以前、リコーのデジタルカメラGX100のことを取り上げてみたが、その後とても気に入ったので結局購入した。ユーザーがいろいろ設定を変えて工夫して楽しみながら撮影することを前提に設計(何も考えずにシャッターボタン押すだけでもそれなりに写るのはもちろんだが)してあり趣味性の高いカメラであること、広角側が24mmから始まり撮影の自由度が高いこと、ストラップを外せばむき出しのままズボンのポケットに無造作に放り込んでおいても邪魔にならない(ヘタすると液晶が壊れるかもしれないが・・・)手軽さもあり、日常持ち歩くにも旅カメラとしても秀逸なモデルである。この機種に搭載されているタテ・ヨコ同比率1:1のフォーマットで撮影してみるのも普段と違った雰囲気でなかなか面白い。


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『デジタル一眼』基準のコンパクトデジカメ

例によって『インドでどうだろう?このカメラ』ということになるのだが、非常に期待されるモデルがついに発表となった。(発売日未定)
昨年秋にドイツで開催された写真・映像関係の総合見本市フォトキナで参考出品されていたシグマのコンパクトデジカメDP1だ。
同様に参考出品という形で展示されていたデジタル一眼レフSD14は今年3月に実機が発売されたものの、前者はその後どうなっているのか気になっていた。しかしここにきてようやく同社のDP1スペシャルサイトが出来上がり、PDFカタログのダウンロード配布を開始するなど、発売に向けて着々と準備が進んでいる中、果たして真打登場なるか?と期待される一台だ。
『一眼レフ基準』を打ち出すこのカメラの最大の売りにして、ユーザー側にとっても最大の注目点は、このモデルに搭載されるセンサーだ。この類のデジカメとしては世界で初めてAPS-CサイズのCMOSが採用されることになる。一般的なコンパクトデジカメのセンサー、1/1.8型ないしは1/2.5型のそれぞれ7倍、12倍に相当する非常に大きなものだ。激しい画素数競争が繰り広げられてきたデジカメの世界、1000万画素、1200万画素といった表記をよく見かけるが、現在の高画素時代、この数字における多少の違いはあまり意味がない。それよりもレンズの光学性能やカメラとしてのハード面およびソフト面の機能性のほうが大切だ。
しかしこの『画素数』というもの、あくまでも表面積1インチ当たりにどれくらいの密度があるかということに他ならない。同じサイズの印画紙に出力する場合、当然のことながらフィルムに当たるセンサーの表面積が大きなほうが有利だ。そのサイズに7倍、12倍もの差があるとすれば、ことセンサーの部分に限ればその優劣は火を見るよりも明らかといったところだろう。加えてこのセンサーはFOVEON X3ダイレクトイメージセンサーというちょっと革新的なフルカラーセンサーであるとされる。
素敵なGX100

4月後半の発売前にとして取り上げてみたリコーのデジタルカメラGX100だが、その後実機を使ってみる機会があったのでその感想を述べたい。少なくとも現時点で私自身がこのカメラを所有しているわけではないので、実写画像をご紹介できないのは少々残念ではあるが。
GRの名が冠せられるのは、やはり広角単焦点モデルという不文律みたいなものがあるのだろうか。コンパクトなズーム付きデジタルカメラのシリーズ『Caplio』ブランドで登場したこのGX100だが、外観はもちろん操作体系、機能性、描写、画質等々どこを眺めても、事実上のGR-Digitalのズームレンズ版である。あるいは汎用デジタルカメラとしてのCaplio GXシリーズをGRと同列の高級機のレベルにまで持ち上げたといった表現してもいいだろう。
いずれにしてもこのシリーズの前モデルGX8とは違い、GRと肩を並べるリコーのフラッグシップ機となって登場しただけに、GRファンはもちろんコンパクトデジカメの分野における高級機復活を願うユーザーたちの注目度は高かった。
価格は6万円台半ばから7万円台半ばといったところだろうか。今ではそのくらいの金額で各社のデジタル一眼レフの汎用機のボディが購入できてしまう。これらはエントリー機とはいえ、『猫も杓子もデジ一眼』といった様相の昨今、沸騰する旬な市場だけに高性能化と軽量化が進んでいる。多様なラインナップのレンズの中から目的に応じたものを自由にチョイスできること、その他周辺機器等の利用の幅も広いことなどからくる拡張性や撮る道具として別次元にあるデジタル一眼レフと競合する価格帯にある。そのため『なんだか高くてバカらしいなあ・・・』と感じる人もいるであろうことは充分理解できる。
最良の『日々愛用カメラ』登場か? Caplio GX100

ついにコンパクトデジカメも高級機が復活の兆しを見せている。このほど発表になったリコーの新しいデジタルカメラCaplio GX100がまさにその象徴かもしれない。
発売予定日は4月20日。今まで特別な関係者たち以外は誰も実機を手にしていないはずなのにずいぶん前評判が高い。ネーミングも『GX8』から『GX9』ではなく、いきなり大きく跳んで『GX100』ときた。このズーム付きコンパクト機の外観は前代のGX8風ではなく、28mm単焦点モデルのGR Digitalのフォルムを踏襲したものでグッと高級感がある。上面や背後の操作系配列もこれとほぼ共通、背面の2.5インチ液晶モニターに表示されるメニューも同様だ。外観のみチラリと眺めただけで、これまでの路線から大きくステップアップして高級化していることが一目瞭然だ。
そのためGR Digitalユーザーたちの中から要望の多かった同機のズーム版モデルとして特に注目と期待を集めることになっているのだろう。

タムロンA18 世界最高倍率の18-250mm

2月22日(木)にタムロンから現在世界最高倍率のデジタル一眼レフ用ズームレンズ『AF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF] Macro (Model A18)』が発売される。当初はキヤノン、ニコンのマウント用だが、後日ソニー、ペンタックス用も順次発売される。カバーする画角は18mmから250mmでズーム倍率13.9倍となる。キヤノンEOS Digitalシリーズに装着した場合、35mmカメラ換算で28.8ミリから400mmに相当する。つまりこれ一本であらゆる用途、街歩きから山岳写真、人物からサファリまでオールマイティに対応できるのだ。
ズームレンズ、とりわけ高倍率なものの場合、画質等についてむやみに高い期待をすることはできないものである。またレンズをいろいろ交換できることがメリットの一眼レフなのに、敢えて一本だけですべての用事を済ませてしまうようでは勿体ない。高倍率ズームレンズの存在意義はまさにその汎用性にある。しかし荷物を極力少なくしたい旅行の際や待ち歩きのときなど一本で何でもできるので非常に重宝する必須アイテムである。
2004年にシグマから『18-125mm F3.5-5.6 DC』が発売されたときには「ずいぶん便利なものが出たな」といたく感激したものだが、続いて2005年に同社から発売されたテレ端を大きく伸ばした『18-200mm F3.5-6.3 DC』が売り出されたときには、解像度等が著しく劣るのではないかと思ったが決してそんなことはなかった。良好にして便利なレンズであると判ってからは、これも購入して現在愛用中である。