スワンナプーム空港で「市中レート」での両替

前々回、前回に続いてタイの話題となる。

夜の時間帯にスワンナプーム空港に到着した。空港の両替レートは悪いのは当然だが、具体的にどのくらい悪いのかはよく知らず、漠然と「損」と思っていた。

市内での両替でおそらく最もレートが良いと思われる両替所「スーパーリッチのラージダムリ店」における本日の店頭レート(店舗により微妙に違う)を表示してみる。

例えばここで「0.2575」との表示であれば、1万円が2,575バーツとなる。円安のためずいぶん下がっているが、こればかりはどうにもならない。

この日、空港の両替所はどこも統一されているのか、「0.23」、つまり1万円あたり275バーツ、つまり1,100円くらい損ということになる。

やはり空港レートはかなり悪い。

空港B2階にあるBTS駅入口の裏手には市中レートと遜色ない率で替える店が並んでいると聞いていたので立ち寄ってみる。翌日早朝バンコクを出て地方に行く予定だったので、少しまとめて替えておきたいものの、市内に到着する頃には宿泊先界隈では両替空いていないかもしれないという懸念があった。

スワンナプーム空港B2階にあるBTS駅入口裏手にいくつか並んでいる両替所

ここでも先述の「スーパーリッチ」が出店しており、市内ラージダムリ店よりは低いが0.256だったので、短い滞在中の費用はここでまとめて替えておくことにした。たぶん市内であんまりレートよくない店とか、田舎で両替するとこんなもんだろう。

同じ空港内施設なのに、ここは空港ではなく鉄道駅構内なので、空港コントラバンドレートが適用されないということなのだろうと想像する。

ただし気を付ける必要があるのは、せっかくB2階まで降りてきても、BTS:チケット売場手前にある両替所に行ってしまうと、他の階と同じ「空港レート」になってしまうことだ。市中レートで交換できるのは、B2階でもBTS駅入口の裏側にある両替商エリアなのである。また、ひょっとするとこのエリアもいつしか「空港レートに統一」というようなこともあるかもしれないため、お金を渡す前に先述の「スーパーリッチのラージダムリ店」のレートを確認しておくことをお勧めする。

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