
「緑の革命」で内外によく知られるパンジャーブ州は、インドの穀倉地帯。社会的インフラ、所得や教育水準などの観点から、インドにおける先進州のひとつでもあり、各種商工業も盛んだが、やはり農産物からの収益が豊かな経済を支える最も大きな柱。



農業の成功を可能にしているのが、州内に張り巡らされた大小の水路。パンジャーブ州の農業の隆盛を可能にしたのは、効率的な灌漑施設の普及だ。

カテゴリー: food & drink
-
サダル・ストリートの「ホテルチェーン」
コールカーターのサダル・ストリート。英領期に元々は欧州人地区。20世紀に入ってしばらくするとユダヤ人地区、ベトナム戦争時には赤線地帯、それ以降は安旅行者地区と、変遷を続けてきた。
近ごろはかなりキレイな宿も出てきており、スィク資本でムンバイーを本拠地に、いくつかのホテルを展開するBAWAグループがホテルを開いたりしたのにはちょっと驚いたが、サダル・ストリートの地元資本?によるホテルグループもいくつか宿泊施設を展開している。
オーナーがムスリムのそのグループが運営するHotel Golden Appleが開業して間もないあたりで利用してみたことがあったが、とってもスタイリッシュな内装と施設にビックリした。ウロ覚えだが、2010年か2011年あたりではなかっただろうか。おまけに料金が確か1,200Rsとずいぶんお得なことにも感心したものだ。現在の料金は、2,500Rsくらいからのようだ。
ただし、スタッフの態度はやはり界隈の安宿と同じで、部屋に置いてあるルームサービスのメニューが「ブルースカイカフェ」のものであるのには笑えた。注文すると出前しに来るのだろう。
元々が安宿のオヤジとその取り巻きがやっている?と思うので、手入れもせず、すぐに汚くなって、周囲のボロ宿と同化してしまう「標準化現象」を見せてくれるのではないか?と予想していたが、案外そうでもないらしい。大都市の割には、カルカッタは中級クラスのホテル料金が安めなので、2,500Rsとか3,000Rsくらいのレンジならば、もっといい地区がある。わざわざサダル・ストリートに宿泊する必要はないように思うのだが、まあ、何かと便利な地区ではある。
-

Taj Mahal Tea
Brooke BondのTaj Mahalティーバッグ。日本の南アジア系食材屋でも置いているほどポピュラーなティーバッグだが、本来はブルックボンドのインド市場専用ブランド。たくさん入っていて安く、インドの庶民の味方だ。
うっかりティーバッグを3分くらいカップの中に入れたままにしていると、たちまち「紅茶のスープ」といった具合の濃縮茶というか紅茶エキスとなってしまうのは、アッサムの安価なダスト(ティー)を使用しているからだ。(一般的にアッサム茶は短時間で色も味も大変濃く出る)あまりに濃いためか、少しトロみがついたようにも感じられるくらいだ。それほど濃い。真っ黒な「紅茶スープ」といった風情で、からっぽのお腹に流し込むと、喫煙したときのように、てきめんに「シャキッとする」効果がある。たぶん胃にはあまり良くないのだろう。よって、ミルクは必須だ。
しかしながら、これが美味しいかといえば、まったくそんなことはない。正直なところ、ただの紅茶として飲むのには非常に不味いので、私は決して買わない。ただし、紅茶入りのクッキーなど、製菓用に使用するならば、まあ使えるのではないかとも思ったりもする。
-

マジヌー・カー・ティーラーで食事
チベット関係グッズ、ダライラマ関係グッズ、坊さんの人形など、面白いものが目に付くのだが、モノが増えるのは困るし、縁起物は不要になって捨てるとバチでも当たりそうなので、とにかく買わないことにしている。
書籍は増えてきたら、電子化してしまうという逃げ道があるため、この限りではない。せっかく来たのでチベット料理も食べておこう。昼過ぎから夕方前までの中途半端な時間帯は、どこの食堂もガラガラなのが常だが、いつ来てもDolma Houseは、ほぼ満席だ。たぶんここがトップクラスで美味いのだろうと、入ってしまうので、他の店のことはまったく知らない。

