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カテゴリー: travel

  • カトマンズ空港前の商業地

    空港正面の商業地。このエリアは宿や両替やらの客引きの男たちが多いことは特徴的だ。歩いているだけで、入れ替わり立ち代わり、いろんな人たちが寄ってくる。耳元で「May I help you ?」とささやいてくる、ちょっとスレて厚かましい感じの30代くらいの女性もいるが、これは風俗関係者だろう。

    雑貨屋に入ると、誰もいない。声をかけてしばらくすると、髪の毛を慌ててまとめながら、店番の若い女性がノーブラのワンピース姿で「大きなお尻みたい」に豊満なバスト揺らせて出てきた。どうやら下着は付けていないようで、思わず「おおっ、これはっ!」と息を呑み、二度見してしまう。店のたたずまいからすると、カタギの人の若奥さんであるはずだが、慎ましいネパールにおいて、こうした煽情的な装いをしているのは普通ではないが、界隈の猥雑なムードからすると、あり得ないことではないようだ。

    カトマンズとは比較にならないほど忙しいデリー空港近くもそんな感じのようだ。生活圏や仕事で出入りするエリアから離れた匿名性のようなものがあるのが、この地域の特徴かもしれない。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • インド政府はお見通し!

    「ムルシダーバードはどうでしたか?何の目的でムスリムのエリアに行きましたか?」

    滞在を終えてインドから出国するところだった。コールカーター空港のイミグレーション担当官が手元の端末を操作しながら言った。

    「えー!?」とビックリするのは私。

    かつてムルシダーバードは、かつてナワーブが支配したエリアだが、今でもそこにムスリムが多いのかどうかは知らない。それはともかく、私がそこを訪問したことがなぜわかるのか気味が悪い。

    担当官に「よくご存知ですね。宿泊したのはベーヘラムプルで、ムルシダーバードで観光しました。帰りにはカルナーで108 シヴァ寺院に参拝したり、ISKCONのマーヤープルも行きましたが。でもどうやってそんなことをご存知で?」と尋ねると、はぐらかして答えない。

    おそらく担当官が見ていたのは、宿泊の際のC-Formの情報だろう。なぐり書きした用紙が、そのまま積み重ねられていくだけかと思ったら、ちゃんとオンラインで共有されているということらしい。そういえばC-Formのウェブ版もしばらく前から運用されているし。

    こんな具合だと、もし誰かがデリーのジャマーマスジッド界隈のムスリム宿に泊まり、コミュナルなテンションが高くて観光地でもないUP州のモラーダーバード、ムザッファルプル、ムザッファルナガルのような、原理主義過激派と関わりのある人たちがいることで知られる街をハシゴしてデリーに戻ってからすぐにカシミールのスリナガルに飛び、デモや鎮圧が頻発するラールチョウクに滞在して、他の地域に行くことなく飛行機でデリーにとんぼ返りしてからすぐに帰国しようとしたら、「いついつどこで誰に会ったのか?」と、別室で詰問されることになるかもしれない。

    インド訪問する人たちの足取りはインド政府によってモニターされている。もちろんインドの法律をしっかり守って物見遊山をする私たちには何らやましいものはないので、まったく気にする必要はないのだが、唐突に滞在先についてドンピシャリなことを言われると、さすがに驚いてしまう。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • マーヤープル&ナバードウィープ

    マーヤープル&ナバードウィープ

    アンビカ・カルナー(Ambika Kalna)駅からナバードウィープ・ダーム(Nabadwip Dham)駅まで30分ほどの乗車。

    降車してからマーヤープルへの渡し船が出るマーヤープル・ガートまでシェアオートで向かう。ここでも走っているオートはeリクシャーだ。電気自動車の定着という意味では、乗り合いオート三輪に限れば、インドは先端を走っていることになるのかもしれない。

    船のチケットを買ってからボケッと待っていると、ドカドカっと人々が乗船してきて出発。

    マーヤープル到着

    フーグリー河を渡った対岸がマーヤープル。クリシュナ信仰の地でもあり、ここにはISKCONの大きな寺院がある。この寺院の敷地内にはISKCONのプシパ・サマディー寺とシュリー・マーヤープル・チャンドローダヤー寺がある。後者については、西洋の建物のようなたたずまいをしていて、正時になるたびに西洋の教会の鐘にそっくりな音が流れる。

    マーヤープルには、地場のいろいろな寺院もあるのだが、規模や集まってくる人々の数などでも圧倒的なのが、やはりISKCONである。インドにおけるISKCONは、西洋人信者が見られることを除けば、特に新興宗教的なムードはなく、いたって普通の寺院が大きくなったものという具合だ。

