GALAXY Camera

GALAXY Camera

この製品発表当時から大変気になっていた、アンドロイド搭載のデジタルカメラ。この製品の特徴といえば、きちんと高性能なアンドロイド端末であり、写りが良くて取り回しも良好なコンパクトデジカメでもあることだ。

すでにASCII.jpその他で、このカメラについてのレビュー記事が出ているため、この製品の詳細に渡って述べる必要はないことと思う。

それほどカメラとしての内容・性能はしっかりしたものだ。韓国メーカーのカメラ手にするのは初めての私だが、この一台を手にとってみて大いに見直した。Samsung社は、しばらく前から日本のPentax社と提携関係にあり、デジタル一眼などでは後者のモデルのOEM生産版を自社ブランドで販売しているが、独自のラインナップもある。このGALAXY Cameraは、まさにそれである。

ただ、カメラとしては、敢えて苦言を呈したくなる点もいくつかあり、ラティテュードに厚みを持たせることができないこと、撮影時や再生時に情報表示がなされないことなどであったりする。だが、これらはもしかするとソフトウェアがアップデートされる際に解決されることになるのかもしれない。

それでも、ハード的には残念なのはストラップが両吊りではないこと、レンズカバーがキャップ式ではないことだ。前者については、Samsungは家電メーカーであり、本来のカメラメーカーではないため、写真を愛する人たちの心が判っていないことが見えるような気がするし、後者については、これがゆえに、電動で開閉するカバー部分の破損を恐れて、ケースに格納しなくてはならなくなってしまい、携帯電話的な快活さが失われることになる。

さらに欲を言えばフィルターも装着できるとなお好ましかったのだが、そういうコンパクトデジカメはごく限られているのでこれで良しとしよう。

すでに並行輸入や海外通販等で、少なくない台数のGALAXY Cameraが日本に上陸しているが、日本での正式な販売は、おそらく通信会社によるデータ通信契約とセットということになろう。そこまでして、しかもSIMロックされたモデルで購入したいかといえば、私の答えは否定的なものとならざるを得ない。

SIMフリーモデルで、場合によってはSIM(当モデルはマイクロSIMを採用)を挿入してデータ通信、またあるときはWIFIあるいは携帯モデムとともに活用といった具合に、気ままに使い倒すのが良い。

液晶画面サイズは4.8インチ。ブルートゥースのキーボードと合わせて、文章を綴るワープロとして使うこともできるし、電子書籍リーダーとしても使えなくはないサイズだ。マップ機能は街歩き等にも役立つ。つまりこれ1台でカメラ、ノートPC、ガイドブックをまとめてしまうことも可能となる。カメラの専用バッテリーやチャージャーも不要となり、スマートフォン用の充電池をそのまま活用できる。もしスペア・バッテリーを購入したいといった場合、たとえばインドのSamsung Plazaにおいても「新製品なのでまだバッテリーは入荷していない」などと言われるかもしれないが、その言葉を鵜呑みにする必要はない。スマートフォンのGalaxy SⅡと共通のバッテリーなので、これを購入すればいい。もちん日本においてもこのモデルのバッテリーをDocomoショップにて買い求めることができる。

これで電話機能が備わっていれば、普段持ち歩く備品をどれだけ省略できることだろう。また他の通信端末(ノートPC、タブレットPC等)をこの端末からテザリングでネット接続するといった活用もできる。

今の時点において日常生活に、そして旅先でと、フルに頑張る最も魅力的なコンパクトデジカメとして、広くオススメしたくなる一台だ。

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