カッコいいけど格安

アウランガーバードで見かけたちょっとスタイリッシュな軽食屋の看板。

肝心のお店の写真を撮影していなかったが、この看板のとおりシンプルながらもスマートな感じで洒落た構えなのに、道路脇でトタン屋根の下で開業しているチャーエ屋と同じかそれより安い料金というのが面白い。

チャーエ(マラーティーでは「Chahaa」と呼ぶらしい)が7Rs、ポーハー、ウプマー、サモーサーがいずれも15Rs。

下手するとわずか22Rs「チャハー + サモーサー」で朝食、軽食が事足りてしまう、でも女性とデートで立ち寄ってもまったく恥ずかしくないカッコいい店構えという具合。これはきっと、地元の学生や若者たちにはとってもありがたい存在にちがいない。「ウルトラ格安版スタバ」(笑)みたいな感じで。エアコンはないけど。

肝心の店内を撮ってないのが、あぁ悔やまれる。ちょうど書店巡りしていて、帰りに立ち寄ろうと思ったのに、すっかり忘れてオートに乗ってしまったのだ。

ジャイビーム・ナガル

アウランガーバードのムスリム地域の一角に新仏教地区がある。その名も「ジャイビーム・ナガル」。インド初代法務大臣ビムラーオ・ラームジー・アンベードカルは新仏教徒つまりアンベードカルが初めた仏教への改宗運動(差別階級のヒンドゥー社会との決別運動)に賛同した伝統的ではない政治的ネオ仏教徒たちのこと。

ジャイビームとは、「ビームに勝利を」という意味。ビームとはアンベードカルのファーストネーム、ビームラーオの略。かなり社会的なテンションの高いエリアであることは想像がつく。

「जयभीम नगर (ジャイビーム・ナガル」のはずだが、地区入口のゲートには「जयभिम नगर (ジャイビム・ナガル」とある。マラーティーでは短くなるのだろうか?

ジャイビーム・ナガル地区入口

城門の街

デリーその他同様にアウランガーバードも古い時代の城門が多い。元々は52の門があり現在も残っているのは、その中から13の門とのこと。

BHADKAL GATE
BHADKAL GATE 内部

大通りで門が残された部分がロータリー状になっているものもあれば、門をくぐるところだけ道幅が狭くなっているケースが少なくない。見るからに事故が起きそうではあるものの、文化財である門を取り壊すわけにはいかないので仕方ないのだろう。

 

MAKAI GATE 外側
MAKAI GATE内側

城壁がぐるりと巡らされた中で、昔々は城門から人々は出入りしていたわけだが、市街地の拡大とともに、そして街の近代化とともに城壁の多くは取り壊された。大通りが城門を抜けることは出来ず、城門を取り壊してしまうのもどうかということで、門の両側を上下路線が通る。かつては城市内外を分ける大切な施設であった門や城壁は、現在の往来においては余計な障害物でしかない。

KAALAA GATE

 

旅先で、このカメラはどうだろう? Xiaomi 14 Ultra

indo.toでは、ごくたまに私が個人的に「インドでどうだろう、この一台?」と思う新製品のカメラを取り上げていたが、このところ数年間はそれが途絶えている。

理由はただひとつ。スマホのカメラ機能の大幅な向上により、コンパクトデジカメのニーズが食われてしまったこと。それにより一部のハイエンドなコンデジが生き残るも、商品サイクルは長いものとなってしまったことがある。

私が持っているキヤノンのG7X MarkⅡは、2014年発売のG7Xがマイナーチェンジを繰り返しながら販売されているものだ。今年で発売10周年になる。以前はこのようなことはなかったため、コンデジのマーケットはある意味、非常に成熟したとも言えなくもない。

Xiaomiの14 Ultraは、12 Ultra、13 Ultraと続いてきたこのシリーズとしては、初の日本市場での発売。保証の関係でグローバル版購入をためらっていた層はうれしい知らせだった。

ライカ監修の35mm換算23mm(F1.63)のメインカメラ、超広角12mm(F1.8)、75mmの望遠(F1.8)、120mm(F2.5)のベリスコープと四つのレンズを備えている。23mmレンズについては、F値1.63~4.0の可変絞りによる無段階調光。いずれも画素数は5,000万画素。イメージセンサーは1インチのものを搭載している。

フロントカメラは3,200万画素と、これまた良好な画質であるため、自撮りの際にもリアカメラでの撮影と較べて遜色ない。

ただ惜しいのはe-SIMに対応していないことだ。世界で売り上げ第4位の大メーカーのハイエンド機としては、この部分はかなり残念ではあるが、高級コンデジにスマホが合体したようなものであるのが、この14 Ultraだ。

日本市場モデルで購入すると付いてくる「Photography Kit」もまた素晴らしい。これを装着すると、まんま「カメラ」に変身するとともに、物理シャッターは付くし、ダイヤルで露出の調整が出来るようにもなるため、使い心地が向上する。さらには同梱されているフィルターアダプターを付けると、67mmのフィルターが利用できるようになる。常々スマホでもPLフィルター、NDフィルターが利用できたらいいと思っていたので、これはとても楽しい。

ただストラップの部分だが、出来れば両吊りできるようにしてもらいたかったという思いがする。

そんなことからこの端末について、日常で、旅行先で「どうだろう、この1台」ということで今回取り上げてみることにした。販売価格は現時点の最低で15万円、16万円くらいからということになるため、「それなら高級コンデジを買ったほうが・・・」という声もあるかと思うが、スマホと有能なコンデジが一体となっている部分に特別な価値があると言える。

なかなかカメラを出しにくいシーンでも気兼ねなく取り出せることもあるし、インドでカメラによる撮影は咎められても、スマホならば許容されているような場所は少なくない。

たとえば駅などの鉄道施設であったり、博物館等であったりする。博物館といっても場所によりさまざまで、カメラやスマホの持ち込みができず、入場前に預けなくてはならないところもあれば、撮影料を支払って撮ることができる場所もある。はてまたカメラでの撮影は不可であるけれども、スマホやケータイはOKというケースも。

いずれにしても「カメラ未満」という認識が一般的であるため、撮影にかかるハードルが低いことになる。

そんなことから、わざわざカメラに見えてしまうPhotography Kit装着でそういうところに出かけるのはどうかとも思うが、ケースを付け替えて変身できるのも、スマホの気楽なところだ。

放屁し放題

・・・という意味では、インドは世界でもかなり上位のほうではないかと思う。すごいな、インド人。人のオナラの爆音を複数回耳にせずに午前中は終わらないし日も暮れない。ある意味、たいへん恵まれた環境。そんなわけで、こちらも遠慮なく音を立てて腹圧を下げる。(笑)