    ISKCON施設の近くにはピッツェリアの看板を掲げる店もあった。入ってみようとすると今の季節は営業していないとのこと。やはり西洋人が多くなる時期にやっているようだ。

    ISKCON寺院を見学してから船着き場に戻る前に、ようやくプリーとサブズィーで、遅い朝食を摂った。

    ナバードウィープは、特に目玉はないけど、落ち着いた感じのなかなか良い町だ。しばらくマーケットを散策してから駅へと向かう。

    ナバードウィープの駅から電車でカルナーに戻ろうとしたら、「工事につき3時まで運行取りやめ」とのことで、バスを利用した。

    ナバードウィープ・ダーム駅発の鉄道時刻表
    鉄道はしばらく運休していた。

    ※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • マイスプーンとマイ靴磨き

    マイスプーンとマイ靴磨き

    マイスプーン

    いつも旅行にもち歩くマイスプーンを忘れたのでカルナーで購入。アイス、ヨーグルト、ケーキその他でけっこう使う。果物をほじくるにも重宝する。なるべくフラットな形のものが多用に使えて望ましい。その意味で、このスプーンはまさに理想形だ。誰でも旅行に持参するモノへのこだわりがある。

    昔々、バックパッカーとして世界を放浪していた時期、ボロは着ていても足元にはこだわりがあって、いつも革のモカシンシューズを履いていた。

    南米を旅行した後にそうなったのだが、ペルーもボリビアもたいてい靴はきれいにしている人が多くて感化されたのだ。

    安宿のドミトリーで、朝目覚めてリュクからブラシ、ボロ布、靴墨を出して磨いていると、「旅先で靴磨くやつは初めて見た」なんて言われたりしたが、毎朝ピカピカの靴で外出するのは気持ちが良いものだった。たとえ衣類は5日くらい洗わず臭いものであっても。

    また、ゴシゴシと磨いているときに、何か楽しいアイデアが浮かんだり、急に大切なことを思いだしたりする。気持ちの整理にもなかなか良いものであった。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • 舌こき(ジービー)を購入

    舌こき(ジービー)を購入

    良質な「舌こき」いわゆる「ジービー(jeebhee)があったので、何本か購入。1本22Rs。だいたいこのくらいの価格までだが、このクオリティのものはなかなか見つからなかったりする。薄すぎたり、ステンレスなのに赤サビたりするのは多いけど。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • 食事運絶好調

    食事運絶好調

    テラコッタ建築の寺院訪問の本日、その中のひとつのお寺で食事をしている集団があった。

    その中から幾人かの女性たちが出てきて、一緒にどうか?と誘ってくれたのだが、あいにくさきほど市内の「Royal Family Restaurant」でたくさん食べてきたので丁重にお断りする。

    昨日はオンボロのダーバーのひどい飯ばかりで、なにかちゃんとしたものを食べたいと思ったのだが、今日は打って変わって素敵なレストランは見つかるし、楽しそうな会食にも呼ばれるなど、食事運は絶好調である。食事については心苦しくもお断りしたが、そのボースさん一族としばらくおしゃべり。

    とにかく楽しそうなので、何があったのか尋ねると、意外にも「父親が亡くなり葬儀を済ませたので」とのこと。「失礼かもしれませんが、お幾つでお亡くなりに?」と尋ねると、「90歳で」とのこと。

    高齢で満を持しての大往生であったため、湿っぽいものにならなかったらしいことは理解できた。

    「この年齢まで生きるというのは稀ですから(居なくなって寂しいけれども)長生きで良かった!という気持ちですよ」とのことを、食事を負えて寺院内を案内してくれた息子さん(大往生した翁の)が言っていた。兄弟3人+姉妹5人の大世帯。本日は一族郎党300人が集まったとこのと。

    そうこうしているうちに食事会はお開きの時間に。翁の遺影を飾った祭壇のところから何か紙箱を取り出して、「ぜひお持ち下さい」と渡される。

    一応、こちらは「いえいえ、そんな・・・」というフリをして、先方も「いやいや、気持ちばかりのものですから・・・」と振る舞うのは日本とインドは、実はけっこう似ている。

    お菓子だろうとは思っていたが、なんとラスグッラー。これは今日中に食べなくてはいけないだろう。汁入りの生もので、10個以上入っている。

    あまり急に食事運が良くなり過ぎるのも考えものだ。

    大量のラスグッラー

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • 108シヴァ寺院その他の寺院群

    108シヴァ寺院その他の寺院群

    108 シヴァ寺院

    西ベンガル州のカルナーで、かねてより訪れてみたいと考えていただけに感慨深い。けっして大きくはないのだが、想像していた以上に宇宙的ともいえる広がりを感じさせるレイアウトだ。

