水の飲みかた

これから日々気温が上昇して、もうすぐ暑季を迎えるインド。今週のインディアトゥデイの特集は水不足について。乾季にはすっかり干上がる河川も多く、地下水位の下落も年々深刻になっている。

今号表示写真のように、水の入ったコップやボトルに口をつけずに飲むのがインド流だが、古くは穢れを防ぐ観点からの所作とはいえ、現実的にウイルスや細菌等の経口感染症を防ぐためにも有効だ。病理学が確率していなかった時代にあっても、先人たちはそのようなことを理解していたのかもしれない。

ペットボトルの水もこうやって飲むと中に異物が交じることなく、衛生的に保つことができる。ぜひ日本でも広めたい習慣だ。最初は距離感がつかみにくいかもしれないが、飲水の入った器を唇に近づけてから少し持ち上げて、口の中に注ぐとうまくいく。慣れると、最初から中空にかかげて、写真の女性のように優雅に飲むことができるようになるので、ぜひお試しあれ。

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