MAI (Myanmar Airways International) ミャンマーから日本への直行便就航

MAI (Myanmar Airways International)

てっきりMAI (Myanmar Airways International)が日本との間の定期便を飛ばすようになるのかと思ったのだが、そうではなくゴールデンウィーク期間中の訪問客のためのチャーター便であった。

5月1日に成田からマンダレーへ、そして5月5日夜にヤンゴンから成田に向けての帰国便(成田到着は5月6日)という組み合わせ、もしくは4月27日に関空を出発してマンダレー到着、そして5月1日にヤンゴンから関空へと戻るというものだ。

2013年ゴールデンウィーク限定 祝!ミャンマー国際航空 ミャンマー直行便就航 (MAI)

チャーター便の航空券販売とともに、ヴィザの手配も代行 (MAI)

しているようで、なかなか力が入っている。おそらく定期便就航へ向けての地ならしといったところなのではないだろうか。

ところで、MAIの東京事務所がすでにオープンしているとは知らなかった。ただし「日本地区総代理店」と記されていることから、どこか日本の提携先の旅行取扱業者がMAI予約・発券等の業務を請け負っているものと思われる。おそらく前述のヴィザ取得代行についても同様であろう。

現在のヤンゴン国際空港の小ぶりながらもモダンなターミナルビルがオープンしたのは2007年のことだが、建物を含めた空港施設が手狭になるのはそう遠い将来のことではないはずだ。

同様に、MAIによるミャンマーと日本の間を直行する定期便が就航するのも近い将来のことであればとても嬉しい。

インドと中国を結ぶ「しがらみ」

第三国を経由することなく、インドから中国両国のキャリアによる二国間の直行便が飛ぶようになったのは確か2003年あたりのことであったと記憶している。
中国東方航空が中国の首都北京からインドのデリーを結んだのが最初だ。いっぽう、エアインディアのほうはムンバイーからデリーを経て、バンコクを経由して上海に到着といった具合で、途中で乗り換えこそないものの、隣り合う国の二都市を直接結ぶという感じではなかったのは、途中タイの首都バンコクでのストップが入ったからだろう。
だが今では状況は大きく変わった。現在は、デリー・上海、デリー・杭州、デリー・北京、デリー・広州、ムンバイー・成都、コールカーター・昆明、バンガロール・成都といったノン・ストップのルートがあり、エアインディア、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空が両国間を運行している。これらに最近加わったのが、インドのLCCのひとつであるスパイスジェットによるデリー・広州の路線だ。
そんな具合なので、インドあるいは中国で国内線への乗り継ぎを含めれば、両国各地への乗り継ぎはずいぶん良くなった。
印・中両国は4,000 km余りの長い国境線を分け合っているとはいえ、政治的にも地理的にも、ごく一部の例外を除けば、公式に行き来できる環境にはない。インドにおいて、1949年以降の中国によるチベット侵攻、さらに1962年に勃発した中印紛争により決定的に悪化した対中感情の背景には、中国という国や中国人という人々に対する知識等の欠如という要素も否定できない。
また当時はまだ貧しかった中国ではあるが、同様に経済的には苦しかったインドにとっては、とても拮抗できない強大な敵として浮上してきたこともあるだろう。反対に、中国からしてみれば、インドはさほど怖い相手ではないため、インドにおける対中感情と比べて、中国における対インド感情は悪くなかったりする。
歴史的なしこりや感情的な好き嫌いは、そう簡単に克服できるものではないかもしれない。だが人やモノの行き来が盛んになることにより、相手国における自国資本の投資、自国企業の操業その他さまざまな交流が盛んになるのは安全保障上も決して悪いことではない。
「絆」を結ぶことはできなくても、活発な経済活動によって生じるしがらみが、外交面で両国が衝突するような事態になったとしても、お互いに利益をもたらす二国間の経済活動を犠牲にしてまで、軍事衝突を起こすには至らない安全弁として働くことは、尖閣諸島問題を抱える日中両国が、緊張の度合いを高めることはあっても、また一時的にデモや不買運動等で経済活動が冷え込むことはあっても、そうした異常な状態が決して長続きはしないであろうことからも明らかだ。
今のところ、中国系メディアが大げさに報じているほどには、インドで中国語学習がブームになるような具合にまでは至ってないようだ。
だが中国語学習の需要が高まってきていることは驚くに値しない。インドと違って英語が非常に通じにくく、現地の言葉が不可欠の中国において、中国語が判るということは計り知れないメリットになり、それを習得した個人にとっても語学そのものが貴重なスキルになるからだ。
インドと中国の間で、さまざまな「しがらみ」が今後ますます増えてくることを期待したい。それは将来の両国の繁栄のためになるだけではなく、アジア全体の安全保障にも繋がることであるからだ。