    この寺院はカイラス山を象徴しており、108の小部屋にそれぞれシヴァのリンガムが安置されている。外周部の小部屋には白黒のリンガムが互い違いに配置されているが、内円部は白だけとなっている。

    寺院内の108すべてのリンガムに対して時計回りにパリクラマー、つまり順繰りに回る形で参拝することにより、カイラス山を一周したのと同じ意味を持つことになるのだという。

    建立は19世紀。とかく古いものが多いインドでは、歴史の浅い寺院ということにはなるのだが。

    この寺院のすぐ北側には、プラタペーシュワル、バドリーナラヤン、クリシュナチャンドラ、ラールジー、ギリー・ゴーワルダン、ルーペーシュワル・シヴア、ヴィジャイ・ヴェーディャナータン、パンチャラトナといった寺院群があり、いずれも美しいテラコッタ細工があしらわれており、大変見応えのあるものだ。

    プラタベーシュワル寺院
    バドリーナラヤン寺院
    クリシュナチャンドラ寺院
    ラールジー寺院
    ルーペーシュワルシヴァ寺院
    ヴィジャイ・ヴェーディナータン寺院
    パンチャラトナ寺院

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • インド側にあるベンガルはありがたい

    インド側にあるベンガルはありがたい

    街の中にいくつもあるタラーブのひとつ

    町を散歩すると住宅地内でこんなタラーブの風景が無数にあり、のどかで良い。もっとも、これだから蚊がものすごく多いのだが。

    ベンガルの田舎町を訪問すると、目に入ってくる看板等の文字はすべてベンガル語で、特にムスリム地区だと視覚的にバングラデシュに来たような気がすることもある。

    文字はベンガル文字ばかり
    文字はベンガル文字ばかり

    でも国境の向こう側なようなアウェイ感がないのは、インドでおなじみのブランドや商品の広告に満ちていることと、ヒンディー語がちゃんと通じるからだろう。

    やはりインド側にあるベンガルというのはありがたい。

    お馴染みの商品
    お馴染みの商品
    お馴染みの店

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • カルナーのレストラン「Royal Family Restaurant」

    カルナーのレストラン「Royal Family Restaurant」

    カルナーには汚いダーバー(簡易食堂)しか見当たらず、ちょっと残念な気がしたが、クグってみると良さげなのが出てきた。短い滞在なので食事は美味しいところで楽しみたい。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • eリクシャーの普及ぶり

    eリクシャーの普及ぶり

    近年のインドにおけるeリクシャーの進出ぶりは凄まじい。地域差もあるが西ベンガルの田舎町でも沢山走り回っており、カルナーでもオートリクシャーの大半はすでにこれに置き換わっていると言っても良い。これを電気自動車の一種と捉えるならば、インドはその普及の先端を行く国のひとつと言えるだろう。

    都市部では環境問題に対応するため、タクシーやオートリクシャーのエンジンがガソリンからCNGを燃料とするものに変更されて久しい。その中にこうした電気式のリクシャーが参入していく形となったが、田舎ではガソリンからCNGのものへという変化を経験することなく、いきなりeリクシャーが導入されるというドラスティックな展開となっている。

    さて、このeリクシャーだが、夜間に充電しておき、昼間の時間帯に80kmくらいできるようだ。昔と違って個燃料代不要で良いではないかと思いきや、運転手曰くオーナーから充電代金名目で取られるのであまり変わらないとのこと。

    それはともかく、乗り心地は良好だし、地をスルスルと滑るように進む感覚も良い。気持ちよく運転できそうだ。

    カルナーで、eリクシャーを含めたオートリクシャーはシェアベースで走行しており、一人で乗っても満員でも10Rs。よほど遠くまで行くと20Rsになるが、とりわけ他の乗客がいないとお得感が高い。ただし、夕方遅い時間になり、運転手にとって他の乗客の利用がまったく望めない時間帯、場所でもその料金で利用できるかといえば、もちろん運転手次第ということになるのだろう。

    ※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • OYOのホテル

    OYOのホテル

    共通のアメニティー

    ベッドカバーも共通デザイン

    フランチャイズ方式で加盟ホテルを増やしているOYO。各ホテルでは客室にこのようなアメニティーが置いてある。またOYOウェブサイトに自分のホテルが地域ごとに掲載されるなど、集客のための仕掛けが用意されている。フロントでスタッフが操作するタブレットも共通仕様だ。その他いろいろ加入するホテルがOYOに購入させされるものはあったり、スタッフの研修などもOYOが実施しており、円滑で合理的な運営と集客を目指すようになっているが、各ホテルの了解もなく、突然「キャンペーン」とか言って、びっくりするほど安い料金で勝手に予約を取っていたりする。

