
ナマステ・ボリウッド♯11号が発行された。今回はホーリー特別号とのことで、巻頭特集は『ホーリーの春、スポーツの春』と題して、最近の映画の中でスポーツ物の作品、『Chak De ! India !』『Dhan Dhana Dhan Goal』『Apne』その他いろいろ取り上げられている。
時節柄、Film Fare Awardsの話題にはじまり、近日封切の期待作の紹介、そして『Dhoom 3』や『Don 2』製作のウワサ、おなじみ『Bollywood Filmy Pedigree』で今回取り上げられているのはヤシュ・チョープラー。今回は演技者ではなく、監督・製作者一族を取り上げた、ちょっと通好みの記事かもしれない。
今号を読んでみて、『そうそう!』と思わずポンと膝を叩いたのは、小さな囲み記事内にある『インド映画は長いというのは、まったくの都市伝説である』というくだり。たしかに近ごろの都市型の映画は、『2時間+αというがほとんど』とここに書かれているとおり。私は特に上映時間をあまり気にすることがないのだが、心なしか最近の作品はちょっと早く終わるように気がしていた。映画の内容はもちろん、時間的な部分もグローバル化されてきているのかもしれない。でも元来せっかちな私にはこのくらいがありがたい。
意外に短い上映時間・・・はさておき、いまだ根強いインド映画に対する先入観や偏見を払いのけ、娯楽の王道ボリウッドの豊かな魅力を日本の隅々にまで存分に伝えるべく、ナマステ・ボリウッドの今後ますますのご発展をお祈りいたしたい。
カテゴリー: column
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ナマステ・ボリウッド♯11
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牛のげっぷ問題
地球温暖化の懸念が高まる中、それを生じさせる原因を少しでも削減しようという試みがなされており、それ自体がビジネスにもなっている昨今。『悪役』をあぶり出す動きもまた盛んである。
温暖化の元凶とは、おおまかにいえば工業化と都市化に集約されるものとばかり思っていた私だが、生き物の活動による影響もかなりあるらしいことを知ったのは、次の記事を目にした本日のことだ。
牛のげっぷを9割削減 出光と北大、天然素材発見(asahi.com)
なんでも、げっぷに含まれるメタンの温室効果は二酸化炭素の21倍もあるのだという。大型動物がゆえに1頭あたりが発生させるメタンの量も多いために問題視されるのだろう。記事によれば、日本国内の牛440万頭から年間32万3000トンのメタンが発生しており、これは二酸化炭素換算で678万トンに相当するという。これは日本国内の温室効果ガス年間排出量の0.5%に相当するというからバカにならない。
牛1頭あたりの排出量1.54トンを、1億8千万頭いるとされるインドの牛たちに、体格は違えどもそのまま当てはめてみれば、2億8千万トン近い数字が出てくる。つまり先述の日本における温室効果ガス排出量二酸化炭素換算の値のおよそ2割!にまでなってしまう。インドの温室効果ガス排出量は日本よりも少なく11億トン弱程度のはずなので、この中に占める割合は25%にも及ぶことになる。でもよくよく考えてみるまでもなく、インドの温室効果ガス排出量の四分の一が牛のげっぷだなんて、これはきっと何かの間違いだと思うのだが・・・。
記事中にある『牛のゲップを9割抑える天然素材』として、カシューナッツの殻に含まれる成分と、ある酵母菌に含まれる界面活性剤が用いられるといい、2011年度には商品化することを目指しているとのことだ。
温暖化対策に有効とされるバイオ燃料の需要により、穀物をはじめとして様々な農産物とその加工品の値段がグンと上がったように、世界の『牛げっぷ対策』でインド特産のカシューナッツの価格が高騰することもあるかもしれない。すると、これを原料とする(ココナツから醸造するものもあるが)フェニーの小売価格が暴騰し、ゴアの庶民の手に届かなくなった・・・なんていう話も後日出てくるのだろうか。 -
