なんだかインドらしくない内容で恐縮だが、先日この新しいカメラについて書いてみたので、実物を手にしてみて感じたことについても触れておくべきだと思った。
すでに購入したが、感想は◎である。デザインも手に取ってみたときの質感も悪くないと思う。小さなボディの中にさまざまなメカがギッシリ詰まっている感じがしてなかなか好感が持てる。
・・・とはいえ、カメラなんて写真を撮るための道具なので、見てくれはさほど重要ではない。実際に使用してみた印象はどうかといえば、これがまた良好なのである。
いまどきのコンパクトデジタルカメラとしては当然高い部類に入るし、レンズの明るさと描写性を除けば、ズーム無しの単焦点(画質と表裏一体の関係になるが)28ミリ(銀塩換算)というのは地味な存在であることは疑う余地もない。
低感度のISO64からはじまり、100、200、400、そして800、1600といった高感度域まで利用可能なのだが、撮像素子のサイズが小さいためデジタルの一眼レフのそれはまったく比較にもならない。ISO400の感度設定でさえノイズがとても目立つので、これ以上の感度については積極的に使う気になれない。ただし白黒モードで撮影してみると、ザラザラした感じが昔の写真のようである。これはこれでそう悪くないかもしれないのだが。ちなみに白黒撮影モードにフィルター効果は付いていない。
機能はシンプルだが、性能はすこぶる高い。好みに合わせて設定できるメニューの豊富さはもちろん、それらの操作性についてもよく練られおり扱いやすい。ふたつ付いている電子ダイヤルを相互に扱うことにより、たいていの設定が瞬時にできてしまう。
いまのところ、実売価格は7万円台前半から8万円といえば割高に聞こえるかもしれないが、扱ってみるとその良さが実感できた。
他の電子機器同様、秒針分歩といわれるデジタルカメラだが、これならけっこう長く使うことができそうな気がする。明るい広角単焦点というモデルは今のところ他社から出ていないし、そもそも爆発的に売れる類のものではないため、競合する商品が今後もほとんど出てこないだろうという前提もあるのだが。
地味なカメラなので、ここはやはりジミに雨上がりの水たまりの写真(ギューッと圧縮してあるので画質等の参考にもならないが)でもアップしておくことにする。


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