    そんなわけて、訪れた客とホテル側にとで、「オレはこの料金で予約した」「いやこちらは了解していない」とモメたり、ひどいのになると一度お客にキャンセルさせて、最初の料金からの交渉に持ち込もうとするなど、いろいろあるようだ。カルナーで私が遭遇したのもこのケースである。とにかくお客からもホテルのオーナーからも、大変評判のよくない会社である。

    もともと、OYOが勧誘するようなホテル、これに応じて加盟しようとする宿泊施設は、運営は良くなく、経営状態も好ましくない宿泊施設が多い点にも注意する必要があるだろう。

    ”詐欺的”と指摘のインド・OYOホテル問題が宿泊業界に投げかけた課題【永山久徳の宿泊業界インサイダー】(TRAICY)

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

  • OYOを脱退したホテル

    インドその他の国々で急成長しているOYOにはまったく好感を持てないのは、どうしようもなくて、経営がたちゆかないような宿泊施設が頼る先であるからだ。これまで各地で幾度か利用してみたことはあるが、いずれもロクなものではなかった。

    それでもOYOアプリを入れてみた。検索してみると、加盟しているホテルがインドのみならず日本その他、OYOが進出した国で出てくるため、OYOの増殖ぶりがわかるのは興味深い。日本では不調が伝えられてはいるものの。

    アプリを入れると使ってみたくなる。列車でヒマだとなおさらのこと、やってみたくなる。

    列車を降りる駅近くの宿を探してみるといくつか出てきた。表示される住所から駅は近くであることは間違いないようだが、なぜかGoogleマップで検索すると「クルマで1時間」と出るホテルもある。なんと雑な造りだろうか?

    AC部屋2泊で入れてみると、1290Rsと出る。エアコン付きで1泊645Rsとは安い。ウェブで支払うとさらに50Rs安くなるとか、朝食が無料で付くなどとも表示されるのだが、OYOにクレジットカードを情報入れたくないのでやめておく。実はこの判断が正しかったことは後になってわかった。

    カルナーの鉄道駅はアンビカ・カルナー(Ambika Kalna)駅という名前になっている。ここからリクシャーでホテルに着いたが、赤いOYOのマークがない。もしかしたら似た名前の別の宿かもしれない。とりあえず入ってマネージャーに「OYOで予約したんだけど」と告げると浮かない顔をしている。

    「実はOYOとトラブルがあって、加盟を取り消そうとしているところなのです。」

    なんでも、宿泊料金の2割をOYOに持っていかれるとかで、しかも自分たちが合意していない料金でOYOのウェブサイトに出てしまうのだとも。

    「申し訳ないのですが予約をキャンセルしてください。まだ支払いしていなければ今日の今日でもキャンセル料金取られないはずですから。」

    マネージャーは続ける。

    「それで、これから申し上げる料金を提示させてもらいますが、それに同意できなければ他のホテルに行って下さって構いません。こちらとOYOとのトラブルで迷惑かけて申し訳ないです。」

    「お客さんの予約は2泊1290Rsで出ていたんですよね。でも考えてみてください。AC付きで1泊645Rs、OYOに2割引かれて516Rsというのは、おかしくないでしょうか?」

    そんなことを私に言われても知ったことではないのだが、すくなくとも宿側が想定していなかった都合の悪さがOYOとの間に起きたことはわかった。

    駅からここまでに他の宿は見かけた記憶はなかったし、すでに夜で他を探すのは面倒なので本日1泊はすることにしたが、やはりOYOはいろいろ問題がありそうだ。加盟してまだ日が浅いのにやめたというのは、しばしば聞く話だし、実際に「今すぐにでもやめたい」という話を直接聞くことになった。

    まだ脱退できていないので、OYOで予約したと来る人がいたら、いつもこうして事情を伝えてキャンセルしてもらっているというが、もし前払いしてしまった人がいたらどうするのだろう?宿の人も無責任だが、こんなことをしている宿を今でも加盟ホテルとしてウェブ予約を受け付けて、さらなる割引をエサに前払いを勧誘していたりするOYOにも大いに問題がある。

    そんなことも、アプリを入れてためしてみないと知りえなかったことで、OYO問題について、インド雑学研究の視点からのアプローチをするきっかけとなったのは良かったかもしれない。

    内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。