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カテゴリー: travel

  • Trains At A Glance 2017年11月更新版

    11月に入ると、インド国鉄時刻表「Trains At A Glance」が更新された。
    今ではインドの各旅行予約サイトで検索・予約出来るので利用価値は下がっているとはいえ、方面別に一覧できるのはありがたい。

    かつてメーターゲージの短い路線の途中駅だったところが、長距離のブロードゲージ幹線と繋がったり、昔鉄路がなかったトリプラ州のアガルタラなどにも近年延伸されていたりと、時代の変遷も感じる。

    また、Trains newly introducedとして、最近導入された4タイプの急行列車についての紹介もある。

    2005年Garib Rath Expressは、AC付客車が廉価な料金設定で提供されることがエポックメイキングだったが、近年追加された3タイプの新しい急行列車は、従前の同クラスの客車に較べてアメニティ等を向上させることにより、幾分高価な設定となっている。プレミアムなサービスを提供することはさておき、そうした割高感から、比較的予約が取りやすいという状況を創り出すことも狙いにあるのではないかと思う。

    もともと客車のクラス分けが多様なインド国鉄だが、こうした列車が追加されることにより、なおさら複雑になったため、あまり利用したことがない人にとってはよくわからない部分もあるかもしれない。

    さて新たに導入された急行列車の中のもうひとつのタイプ、Antyodaya Expressで特徴的なのは、連結される全てが2等車両で予約無しの設定となっていることで、まさに早い者勝ち。出稼ぎの人たちによる利用が多いことだろう。

    時刻表を眺めているだけでも楽しいインド国鉄である。

  • ランパーンへ

    ランパーンへ

    チェンマイのバスターミナルに待機するロットゥー

    チェンマイからロットゥー(ミニバス)でランパーンへ。

    ランパーンの見どころといえば、カート・コーン・ターという古い屋敷が並ぶエリアが有名だ。河による水運で栄えた過去を持ち、その当時に財を成した人たちが19世紀後半から20世紀初頭にかけて建てた立派な屋敷が並んでいる。こうした家屋の前には、タイ語、英語、中国語による説明文を掲げた看板が出ている。それらを見たところ、やはりこうした商館を兼ねた屋敷を建てた人たちは主に華僑であったらしい。

    レストランとゲストハウスとして再利用されている屋敷もある。
    レストランとして改装されている屋敷の内部
    屋敷の由来がタイ語・英語・中国語で書かれている案内板
    カート・コーン・ター地区についての案内板

    20世紀に入ると、鉄道が敷設されるとともに道路も整備されていくこととなったため、物流の中で水運が占める比重が下がっていき、この地区は衰退していくこととなったようだ。
    元々のオーナーの家族が今も所有しているのか、他の人の手に渡っているのかは判らない。多くは、現在も住居として使われているため、中を見学することはできないが。食堂やカフェに改装されているところもあった。

    この通りで、週末にはナイトマーケットも開かれるらしい。観光客が多いチェンマイに近いため、ナイトマーケットといのうが手っ取り早い町興しの手段となるのだろう。

    カート・コーン・ター地区の寺院内部
    寺院内の僧房

    幾つかのお寺を見物しながら、ワン川に架かる橋を渡って東に進み、バーン・サオ・ナックというビルマから居を移した豪商の館へ。大規模な高床式住居で、中には洋風になっている居室もある。ソーダメーカー、ミシン、ラジオその他の舶来品も置かれており、国王に謁見したときの写真もあった。屋敷の所有は政府等に移管しているわけではなく、現在も私財である。

    大規模な高床式住居バーン・サオ・ナックの内部は洋風

    館の主の家族の写真

    その後、ワット・プラケーオ・ドーンタオというランパーンきっての名刹を参拝。ビルマ風の意匠も見られてなかなか興味深い。

    ここからバススタンドまで戻るための足が見つからない。トゥクトゥクもソンテーウもサッパリ見当たらないからだ。途中にあった美容室で、どこでクルマがつかまるか尋ねてみると、女性は店のカギをかけはじめて、「クルマで送ってあげるわ」と言う。さすがにそれは悪いので丁重に辞して、さらに歩く。

    道すがらにあった英語の表示もあるギャラリーで尋ねてみると、ソンテーウを呼んでくれた。

    バススタンドに戻り、チェンマイ行きのバスをつかまえる。

    ランパーンのバススタンド
    バススタンドにて。こういう感じの高校生は日本もタイも共通。
  • インド国鉄のモダンな客車

    アーンドラ・プラデーシュ州のヴィシャーカパトナムからアラークーへ向かう丘陵地の景色の美しさはよく知られているが、こういう車両を走らせるというのは良い。ごく最近導入されたものらしい。

    Suresh Prabhu flags off train with new vistadome coaches along scenic Visakhapatnam-Araku route (Scroll.in)

    インド国鉄では、車両の古臭くて窓が小さかったり、AC付きだと遮光ガラスで外がよく見えなかったりするが、これならば風光明媚な眺めを満喫できることだろう。

    Vistadome train ride between Visakhapatnam and Araku (India)