まだ暑い外から店内に入り、まずはコーラを注文 水牛のシャプタ(焼豚みたいなもの。豚じゃないけど)とギャトゥクを注文。どちらも大変美味だ。インドの中華は往々にしてひどいものであるため、中華料理の影響を強く受けたチベット料理を、インドで食べられる「正統中華料理」と言い換えてもいいくらいだ。

水牛のシャプタ 
ギャトゥク このあたりには宿も多く、ATMや両替所にも事欠かないので、いつかこの界隈に投宿するのも悪くないな、と思う。ただし問題は、夜と朝方。つまり狭い路上と数多い野犬だ。しかもさらに細い路地に入ったところにある宿だと、人がひとりやっと通れるような幅の道では、昼間でも野犬のすぐ脇を行くのはいい気がしない。
野犬さえいなければ、日没後と日の出前の街中はずいぶん歩きやすくなるのだが・・・。
-

グルガオンの中華レストラン「如家」

グルガオンの中華料理屋「如家」 グルガオンにある中華料理屋(大陸から来た中国人が作る)に行ってみた。厨房から聞こえてくるパワフルでリズミカルな中華鍋捌きの音が食欲をそそる。ご存知のとおり、インド人が作るインド中華は、本場の中華料理とまったく別物だが、中国人コックによるちゃんとした中華料理は、「調理する音まで違う」ことをつくづく感じる。

注文してみた料理 かなり繁盛している店のようだが、ここで主たるものは宿泊施設で、そこのグラウンドフロアーに併設されているのが「如家」というレストラン。厨房で忙しく働くのは大陸からやってきた本場中国の料理人で、フロアーで注文取ったり、料理を運んだりするのはインド人スタッフ。果たしてチャレンジ精神旺盛な中国人商売人がデリーまで進出してきたのか、それとも目先の効くインド人が中国人料理人を招聘して開いたのかはよくわからない。
しかし、どちらであったとしても、インドで本物の中華料理を楽しめるということが素晴らしい。だが、この場所への行き方についての詳しい記述はやめておく。なぜならば、9月末でグルガオンの店は閉めてしまい、10月15日前後からラージパトナガル2で営業を開始するからだ。

ラージパトナガル2へ移転のお知らせ 
ホテルごと移転するようだ。 ラージパトナガル2といえば、秀逸なアフガニスタン料理屋が多く、ここに中華料理屋「如家」が参入するとすれば、食道楽には大変嬉しいことになる。
さて、「如家」はグルガオンのDLF Phase 1にあったのだが、これがラージパトナガル2に移転してしまうからといって、このエリアから本格中華料理の火が消えてしまうというわけではないようだ。「印度小四川火鍋」という、名前がそのまま示すとおりの火鍋専門店は、同じくグルガオンのPhase 2にあり、引き続き営業を続けるとのこと。最寄りのメトロ駅は、イエロー・ラインのSikanderpurあるいはMG Roadである。

こちらは引き続きグルガオンで営業 印度小四川火鍋 (Indian Xiao Sichuan)
J/23, DLF Phase-2, Opposite Sahara Mall, Gurgaon
電話(携帯)70655 85704 -

ルアンパバーン街歩き 1
利用した宿には朝食がついていたが、クロワッサン、フルーツ・サラダ、コーヒーあるいは紅茶というシンプルなもの。だがクロワッサンは美味しかった。
旧仏領のインドシナ地域では、植民地時代からの伝統で、バゲット作りは盛んだ。それらをフランス式に食べるのではなく、屋台で土地の作法で肉や野菜を調理したものをはさんで売っていたりする。だがそれ以外のパン類については、おそらくこうした観光地での製造が、近年になって盛んになったものと思われる。