ブータン総選挙
本日3月24日、ブータンで初の総選挙が実施される。世界史の中でも珍しい絶対君主自身の提唱による『上からの民主化』で、同国が立憲君主制に移行するプロセスの中での仕上げ段階となり、全国の47の選挙区からそれぞれ1人ずつの議員を選出する。
ヒマラヤの南斜面に位置する山岳地であるがゆえにアクセスの良くない地域が多いが、インド空軍が選挙に関するガイドラインの空輸に協力するなど、テクニカルな部分における隣の大国インドによる支援は少なくないものと思われる。全国に865の投票所が設けられるとのことだが、遠隔地の有権者対象に全国で180台の電子投票器が利用されるということだが、おそらくこれらもインドの力添えあってのことではないだろうか。
選挙は極めて平和裏に行なわれる見込みとのことで、思想的に右寄りの人民民主党、左寄りのブータン調和党のふたつの政党が覇を競うことになる。だが『政党』といってみたところで、2007年4月に入るまではそうした団体の存在自体が禁じられていたため、同年7月に政党登録された両党は、ブータン共産党、ブータン人民党といった非合法団体を除き、ブータンで『現存する最古の政党』ということになる。
両者ともにウェブサイト上で候補者たちの略歴などを読むことができるが、前者については各候補者のメールアドレスも掲載されているのは面白い。こういうところに掲示していると、すぐにメールボックスがジャンクメールで一杯になってしまうのではないかと思うが、それでも有権者たちの声に耳を傾けようという姿勢が感じられてなかなか好印象だ。
地域、民族そして宗教を利用したり、これらを標榜したりするキャンペーンは禁止されているとのことで、南アジアにあって近隣国で行なわれている選挙とはずいぶん趣が異なるものとなるようだ。
さて、この選挙によってどんな政府が組織され、どういう国づくりを行なっていくのだろうか。新政府が、この国独自のGNH (Gross National Happiness)をさらに成長させていくことを願うばかりだが、少なくとも民意(・・・の中に往々にして経済界の意思をも含む)を反映する政治システムでの国家運営が進められることになる。すると卑近な事柄かもしれないが、この国の観光政策にも大きな変化が生じる予感がする。おそらく段階的に、しかし着実により多くの観光客を受け入れるようになることだろう。
日本で報道される機会がごく限られているブータンだが、今まさにこれまでなかった大きな変革の時代を迎えていることは間違いないようだ。まさにこの総選挙により、ブータンの新時代の舵取り役を誰に任せるのかという一大事が決定する。新政府には、ぜひともいい国づくりに邁進してもらいたい。個人的には、近い将来この国をごくごく簡単な手続きで訪れることができるようになるといいなあ、と思うのであるが。
97,921 cast vote in first two hours of polling (Kuensel) -
ググッと眺める奇妙な景色?
それにしてもこのグーグルアース、普段目にすることができないものをいろいろ眺めることができるので、遅まきながらハマッているここ数日間である。広いインドでヘンな不思議な人工物を探してみようかと思ったが、これが軍事施設だったりすると愛するインドを裏切るようでどうも気が進まないため、他国を当たってみることにした。もっとも衛星写真解析の素人である私が見つけられるようなものは、とっくの昔にいろんな人が気がついて話題にしていることだろうが・・・。
手始めにモルジブへ。無数の島々や環礁からなる風景は、衛星写真でも充分感動的だ。たとえば周囲を浅瀬とサンゴ礁に囲まれたこんな島でのんびり休暇を過ごせたら、さぞ気持ちいいだろうなあと想像してしまう。

