インド独立の志士たちの中でも、ひときわ大きな存在感があったロークマニャ・ティラクはラトナーギリーの出身。彼の生家が「ティラク博物館」として公開されている。(入場無料)
展示品や写真には、説明書きがいろいろあるものの、マラーティーでの表記しかないのは残念。英語かヒンディーは付けて欲しい。他の地域から来たインド人も困るだろうし、ティラクはマラーティーの人々の英雄ではなく、全インドの偉人である。
それはともかく、この地域における典型的な伝統家屋がこのような形で保存されているのは良いことだ。最近の建物はレンガとコンクリートで造るので、亜大陸どこでと同じだし、アフリカでも大した違いはない。地元で入手出来る建材で、地元の風土気候に合った建物ということになるのだろう。