バゲットなどのパンを売るベーカリー ルアンパバーンのサッカリン通りには、3 NAGASというレストランがある。洒落たコロニアルな建物はもとより、1952年式のレトロなシトロエンが店の前に置いてあることから、大変目を引く存在なのだが、これを経営しているのは、Accor Hotelsというフランス資本のホテルグループだ。
ルアンパバーンには、他にもちょっとお洒落なレストランやカフェがあるのだが、こうした国際チェーンはもちろんのこと、タイなど近隣国の外食産業も参画しているのではなかろうか。
例えば、いくら旧仏領といっても、国際的に通用するような旨いコーヒー、美しいケーキ類がその当時から存在したわけではなく、やはりこうしたものを伝えたのは、観光化が進むにつれて参入した国外資本(個人による開業を含む)が道を切り拓いてきたはずで、元々この地にはなかった新しい文化を導入することになった。
外来の外食産業がリードすることにより、地場の業者も優れた感覚やサービスの手法を取り入れていく。観光業振興におけるひとつの成功例である。
そんな具合で、観光客が多く滞在するエリアでの外食はけっこう値段も高いので、バックパッカーをはじめとする安旅行者たちは、どこで食事をしているのかといえば、もっと質素な店になる。
ナイトマーケットが開かれるエリア界隈では、ビュッフェ方式の屋台が店開きする。「何でも盛り切りで1万5千キープ」などと書かれており、大皿を手にして、自分でいろいろ盛り付けている西洋人たちの姿がある。
夕刻近くなると、屋台を切り盛りする人たちが、こうした料理をポリバケツに入れて、大八車で運んでくる。一見、生ゴミを運んでいるのか(失礼!)と思ってしまうが、それらを大皿に盛りつけて、賑やかな宴が始まるのだ。こうした需要を見つけて行動する地元飲食業者たちのフットワークの軽さに感心する。
ここでも中国人観光客がとても多いため、漢字の看板もよく見かける。グループでやってくる人たちが多く、客単価も高いようで、なかなかの上客だろう。
このような造りのホテルも少なくなく、コロニアル建築を改修したものであったり、まったく新築のコロニアル風建築であったりもする。いずれにしても快適に滞在できそうで、好感度抜群だ。
〈続く〉
-

托鉢の街角

托鉢の僧侶たちの行列を待ち受ける人々 街の人々が総出でお坊さんたちを迎えている、という印象を受ける。
毎朝繰り返される仏門と在家のコミュニケーション。ゆっくりと歩む僧侶たちは、沿道のひとりひとりにお布施の機会を与える。
同時に、施すものを何ひとつ持たず、仏門にいる僧侶たちの姿を拝みにきた貧しい者には、托鉢中の僧侶たちから施しが与えられる。
誰でも、短期間であっても、僧籍に身を置くことが普通の南方上座部仏教であるからこその、人々の参画意識もあるかもしれない。
かつて自分がそうしていたことがあり、こうしている今も、身内の誰か、学生時代の仲間の誰かが袈裟をまとってお寺にいるとあれば、お寺を通じた「同窓」意識みたいなものがあるのかもしれないと想像したりする。僕らが持ち合わせていないもうひとつの人付き合いのチャンネルを持っているということになる。
話は全然違うが、かつてタイその他のこうした南方上座部仏教国で、王家の跡目争いに負けた人物、政争に破れて身の安全を確保できる居場所を失った人などが、最後の避難場所として、しばしば逃げ込む先は仏門であった。
生涯、還俗しない限り、元居た社会に影響力を及ぼすことはできないが、命を狙われることも(概ね)なかった。もはやその人物は、俗世にあらず、仏道に精進する僧侶であるからだ。
俗世間と同じ空間で、次元の異なるもうひとつの世界があるのは、悪くない。
この国に限ったことではないが、仏門の裾野の広さが、 社会で居場所を失った人、失業や貧困に苦しむ人を救う社会のセーフティネットとして機能している部分もあり、そうした仏門を支える社会の姿勢もある。
世の中って、うまく出来ているものだなぁと感心したりもする。
-

