あまりの大音響にコップの水の表面が揺れる。
宿近くのカトリック聖堂敷地内の特設会場でミサが開かれているのだか、賛美歌のボリュームが凄まじいのだ。終わるまでは仕方ない。
それはそうと、本日の宿の最上階は共用スペースになっている。こういう共用スペースがあると滞在が楽しくなる。
西洋人はいないけど、宿の人をまじえて一人旅のインド人の女の子と話ができて楽しかった。ビハールのパトナー出身だがチェンナイでIT企業に勤め、クリスマスから年始にかけて休みを取ってしばらくコーチンに滞在とのこと。
昔は・・・といってもどのくらい遡るかによるが、80年代から90年代前半くらいだと、宿で一人旅の若いインド人と会うことはほとんどなかったし、しかも女性というのは皆無だった。
ものすごくお喋りでずんずん前に出てくる人だ。たぶん頭の回転も早くてすごく仕事もデキそうな感じ。こういう若い人たちが今のインドを引っ張っているのだろう、きっと。