Kindle版のLonely Planet India

今回の旅行にて、初めてKindle版のLonely Planetガイドブックを持参した。
根がアナログ派なので、これまではPDF版を購入して必要部分のみ印刷して持参していたが、Kindle版も慣れてみるとなかなかどうして使いやすい。コンテンツやレイアウトは、慣れ親しんだ製本版やPDF版と同一だ。

Kindleの書籍というと、一定方向に読み進んでいく分には、紙の書籍と変わらない使い心地だが、ガイドブックのように、しばしばいくつかの項の前後を行き来して参照するような使い方をするのには向いていないのではないかと予想したが、これはまったく杞憂であった。製本版のように、必要な部分に折り目を入れたりすることはできないが、豊富なブックマーク機能、電子書籍内に仕込んであるリンク等により、自由にガイドブック内を行き来することができるようになっているため、これまた慣れると製本版と使い勝手は変わらなくなる。

製本版だとかなりデカくて重たいし、PDFを印刷すると、すぐにビリビリになったり、暑季にリュックに放り込んでおくと、背中から流れた汗で、文字が滲んで読めなくなったりするので、目下のところはこのKindle版がとても気に入っている。最近、液晶画面が大ぶりなスマホも増えてきたので、電子書籍を読むのに目に負担が大きくなるようなこともないし、読物用に常時携帯しているKindle端末でも当然利用できるので、バッテリーの心配は無用。

製本版だと、しばしば余白に書き込みなどしたりするものだが、Kindle版においてもそれほど手軽ではないとはいえ、ちゃんとメモ機能はある。それが自分のアカウントの別の端末でも共有されるのはもちろんのことだ。私自身、もう今後は、ロンプラのガイドブックで、キンドル版以外を使うことはないと思う。

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