ルアンパバーンの朝市
旧王宮の裏手、マーケットと住宅街の境目にある狭い路地で開かれているマーケット。スペースはないのだが、たくさんの人たちが商っている。

穀物、野菜、肉類その他のごく普通の食材以外に、サルノコシカケ、サワガニ、大きな川魚、タガメなども売られている。

様々な種類の米 
赤米 
タケノコ 
野菜なのだろうが名前はよくわからない。 
ウナギ?アナゴ?のように見える。 
サルノコシカケ 
サワガニ 
川魚各種 
タガメ その中で、とりわけ目を引いたのは、ハチである。日本のようにスズメバチである。幼虫、丸ごとの巣、サナギなど、様々な状態のものがある。日本でも「ハチノコ」といえば、ミツバチ、アシナガバチの他にも、スズメバチなどが食用とされる地域があるが、直にこうして見かけるのは初めてなので、ギョッとしてしまう。怖ろしい・・・。
マーケットで商う女性たちは、これらを運んできただけだが、これを捕獲する人たちは大変な危険を冒しているわけである。それにしても、幼虫にしてもこのスズメバチ、実に大きくて迫力があった。

ハチの巣 
ハチノコ 
ハチのサナギ 
成虫となる寸前のハチのサナギ 
こちらはほぼ成虫 -

パフラットで昼食
インド人が集住している商業地区。マレー半島やシンガポールと異なり、このあたりに住んでいる人たちは北インド系の人々が中心。それを象徴するかのように、スィク教徒の姿が目立つとともに、規模の大きなグルドワラーがあり、こうした人々の資金力の豊かさを思う。

グルドワラー内部 北インド系のコミュニティーといっても、出自は必ずしもインドとは限らず、ネパール系の人々もあり、ミャンマーから渡ってきたインド系、ネパール系の人々も少なくない。
グルドワラーのすぐ隣には、INDIA EMPORIUMという、インド関係商品の店が多く入っているモールがある。サーリーやシャルワール・カミーズといった衣類、神像、神具等に加えて、様々な雑貨類も販売されている。
周囲にはインド系の人々が経営する食堂、ミターイーの店、インド映画DVDを扱う店なども多く、ちょっとした「インド空間」が広がる。

ここでは、ごく普通にヒンディー語が飛び交っているが、そのいっぽうで、見た目はタイ人の血は入っていない生粋のパンジャービーに見える年配男性同士の会話がタイ語(これが母語となっているのだろう)だったりして、タイ生まれの人たちについては、すっかり言語環境は現地化している様子も窺える。これは性別や年齢層を問わずに言えることのようだ。
そんな具合でも、話しかけてみると、きれいで流暢なヒンディー語で返事が返ってくる。パフラットのインド人が多いエリアの周囲は、当然のことながらタイ人ばかりの空間であるのだが、タイ生まれのインド系の人々の存在に加えて、常にインド、ネパール、ミャンマーからの人々の流入も盛んであるため、こうしたインドらしい環境が、その活力とともに維持されていくのだろう。
「もうずいぶん前に嫁に来たけど、私が生まれ育ったのはインドのパンジャーブなのよ」と話してくれる女性店主もいたりするが、インドや周辺国からここにやってくるのは男性が圧倒的に多いとはいえ、結婚のためインド本国からタイに渡る女性も少なくないそうで、家庭の中の「インドらしさ」も次世代に引き継がれることになるようだ。
先述のINDIA EMPORIUMに中華料理屋が入っているのは場違いな感じがするが、せっかくバンコクに来たからには、こういうものを食べるとココロも身体も満足する。

-

コサメット1
バンコクのエカマイ・バスターミナルに向かう。コサメットに行く船着き場バーンペーまでのバスは1時間半後まで無いと言われたが、幸い反対のカウンターではミニバスのチケットを売っており、これは今すぐに出るところとのことで助かった。クルマは、「ミニバス」というよりも、大きめのヴァンであった。
ヴァンの同乗者に台湾人男性がいた。タイ人の運転手は中国語が出来るようで、他の同乗の中国系タイ人のおばあさんとともに、北京語で話している。中国語というのは実に使い出のある言葉だ。台湾人にしてみても、違う国に行って、そこに数世代にわたって暮らしている現地の華人たちと中国語で会話できるというのはなかなか面白いものだろう。
もっとも華人といっても、タイではすっかり現地化してしまって、潮州語等、父祖の言葉は出来ず、当然ながら北京語も出来ないという人たちは多いようだが、それでも中国系の人口が多いだけに、流暢に使いこなす人もまた少なくないようだ。
バーンペー到着は11時前くらいであったか。バンコクから3時間程度であった。船でコサメットに着いたのは、ちょうど正午あたり。この島は、バンコクから近いので、幾度か来たことがあるのだが、前回訪れたのは20数年前だったが、コサメットに渡るバーンペーの船着場周辺の光景がまったく違っているのには驚いた。魚の干物やスルメなどを天日で干している風景の中、突堤脇に小屋があり、そこで船の切符を売っていたように記憶しているが、いまやすっかり立派な市街地になっている。