成田からのヤンゴン行きに新たなオプション アシアナ航空

12月19日から、アシアナ航空のソウル・ヤンゴン便が週2便就航する。これにともない、成田からソウル経由ヤンゴン行きが可能となる。

ソウルからヤンゴンへの出発は水曜日と土曜日、ヤンゴンからソウルへは木曜日と日曜日。行きの成田出発のソウル便同日接続、帰りのヤンゴン発ソウル着便から成田便への同日接続ともに可能だ。

今まさにブームとなっているミャンマー。商用や観光その他、多くの需要が見込めることだろう。訪問客の急増により、客室数不足からホテル代も急騰していることが伝えられているヤンゴンだが、おそらくこの分野についても国内外からの積極的な投資がなされていくことだろう。

街のたたずまいも急速に変わっていくことが予想される。そういう意味でも、ミャンマー観光はまさに今が旬かもしれない。

アシアナ航空、仁川/ヤンゴン線に就航へ  3月まで週2便 (Ly Team)

Scootで飛ぼう!

10月29日に新しいLCC(格安航空会社)のScootが成田に就航した。シンガポールを本拠地として、アジア各地やオセアニア方面にルートを広げることを予定している。100%出資の親会社はシンガポール航空。

現時点では、就航先はバンコク、シドニー、ゴールドコースト、青島、瀋陽、天津、台北、そして東京のみだが、遠からずインドにも乗り入れが予定されている。

就航予定地は、ハイデラーバード、バンガロール、トリバンドラム、ティルチラッパリと南方面に集中しているが、日本・インド間の移動の選択肢が増えるのは喜ばしい限り。

日本・南アジア間のフライトといえば、年内に茨城・カトマンズ間就航予定とアナウンスしていたBB Airwaysは、今どのような進捗状況にあるのかよくわからないが、こちらも大いに期待しているところだ。

Kingfisher Airlinesの危機は続く

2005年の創業以来、スーパーモデル級の超美形のフライトアテンダントを揃え、派手でカッコいいブランドイメージで人気を集めてきたキングフィッシャー・エアライン。2008年に当時インドのLCC最大手であったエア・デカンを吸収してからは一気にルートも拡大、同年後半からは国際線にも進出を果たし、飛ぶ鳥を落とす勢いであった。2011年12月に同社の債務危機が明らかになるまでは、インド第2位の規模を誇る航空会社であり、すべてが順風満帆・・・と部外者の目には映っていた。

その後、同社の財務状況をめぐる様々な記事がメディアで報じられ、それまで築き上げてきた名声が地に堕ちることになるとともに、不採算ルートの整理が進められるようになった。そのため以前運行していても今では撤退してしまった路線は少なくない。また同社をめぐる様々な状況のため、昨年までのような安定した運行は必ずしも期待できなくなっている。

そこにきてこんな話もあるため、敢えて同社のフライトの予約を入れる場合、とりわけそれがしばらく先の日付の場合は特に気を付けたほうが良いだろう。

India May Cancel Kingfisher License (WallStreet Journal)