またこういう具合にまだちゃんと陸地が形成されていない、いわば『島の赤ちゃん』を船で訪れて、大海原の中の浅瀬という不思議な体験をしてみたいな、とも思う。干潮時にはそれなりに水面から砂地が顔を出すのだろうか?

リゾート島を除き、いかにも人口密度が低そうな島々ばかりが目につく中で、さすがに首都マーレは建物の集中ぶりが物凄い。

水際までずいぶん建て込んでいる様子が見て取れるが、もともとフラットで土地に高さがないだけに、地球温暖化で海面が上昇したらどうなるのだろうか?

ともあれ何もない大海原に浮かぶ、そう広いともいえない島に高層ビルが林立する様子はなかなかフォトジェニックで眺めているだけでも楽しい。こちらをご覧いただきたい。
視点を一気にアラビア半島へと移してみる。インドを始めとする南アジアからの労働者、技術者、投資家その他が発展に貢献しているUAEのドバイだ。市街地に散らばる青いマークをクリックすると、その地点の風景を収めた写真が表示されるが、やはり中東産油国随一の大都会にして貿易の中心地であることに加えて、おそらく建築に関する規制が緩いのではないだろうか、日本その他では想像できないような斬新なデザインの高層ビルがいくつもあり、近代建築の実験場といった印象を受ける。
中心地から海岸沿いに西郊外へと目を移すと、地上絵(水上絵?)かサカナの骨かと思われるような不思議なカタチが見えてきた。

なんと、これらは人工の島らしい。どういう施設なのかよくわからないが、すぐ近くには同様のものを建設中らしき様子も目に入る。

さてお次はイラク。数年前に米軍と原理主義勢力との間で激しい戦闘が繰り広げられたファルージャ南郊には、電話マークのような形をした施設がいくつも並ぶ地域がある。これは軍事施設なのだろうか?掘ってあるように見える部分は、周囲からの攻撃を防ぐためのバンカーなのかもしれない。

もっと西へと動いてみる。サウジアラビアの大きな港湾都市ジェッダと紅海を挟んで反対に位置するスーダン随一の港町ポートスーダンと見比べてみると、上空からの写真でもずいぶん差があるように思える・・・と言っても、ここに掲載した縮小画像ではそれを見てとることはできないので、クリックするとGoogleマップへ飛ぶことができるようにリンクを貼っておいた。上がジェッダで下がポートスーダンだ。


さらに地方の街になると、同じアラブ連盟に所属する国でありながら、富裕な産油国サウジアラビアと最貧国のひとつでもあるスーダンの格差は歴然だ。人造のナセル湖南に位置しエジプトとの国境の町として知られるワディハルファは今でも舗装道路さえないようだ。実は90年代初めに一度だけここを訪れたことがあるのだが、そのころとほとんど変わらない風景が想像されて気の毒になる。(こちらもクリックすれば大きな画像へと移動できる)

このスーダン、特に近年はダルフール問題等で非常にネガティヴなイメージを抱きがちだが、当時ここを訪問した私は非常に人情深くとても友好的な人々に私はいたく感動したものであった。
また今度適当な機会を見つけて、Google Earthで見かけた気になる風景を紹介したいと思う。インド関係のものであれ、その他の国や地域のものであれ、奇妙なものや面白いものがあれば、ぜひご教示いただけるとありがたく思う。 -
ググッと眺める奇妙な景色?

2年近く前のことだっただろうか。Google Earthで『発見された』中国内の軍事施設のことが話題になっていたことがある。インド・中国の国境地帯、アクサイチンを模した巨大なジオラマが見られるとのことであった。
そんなことをふと思い出し、自宅パソコンで立ち上げたGoogle Earthにその位置(北緯38°15’56.35″の東経105°57’6.12″)を入力して出てきた奇妙な風景。

これをGoogleマップで表示させてみよう。
湖が点在する風景からして、いかにもアクサイチン周辺の模型である。ちなみにこちらがGoogle Earthで表示した本物のアクサイチン周辺の画像だ。