バーンペーの市街地 
バーンペーの埠頭 実に久々に訪れたコサメットでは、ずいぶんアップマーケットな宿泊施設やレストランがいっぱいで、まったく別世界になっていた。今回は子連れで来ているので、船着き場近くで、何かと便利なサイケウビーチに滞在。至近距離にコンビニが3軒もあり、ATMも沢山ある。

コサメットへ 
コサメットの船着場はずいぶん立派になっていた。 
ちょっとした市街地になっており、コンビニも出来ているのにはビックリ。 
旅行者に必要なものは何でも揃っている。 
今のコサメットには、こんな立派なホテルが沢山ある。 昔のように細い角材の枠組みにベニヤで壁を仕切り、茅葺きの屋根を付けただけの、歩くと建物全体がミシミシと軋む、高床式の簡素なバンガローは、少なくともサイケウビーチからアオパイビーチまで歩いてみた範囲では見当たらなかった。
そうしたバンガローは、独立した部屋ふたつで一棟だったが、当然エアコンなどは無かった。砂だらけのベニヤ床に敷かれたマットに蚊帳を取り付けて、裸電球ひとつが頼りなく点る、蒸し暑く重苦しい空気の中で、どこからか聞こえてくる虫の声を耳にしながら、幾度も寝返りを打つ。やがて汗まみれで、浅い眠りへと入っていく。コサメットに限ったことではないが、タイのビーチの典型的な宿であったと記憶している。
首都圏から近いことから、昔から週末にバンコク界隈から地元の人たちが大挙して訪れていたのだが、バンガローに宿泊しているのはたいてい欧米人、加えてそれ以外の日本人等の人たちであった。タイ人でそうした安い宿に泊まるのは、ギターを抱えた大学生のグループくらいであったように思う。今はカップルや家族連れが、きれいで快適なホテル等に宿泊している。
外国人旅行者の層も大きく変化した。欧米の中高年層が実に多くなったことに加えて、今は中国大陸から来る人たちが大変多く、どこも中文の看板や表示で溢れている。コサメットに着いてから海パン、一緒に来ている私の娘の短パン等を買い物したのだが、いずれも売り子たちが上手くない北京語で話しかけてくる。商談、値段交渉は、私の更に下手くそでデタラメな中国語で終始する。

中国人団体さん。とにかく賑やかでよく食べる。 かつて幾度か訪れたことがあるところでも、ふた昔以上前のこととなると、まったく異なる場所になっているので、初めて訪問するよりもかえって新鮮味が感じられるかもしれない。

大型のレストランが沢山出来ていて、これまたビックリ。 
かつての素朴なムードとはまったく異次元の世界 
夜になっても華やかなビーチ 
ビーチに席を並べた大賑わいのレストラン 
海鮮バーベキューの具の見本 
ちょっといい感じのホテルで、空調の効いたフロントには、こんな高級犬が鎮座していた。 
ビーチ裏手には屋台の集合体もある。 数々の美しい島々に恵まれたタイでは、「屁」みたいなもので、大きな歓楽街のあるパタヤよりはマシという程度かもしれない。さりとて南国の島、タイの国立公園指定されているだけあり、それはそれで風光明媚で素敵な島で、個人的にはかなりお気に入りだ。

変わらないのは海原の風景 
夕暮れ時の浜辺 
今日の日よ、さようなら それに、首都圏から4時間弱でアクセスできる点もいいし、ここから対岸のバーンペーまで渡れば、1日に数本程度、スワンナプーム国際空港への直通バスもある。

