キールティプル

11世紀から続くキールティプルの町はリングロードを外れて坂を上っていった先の丘の上にある。途中に大学のキャンパスがあり、そこで学生たちが降りていく。このあたりから見えるキールティプルの斜面に複数階の家屋が貼り付いている眺めは、ありし日の九龍城を連想させるものがある。

在りし日の九龍城を思わせるものがある。

丘の頂上を中心に広がる町並みのようだ。その頂上部分にあるヒンドゥー寺院からの眺めは素晴らしい。首都圏なのに田舎の雰囲気が味わえるし、それでいて眼下に広がる首都の風景が楽しめる。

カトマンズ首都圏の眺め

バクタプル、カトマンズ、パータン、キールティプルとひと続きになったのは、人口増加、宅地化の進行のためだろう。今やカトマンズ首都圏は巨大都市化しつつある。

「キールティプル(कीर्तिपुर)」か「キルティープル(किर्तीपुर)」か。町中での表記に妙な揺れがある。宿の人によると前者が正しいとのこと。

「キールティプル」か?
それとも「キルティープル」か?

坂を下っていくと、まったくつまらないゴミゴミした市街地となるが、頂上付近には伝統的なネワールの町並みが残っていて、ここもまた魅力的なスポットである。

キールティプルは坂の町

内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。

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