これまたGoogle マップでも位置を示しておこう。
チベットから1962年の中印紛争以来、ここを占領した中国が実効支配している。チベットと新疆を結ぶ重要なルートであったことから戦略的価値の高い地域である。またその交易路の存在ゆえのことだろう、ラダック地方に暮すかなり高齢の人たちの間には、アクサイチンがイギリスの影響下にあった時代に、現在では新疆ウイグル自治区となっている地域のカシュガルその他の町を仕事で訪れたことがある、そこにしばらく暮らしたことがあるという人はけっこういるようだ。
私たちはアクサイチンをこうした衛星写真でしか眺めることができないが、変化に富んだ地形、環境が厳しく植生の少ない高地ながらも川の流れや点在する湖などもあることから、まさに息を呑むような風景があちこちに見られることだろう。この有様を再現した模型が『本物』から2600キロ以上離れ、中国の内蒙古自治区、甘粛省そして陝西省に挟まれた寧夏回族自治区に存在するのである。機密に属するものであるため、実物同様こちらも一般人が訪れることはできない。 -
インドビジネス情報誌創刊1年

昨年、プレ創刊号としての4月号、正式な創刊号となる8月号を発刊し、以来日本における稀有なインドビジネス誌として隔月発行されているIndia Business Today。
インドにおける経済トレンドの大勢、政治トピック、インドでの日系企業の動き、日本におけるインド企業や著名人の動向に加えて、インドの歴史文化にかかわる事柄も取り上げている。誌面40ページ余りとごく限られたスペースではあるものの、日本人ビジネスマンのうちこれまで同国とあまりかかわりを持たなかった人であっても、経済活動という視点を中心にインドを多角的に眺めることができるよう努力がなされているようだ。
なお発行元のコネックス・アジア・ネットワークは、India Business Today以外に月刊誌『Korea Business Today』『Vietnam Business Today』『Dubai Business Today』と隔月刊誌『ASEAN Business Today』『China Business Today』『Macau HongKong Business Today』といったアジア他地域に関する経済誌も出しているが、どれも先述のIndia Business Today創刊と同時期にスタートしたものである。
マーケティングを中核事業とする企業によって設立された子会社による出版事業だが、同社の姉妹誌はもちろんのこと、とりわけIndia Business Todayには、今の『元気なインド』を日本に伝えてもらうべく、今後ますますの活躍と発展を期待したい。 -
ジャーゴー・パーティー 君たちは何者か?

