1月から2月にかけては、新型コロナウイルス感染症流行の沈静化が見られていたインドだが、再び急激に増加して、1日の発生が10万人越え。これまでで最悪の数字となっている。一時期は2万人台くらいまで下がっていたのだが。
単純に言えば、日本の10倍の人口規模のインドなので、1日の新規罹患者数が2万数千人というのは、同じく2千人台の日本とちょうど同じくらいと言えた。これが10万人となると、日本で言えば1日の罹患者数が1万人となった場合と同等。
ワクチン接種も粛々と進んでいるインドとはいえ、13億超という膨大な人口の前では、ウイルスと太刀打ちするのはなかなか難しいのかもしれない。