犬の日

スコタイからシーサッチャナーライに日帰り訪問。乗車したバスでは、途中で降りることを車掌に伝えておいたので遺跡公園近くの場所でおろしてくれた。そこに貸自転車屋があったので借りて遺跡公園へと走る。途中にも遺跡公園には含まれていない遺跡がいくつかあるようだ。スコタイとシーサッチャナーライとカンペーン・ペッをあわせてスコタイ遺跡として世界遺産登録してあるそうだ。

橋を渡る
この寺院前から遺跡に向けて自転車で向かう。

とても空いていて、遺跡で出会う人たちといえば、植物の剪定や雑草の刈り取りの人たちしかいない。向こうで犬が吠えていると思ったら、あっと言う間に迫ってきた。足元にある砂利を複数まとめて投げつけて追い払う。どれかしら当たる、猿と違って良いのは、一度撃退すると遠くから吠えるだけで再度来ることはまずないことだ。

遺跡公園内に点在する寺院群だが、他の場所でも犬がこちらを見ているので、予防的に2、3個投げておく。狙ってみてもなかなかうまく当たらないものだが、犬は一目散に逃げる。

帰り道で前を走る農家のおばさんの自転車の周りで2匹の犬がじゃれ合いながら駆けていた。これを横からスピードを上げて追い抜くと、何を思ったのかそれら2匹が唸りながら追いかけてきた。ちょうど速度が同じくらいなので、なかなか距離は詰まらないが、それでも振り切れるかわからないので、どうしようかと思う。

こんな具合に自転車の背後から左右挟み撃ちみたいな形にされるのは初めてだ。停めて応戦するか、振り切るか?振り切れるのか?自転車を止めると、途端にふくらはぎ踵を噛まれそうなので、かごの中のペットボトルをより近くまで迫る右側の犬の足元めがけてたたきつけると一瞬面食らったようで、もう一匹も減速して背後に置き去りにすることができた。かなり危なかった。もう少しで咬まれるところであった。

今日はまさに犬の日である。

犬の追撃をかわしてから軽食

自転車を借りた街道沿いの店に返却すると、「バスが止まるように」と大きな三脚の上に紫色の旗を掲げてくれた。「お客さんいるよ」と知らせるものなのだろう。

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