今年1月28日に政党登録された『目覚めよ!』なんていう団体がある。日本のメディアに取り上げられることがあれば『覚醒党』なんていう名前が付けられるのだろう。彼らの雑誌広告には、以下のような主張が示されている。
・留保制度反対
・汚職者と性犯罪者に絞首刑を
・司法判断迅速化 判決を3か月で
・英語教育の普及による完全雇用
・民営化を推進し、すべての街や村に電気を
この『ジャーゴー・パーティー』のウェブサイトにもう少し具体的に書かれているのだが、まずはトップページアクセスしてみよう。最初に表示される大きな画像に絞首刑の縄が揺れ、『汚職者と性犯罪者に死を!』なんていう文字がジワジワと出現してビックリする。やがて画像が入れ替わり『Reservationなんて列車だけで充分だ!』という文字が出てくる。
パッと見た印象では、過激な行動をする団体かと思えるかもしれないが、よく読んでみると彼らが語りかけようとしている対象は、これまでどちらかといえば政治というものに冷淡であったり、無関心であったりした層であるように思われる。だからこそ『あきらめないで、みんなで声を上げよう』『投票に行こう』『輪を広げよう』などといった簡単でわかりやすいメッセージが記されているのだろう。そもそも先に挙げた彼らの主張自体が何ら目新しいものではなく、すでにいろいろなところからこうした意見は出されている。
ただし彼らの注目すべき点は、人々の気楽な『政治参加』を促すための積極的な試みがウェブ上でなされている部分だろう。犯罪・汚職・不正などについての通報窓口が設けられており、ここに記録されている事案を閲覧できるようにもなっているのだ。
地域やコミュニティなどといった縦横のつながりや、職場あるいは労働組合などとのつながりとも関係なく、まずは個々にネット上でつながりを持ったり協力したりできるようになっていることから、都市部でミドルクラス、郊外の新興住宅地の住民、転勤族といった人々の支持はもちろんのこと、いわゆる浮動票を集める勢力となることを狙っているものと思われる。
権利意識の高揚、社会正義、行政への監視といったごくあたりまえのことをわかりやすく、そして政治参加への垣根を低くして人々の自発的な参加を促そうという、ごくまっとうな市民政党としての道を歩もうとしているように見えてくるのだが、果たして彼らは何者なのだろうか?その背景がまだよく見えてこない。ひとつにはその指導者の顔が出ていないという部分も大きい。同サイトに登録すれば、毎週ニュースレターが送られてくるとのことなので、とりあえずレジスターしておいた。
社会のありかた、人々の暮らしぶりや考え方が急速に変貌しつつあるインドの『民意』について、既存の大政党では吸収しきれない領域が増えてきたからこそ、単一の政党がマジョリティを占めることはもはやなく、幾多の政党の寄り合い所帯の連立での政権運営がなされるようになってきたのだといえる。そうした中で、こうした形で広く市民の参加を募る政治活動は、うまくいけば既存政党が無視できない一定の勢力を築く可能性もあるかもしれない。彼らによれば、今後カルナータカのヴィダーン・サバー、そして中央のローク・サバーの選挙に打って出ることが記されている。
これら直近の選挙ですぐにどうのということはないとは思うし、そもそもこのジャーゴー・パーティという試み自体がうまくいくのかどうかは不明だ。しかし既存の政党とは違う市民運動型の政党が他にも次々出てきてそれなりの勢力を確保するようになれば、旧来の政治団体の活動のありかたにも影響を及ぼすことになってくるのではないだろうか。
それにしても、ジャーゴー・パーティー、君たちは何者だ? -
亡命者と母国
チベット亡命政府こと中央チベット行政府(Central Tibetan Administration 略称CTA)は、インドのヒマーチャル・プラデーシュ州のダラムサラを本拠地とする。CTAのウェブサイトは、チベット語、英語のほかに中国語、スペイン語、ドイツ語、アラビア語、ロシア語そして日本語でも読むことができる。
国家元首であるダライラマ14世のもとに、立法機関としての亡命チベット代表者議会、行政府としての内閣、司法機関として最高司法委員会がある。また文部省、財務省、内務省、厚生省、情報・国際関係省、宗教・文化省、公安省といった『省庁』それぞれに担当大臣がいる。またチベットにとって重要ないくつかの国々には、同亡命政府の大使館に相当する海外出先機関として代表部事務所が置かれている。日本もそのなかのひとつで、東京の新宿にダライラマ法王日本代表部事務所がある。 -
春近し
今年の桜の開花は平年並みか少し早目であることが予想されているのだとか。さくら情報ウェザーニュースによれば、本日現在、都内で「一輪咲いた」という情報はチラホラ出ているらしい。ともかく花の便りがすぐそばまで近づいてきた東京である。
開花とともに、いわゆる桜の名所が花見客でごったがえす時期を過ぎると、あとはぐんぐん気温が上がってくる。目にしみるように鮮やかな新緑を眺めながら外を歩いていると、軽く汗ばむ陽気。ようやく屋外イベントの季節が始まる。
そんな時期のインド系・南アジア系の催しといえば、桜の季節恒例のインド大使館主催サクラバザーは、私がこれを書いている時点において、まだ開催は決まっていないようだ。大使館新築工事のため九段から麹町に一時的に移転していることもあり、どうなるのだろうか?
4月20日(日)には、JBSによる『第9回カレーフェスティバル&バングラデシュボイシャキメラ』が開催される。足を運んでみるとベンガル人知人によく出会ったりするのだが、実際かなり遠くからやってくる在日バングラーデーシュの人たちは多いようで、ちょっと話してみると『愛知から来ました』『茨城からです』なんていう答えが返ってくる。
開催地は池袋西口公園。豊島区の名所のひとつ(?)であるショヒード・ミナールが建っている場所だ。2005年の定礎式の際、来日中だったカレダ・ジア首相(当時)がここを訪れている。
インドや南アジア関係以外で、近日開催予定のイベントとしては、3月30日(日)に代々木公園で開催される『ONEKOREA FESTIVAL TOKYO 2008』、同じく代々木公園で5月10日(土)および11日(日)に行なわれるタイフェスティバルがある。ご存知のとおり、後者はこの会場での催しものとしては年間を通じて最大級である。加えてまだ日程は出ていないようだが、今年もおそらく4月に飛鳥山公園で在日ビルマ人たちが主催する彼らのお正月イベント『東京ダヂャン』が開かれることだろう。
身も心もウキウキする春の足音が、すぐそこまでやってきている! -
コンパクトデジカメ新時代到来か シグマDP1

