近年は、「サナータン・ダルム」(永遠不朽の教え)という言葉をしつこいほど耳にするようになっている。
昔からヒンドゥー教のことを、そう表現することはあったが、最近はイスラー厶教、キリスト教などと対比させての「真理」というような具合での言質であったり、インド固有の文化背景をも含めたそういう物言いであったりする。
とりわけBJPのリーダー、活動家などが口にしてきたが、今や市井の人たちもよくそういう言い方をするようになった気がする。テレビなどで幾度も幾度も耳にすると刷り込まれてしまうものらしい。
私ですらインドの人と話していて、ついつい「サナータン・ダルム」などと言ってしまうほどだ。影響されやすいのは誰もが同じ。