昔デリーで下宿していたお宅にご挨拶。その近所にあるこの木の裏手にあったタバコ屋によく買いに来ていた(私は5年くらい前からタバコはやめた)が、この木のたもとには、当時はごく小さな祠があった。その脇では、路上で商うカギの修理屋がいたように記憶している。
その後もたびたびこのお宅を訪問していたが、祠が少し大きくなったり、コンクリートの基壇が出来たりという具合に変遷を続けて、今や小さなお寺にまで発展した。ずいぶん大きくなったものである。大きく成長した子供を目の当たりにするような思いがする。
まさかこうなるとは想像すらしていなかったし、下宿していた当時は、スマホのような手軽なものなかったため撮影していない。その後幾度となく再訪する際にも特に気に留めていなかったのだが、「定点測定」みたいに記録を残しておいてもよかったな、と思う。
この「PEEPAL WALE HANUMAN JI」(ピーパルの木=インド菩提樹のハヌマーン様)寺だが、もしかすると、今後さらなる発展もあるかもしれないので、これからは注意して見ていくつもりだ。