コールカーターのトラム2

BBDバーグの市電デポーは廃止となり、地下鉄関係工事が進行中。

沿線の混雑ぶりとコロニアル建築の量から最も眺めが面白いはずのBDDバーグの市電デポーが廃止となり、ここを起点としていた路線はすべて廃線となったのは残念だが、それでもまだトラムのルートが今もいくつか残っているのはコールカーターの良いところ。

エスプラネードのデポーから出発

エスプラネードのデポーからシャーム・バーザール行きに乗車してみた。レーニン・サラニーとニルマル・チャンドラー・ストリートの交差点まではガリヤーハート行きと同じルートだが、ここから先はガリヤーハート行きはここを右折し、シャーム・バーザール行きは左折となる。例の鉄棒持ったCTC(カルカッタ路面電車公社)制服の職員がレールをムギュッと押してポイント切り替えをするのがこの地点だ。

左折すると、市電は終点まで直進していく。途中、道の両側に書籍の露店がひしめき合うカレッジ・ストリートでプレジデンシー・カレッジを横目に見て、さらにまっすぐ進んでいくと、やがてシャーム・バーザールの市電デポーへと至る。この路線も左右にコロニアルな建物や古くからある住宅、由緒ありそうな教会などが建ち並び、なかなか情緒ある市電ライドを楽しむことができる。

財布に優しい運賃。起点から終点まで乗っても7Rs。

大通り脇の商店街奥への引き込み線のようになっているのがシャーム・バーザールのデポー。
デポーの奥には古いがスマートな形状のトラムがあった。
夜になると、また異なる趣のあるシャーム・パーザールのデポー付近。

 

夜の車窓風景もまた趣がある。

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またカレッジ・ストリートとM.G. Roadの交差点で下車すると、M.G. Road上を走るハウラーデポー行きの市内電車をつかまえることができる。市内電車で移動できる先は、バスに較べると限られるのだが、独自の味わいがあるのは、やはりトラムといえども鉄の起動上を走る電車であるがゆえのことだろうか。

カレッジ・ストリートとMGロードの交差点で下車。
ハウラー・デポー行きのトラムに乗車。たまたま新型車両であったため、これまた異なる雰囲気の乗り心地。

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