先日取り上げてみた、ニューデリー駅前のパハールガンジ地区のハニーゲストハウスが満室で断られた当時の日本の若者たち(一部、中年旅行者もいたが)が目指すのはエバーグリーンゲストハウスであった。ここもなぜか知らないが、日本人バックパッカーの利用が多かった。
ここのオバハンはけっこう曲者で、同じドミトリーのベッドでも人によって違う値段を言うとともに、固く口止めを要請する。少し安く泊まっている者が、そうでない者に口外すると、そのお客の料金の吊り上げを宣言する。
夜遅くに到着すると、やはり値段を上げていたり、体格は立派なのに気弱なご主人を叱りつけていたりする姿も記憶に残っている。
さすがに当時のオバハンが今も取り仕切っているとは思えないので、子供たちが切り盛りしているのだろうか。当時、ハニーゲストハウスの次くらいに安いドミトリーがあったので、あくまで経済的な理由から「次善の策」として宿泊していたので、あまりに良い印象はなかった。