大当たりのドリアンで夢心地 〈続く〉
-
ナガランドでコーヒーのプランテーション
ナガランドでコーヒーのプランテーション
紅茶の大産地アッサム州の茶園が多い地域からナガランド州に入ると、それまでの茶園風景が突然、視界から消える。
茶園で働く人たちはたいて他州からやってきた極端な低賃金で奉仕する労働者たち。その代わりに茶園内に子供たちの学校、基礎医療が受けられるクリニックもあり、住宅も提供される。
実は、ナガランド州でも茶の生産は細々と行われているのだが、地域外からの人口移入に制限があるため、なかなかこの部分で難しい。
しかしながら地元政府の肝いりで、コーヒー生産に力を入れることになるようなので、どうやら外の人たちを大量に投入することになるのだろう。下記リンク先の記事によると、2030年までに50,000ヘクタールのコーヒー・プランテーションを、ということなので、ひとつの大きな産業となることが見込まれている。
茶とコーヒーの生産に向いた土地については、かなり共通するものがある。もともとスリランカでもコーヒー栽培が盛んだったものの、コーヒーの木の病気蔓延で壊滅、代わりに茶が導入されたという過去がある。
ナガランドが、茶ではなく、コーヒーを選好する理由は、単にすぐ隣にアッサム州があるので、競合を避ける狙いだろう。
しかし、外部からの人口の流入を厳しく制限してきた(平地のインド人は観光で訪れるにもパーミット取得が必要であった)ナガランドで、資本だけでなく、労働力も州外からの導入を前提とする産業を振興させるといえことは、州のありかた自体を大きく転換させるものとなるので、大変驚いた次第だ。
ついにナガランドも「外の人たち」が溢れるアッサム州みたいになるのだろうか?このあたりについては、今後注目していきたい。
Nagaland to undertake coffee plantation on 50,000 hc by 2030 (Northeast Today) -

スワンナプーム空港近くのホテル
早いもので、バンコクのスワンナプーム空港がオープンしてから10年になる。
開港当初は、夜遅く着いて翌朝早くここを飛行機で発つというような際に、気軽に利用できる宿泊施設が見当たらなかったのだが、さすがに近年は、空港エリアのラートクラバーン地区にいくつもエコノミーな宿泊施設が出来ている。タイを経由してインドやネパールに向かうという人は多いだろう。乗り換えで一泊だけというような場合、このエリアはなかなか使えるようになった。
広大な空港施設に隣接して広がる郊外の静かな住宅地。まだまだ空き地も多い。そんなところなので、見るべきものは何もない。だが食事する場所には困らないし、飛行機のチェックイン時間までのんびり過ごすには悪くない。
私自身、バンコク乗り換え一泊でミャンマーに行くときなどに、この界隈のそれらを幾つか利用したことがあるのだが、とても不思議なことがある。
建物も部屋もどれも非常によく似た造りなのだ。同じオーナーが複数の宿を所有しているのか、それともこのあたりが宿経営に有望だとかなんとかで、建築業者が土地所有者たちをそそのかして、ほとんど同じような建物をいくつも造ってしまったのか?
同じ程度のグレードで、部屋もほとんど似たり寄ったりなので、料金も600バーツくらいのところが多い。土地柄、空港からの送迎は無料で付いており、どこも築浅で綺麗だ。
ただし、そうした宿泊施設が一箇所に固まっているわけではなく、広々として見通しの良いエリアに点在しているという解放感がいい。
宿がけっこうある割には、お客はやけに少ないため、スタッフたちはやたらと丁寧かつフレンドリーだったりする。今回利用したところは、小さいプールやヘリパッド(!)まで付いている。ラートクラバーンに点在する一連の宿泊施設の中では、頭ひとつ抜け出ている印象で、なかなかオススメである。
同宿泊施設のウェブサイトでは若干高い料金を提示しているが、アゴダ、エクスペディア等の宿泊予約サイトでは、概ね600~700バーツくらいで予約できるようだ。

このあたりの同類の宿の中ではとりわけ大型で、3棟もある。 
なぜかヘリパッド?がある。 
小さいけどプールが付いているのは嬉しい。 
いい感じのレストランも併設。近隣にも食事処や屋台村もいくつかある。 
貸自転車もあり。料金は少々高いが、郊外の空いている道を飛ばすのは快適だろう。




































