」にとって、Android端末への物理キーボードからの日本語入力環境が基本的に「ローマジ入力」であったことすでの過去の話となり、現在ではnicoWnn IMEをインストールすることにより、「かな入力」環境がごく当たり前に用意することができるようになった。

キーボード付きタブレットといえば、やはりパソコン的な用途となることが多いためか、Windows RTあるいはWindows 8で動くモデルが多いようだ。しかしながら個人的にはスマホあるいは小ぶりなタブレットの延長線上にあるAndroidベースのものもなかなかいいと思う。先述のとおり、日本語入力環境が改善されていることもあるし、オフィス系のソフトもマイクロソフトと互換性の高いものが無料あるいは廉価で入手できるからだ。

そうしたアンドロイドOSでキーボード付きのタブレットとしては、ASUSのTF103Cはとりわけ魅力的に感じられる。今年7月に発売されたが、すでに3万円以下で入手できるようになっている。スペックもハイエンドとは言わないまでも、必要にして充分以上の性能だ。コストパフォーマンスの観点から卓越したものがある。

タブレット本体の重量は550gだが、キーボードを付けると1.1kgとやや重くなってしまう反面、手にしてみるとなかなかしっかり感があって好ましく思える。取り外しができるキーボードだが、造りもしっかりしているし、合体時には実にしっかりと本体と結合するのも安心感があっていい。

SIMを差し込んでの3GやLTE通信は対応しておらず、ネット接続はWifiのみとなるが、Wifi環境のない場所では、スマホからBluetoothテザリングでネット接続するという前提が考えると、これまた安上がりでいいかもしれない。

単体でタブレットとして使ってもよし、キーボードを装着してノートパソコン的に利用してもよし。日常生活で、また旅行先でも大いに使い回すタブレット兼ノートパソコンとしての大いに活用できる1台ではないだろうか。

Asus Transformer Pad TF103C 2-in-1 Android tablet review (liliputing.com)

 

 

 

RICHO THETA M15

昨年11月の発売から1年、「全天球撮影」をウリにするTHETAがモデルチェンジとなった。

大きな変更点いくつかあるが、外見上は従来の白に加えて、ブルー、イエロー、ピンクの計4色のボディが用意されることになったことに加えて、機能面でも大きく進化している。

まずは待望の録画機能が付いたことが大きい。この部分については、前モデルのファームウェアをアップデートしても対応していない。
https://theta360.com/ja/support/faq/c_06/100/
さて、動画を再生するとどのようになるのか下記リンクでご覧いただきたい。

RICOH THETA m15動画再生デモ (デジカメWatch)

これによって「爆発的に売れる」ことになるのかどうかは判らないが、初代THETAが発売された際、「これで動画も撮れたら面白いな」という声が多かったため、様子見をしていた人たちは早速購入を検討しているのではないだろうか。

先代のモデルに対してファームウェアのアップデートにより提供された「シャッタースピード優先」「ISO優先」「インターバル撮影」機能が最初から搭載されているのはもちろんのことだが、「ぼかし機能」も追加されている。これはSNS等で公開する際にプライバシー等の観点から気になる部分、また手持ち撮影の際に手が中途半端に写り込んでしまうことに対するものだろう。

私自身は初代、つまり昨年11月に発売されたモデルを使っているが、少々気になるのはスマホとの接続の部分である。ThetaとスマホがWifiで繋がることにより、「シャッタースピード優先」「ISO優先」「インターバル撮影」機能が利用できる(THETA側でシャッターを切る場合は1枚づつのオート撮影)し、撮影した画像を閲覧できる(THETAにはモニターは付いていない)のだが、この肝心なWifi接続がスムースにいかないことが多い。幾度から繰り返して、ようやくスマホ側でTHETAを認識するという具合だ。このあたりも大幅に改善されていると良いのだが。

それはともかく、現時点においては一般ユーザーの手の届く価格帯でほぼ唯一無二の360℃撮影ができるカメラである。インドで日常でも旅先でも大いに活用できる1台ということになるのではなかろうか。「現時点において・・・」としたのは、機能、使い勝手、実用に耐えるものかどうかは不明だが、スマホと連動する全方向撮影用のデバイスが出てきているからだ。

今後、この分野が価格競争に突入していくことになれば、より高画質な画像・映像を撮影できる「全天空撮影カメラ」を期待したい。

Magzterで「立ち読み」

昨年の4月にmagzterで読むインドと題して取り上げてみたことがあるが、その後取り扱う雑誌類はずいぶん増えたし、書籍の扱いも行なうようになったので、ずいぶん便利になってきた。ひとつアカウントを作っておけば、タブレット、スマートフォンその他でそれらをダウンロードして専用アプリ上で閲覧できるのはもちろんのこと、パソコンからウェブサイトにアクセスして、購入した雑誌や書籍を読むことができる。

専用アプリでもウェブサイトでも、まず開いたときに出てくるのは「お勧め」らしき雑誌群であるのは毎回うんざりしたりもするが、自分が定期購読している週刊誌等のコンテンツをいつでもどこでもリアルタイムで入手することができるのはありがたい。インド国外からでもインドで販売されているものと同じ誌面を入手することができる。全国誌以外にもローカルな雑誌の扱いもあり、なかなか使い手がある。

従前は、購入していない誌面については、いくつかのサンプルページのみ見ることができたのだが、アプリを更新すると、定期購読や単号で購入していないタイトルについても全ページ閲覧できるようになっていることに気がついたのは数日前のこと。この措置については期間限定とはいえ、タブレットがネット接続している状態にある限りは、際限なく読み進むことができるわけで、店頭の立ち読み感覚に近いものがある。

時と場所を選ばず、販売エリアを大きく超えて、国外からでもそのように出来るような時代がやってきたとは、実にありがたい限りである。