発売前から大いに話題を集めていたシグマのコンパクトデジカメDP1。発売日前からメーカー発のサンプル画像、店頭で売り出されてからは購入した人々による作例がインターネット上にアップされていくにつれて、それらの画像の背景のボケ具合やリバーサルフィルムで撮影したかのようなコクのある風合いに心惹かれた。
やはりセンサーが大きいと違う。APS-Cサイズのセンサーといえば、デジタル一眼レフの入門機から中級機にかけてのモデルに使用されている大きさだが、面積比にして従来のコンパクトデジカメで使用されているものの7倍から12倍にも相当する。それで良いレンズを搭載していれば、描写に格段の差があって当然だ。
実際に触れてみると金属製のしっかりしたボディにツヤ消しブラック塗装で、それなりの高級感がある。よくリコーのGR-Digitalと比較されることの多いこのモデルだが、パッと見た感じはどことなく似ているような気がしないでもない。
実物はかなり大きめなのではないかと想像していたのだが、意外なほどコンパクトにまとまっており、先述のGR-Digitalと並べてみてもそれほどの違いは感じない。ただしレンズ鏡胴部分が大きい突き出しは、やはり搭載しているセンサーのサイズがまったく違うことを物語る。

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技術を学ぶ先としてのインド
アフリカ、中東、東南アジア、南アジアの周辺国等々の途上国および中進国からこの国へ経済、金融、医学、薬学等々のいわゆる実学を身に付ける目的でやってくる人々は多い。もちろん欧米に留学するよりも費用が少なくて済むということもあるが、ローカルな言葉をみっちり習得せずに英語で学ぶことができて、しかもあらゆる分野において高い水準の充実した大学・大学院が存在するという基盤の高さがある。
インドのライバル中国もまた留学生の受け入れには積極的で、コトバの壁はあれども中国が国費で招聘する者を含めたアフリカからの留学生もけっこう多いというと、意外に感じる人もあるかもしれないが、留学生受け入れは貴重な外交手段のひとつでもある。
それはともかく、先進国とひとくくりにされる国々からは、インドで言語、社会、文化、歴史、政治、美術、舞踊等々、この国固有の物事を学んだり研究したりするためにやってくる人々は多いが、仕事でおカネになる実学を学ぶ目的でやってくる人はそう多くなかった(あまり目立たないが、決していないわけではない)といえる。そうしたごく普遍的な分野のことを学ぶにあたり、わざわざインドまでやってくる動機に乏しかったからだ。
だが昨今はちょっと事情が変わってきている。IT関連を中心に、研修目的で若手社員を送り込む企業は多く、仕事に必要な技術や知識を身に付ける場所として認識されてきているインドだ。高いレベルの実務教育をリーズナブルな費用で受けることができるというコストパフォーマンスの高さという魅力は大きい。
ソフトブリッジソリューションズのウェブサイトを覗いてみると、IT関係の様々な実務教育のプログラムが紹介されている。インドとの関わり方も時代とともにずいぶん変わるものである。10年後、20年後のインドがどうなっているのか、日本とどういう風につながっているのか想像もつかないが、インド社会のどこかに視点を据えて定点観測していくと、とても興味深いものが見えてくるはずだ。 -
シグマDP1 3月3日発売

常々気になっていたシグマのDP1が3月3日に発売となる。欧州でのエキシビションに出展して話題を呼んでからはや1年半。ずいぶん時間がかかったな、という印象を受けるのだが、この間にさまざまな試行錯誤が行なわれていたのだろう。
