ラクシュマンガル

この日最後に訪問したのはラクシュマンガル。いろいろ見どころのありそうな町なのだが、いかんせん到着した時点で午後6時。市街地の丘の上にあるフォートに上ってみた。途中に小さなお寺があるのみで、特に何か残っているわけではなさそうだ。

この町には、屋敷というよりも宮殿と呼びたくなるほど巨大な「チャール・チョウク・ハヴェーリー」がある。外観はボロボロだが、いったい何部屋あるのだろうか?
どのハヴェリーにも、チョウク(中庭)がふたつあるのが基本。入口から最初のチョウクまではお客誰もが招かれるエリアで、通常の来客や商談相手が通される場所。ふたつ目のチョウクは、そこからさらに先にあり、家の女性たちの空間であるため、家族以外はオフリミットとなる。

そんなチョウクが4つ(チャール)あるので、チャール・チョウクなのだが、普通のハヴェリーの規模に照らせば、8つくらいチョウクがあってもおかしくないように思える巨大さ。
頼めば中を見せてくれる管理人でもいれば、ぜひ見学してみたいところであったが、すでに暗くなってきたのでナワルガルへの帰途につく。

帰路は、頼りないほど細い道で、舗装していない部分も少なくない。Googleマップで見てみると、ラクシュマンガルからナワルガルへの近道がこれなのだ。こうしたルートについてもスマホで確認することができるのだから、便利な時代になったものだ。田舎でも4G回線で通信できている。

フォートに上ってみた。
フォートからの眺め
チャール・チョウク・ハヴェリー
延々と続くチャール・チョウク・ハヴェリーの壁

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