  • Diamond Crossing

    Diamond Crossing

    インド国鉄の東西南北からやってくる列車が交差する、通称Diamond Crossingは、インド鉄道マニアの「聖地」のひとつらしい。

    ONE & ONLY DIAMOND CROSSING in INDIA

    こうした施設も運行管理や安全面の観点から、今後は立体交差化されることだろう。ナーグプルを訪問される際には「一見の価値あり」であろう。

  • デリー・ジャイサルメール間のフライト就航 (今年10月29日から)

    これまで有りそうで無かったデリー・ジャイサルメールの定期便フライトが就航するとのこと。航空会社はスパイスジェット、乗り入れ開始は10月29日からだ。

    SpiceJet to commence New Delhi-Jaisalmer route from October 29 (Business Standard)

    しかしながら不思議なのは、インドで民間機定期便発着(乗客および貨物)のために造られた空港のうち、現在まで30ほどの施設は、まったく使われていないことだ。
    これらの中にはコールハープル(マハーラーシュトラ州)、クーチビハール(西ベンガル州)、ジャグダルプル(チャッティースガル州)などが含まれる。これらは空港があるには相応しくない寂しい田舎町だ。

    もちろん使われていない空港がある街で相応の規模のところもあるとはいえ、どの航空会社も乗り入れしなかったところを見ると、もとより需要がないのだろう。

    ほとんどがここ十数年間くらいで建設されたものと思うが、空港の誘致、それらの認可などで、ずいぶん杜撰なものがあったということになる。

    こういうムダなことにつぎ込むのは、どこの国の政府も似たようなものである。その背景には、「どうせ自分のカネではないから」という無責任さと、我田引水型の政治体質がある。

  • ナイトマーケットの似顔絵屋

    ナイトマーケットの似顔絵屋

    チェンマイでもナイトマーケットが大盛況だ。
    ちょうど週末の日曜日ということもあり、規模が大きく、様々な品物を扱う露店が出ていた。
    最も面白かったのは似顔絵屋で、どの描き手も巧いのだが、上手に特徴を捉えつつも、実物よりも数段顔立ちを上方に補正して描いている。やはりそこがこの商売のコツなのだろう。

  • インド国鉄運行情報提供サイト

    インド国鉄運行情報提供サイト

    以下のサイトは、ニュース番組などでお馴染みのndtvが運営している。

    RAIL BEEPS

    手軽に最低限必要な情報をパッと調べられるのでいいかもしれない。急行列車だけではなく、各駅停車の運行状況も見ることができる。

    今、列車がどのあたりにいるか、どの程度の遅れか、自分の車両はどのあたりに連結されているか(停車時間3分程度の駅だとけっこう焦る)、PNRステイタスはどうなってるか(WLやRACの場合)、そして予約しようとしている列車のクラス別の空き状況(このサイトでは予約できないけど)など。

    同様のサービスとしては、昨年「インド国鉄に関する便利なウェブサイト」と題して取り上げた以下のサイトもあり、こちらのほうがさらに詳しい情報を得ることができる。

    etrain.info

    また、インド国鉄傘下のNational Train Enquiry SystemのサイトのメニューにあるIR Train Trackerでは、Googleマップ上に列車のルートと進行状況を表示させるサービスもある。

    こうしたIT系の仕事はキチッとよくやっているのだから、鉄道運行の根幹となるインフラのほうもアップデートしてくれると嬉しいのだが。

    それはそうと、本日10月6日現在、インド国鉄のサイトで公開されている「TRAINS AT A GLANCE」は、2016年10月~2017年6月版のまま。

    上記の各種参照サイトや旅行予約サイトでタイムテーブルは確認できるので、もはや紙媒体やPDF版の「時刻表」は、あまり重要ではなくなっているとはいえ、こういうところは、まだまだノンビリしている。

  • 近年のタイと中国語

    近年のタイと中国語

    とにかく中国語での表記がやたらと増えている今どきのタイだ。20年、30年前のタイでは華人の店でお飾り的にお札とかで貼ってあるものの、本人たちは読めず・・・というのが普通だった。

    華人人口が多く、一説では国民の3/4近くに、どこかで華人の血が入っているとまで言われ(タイの王家だってそうだ)ながらも、タイへの同化具合の高さゆえに、華語教育の普及度合いは低く、漢字が読めないことはもちろん、華語もしゃべれない者が多いことがタイ華人の特徴(チャイナタウンで集住し、父祖の言葉である潮州語、広東語をコミュニティ内で話すという例は除く)だったはず。

    それが今や、観光地では漢字表記が溢れ、食堂のおばちゃん、トゥクトゥクやソンテーウの運転手さえもが怪しげなマンダリンを使って、中国人客に応対するという柔軟さにビックリ。

    もっとも、今の日本では飲食店やコンビニで働く中国人は多いので、メジャーな観光地では、けっこう中国語が通じるという環境になっているのかもしれない。

    昔はこうではなかったことを知らない人は、「タイは華人が多いので多少の中国語が通じることがけっこうある」と思ってしまうかもしれない。もちろん華人が多いというインフラあっての部分もあるのだが。

  • 軽食とおやつ

    軽食とおやつ

    子連れでタイを訪問したのだが、軽食やおやつの類がいろいろあると、子供本人が喜ぶだけではなく、「暑い」「疲れた」と言い出す前に、こうしたものをパクつく時間を入れて、テキトーに誤魔化すことができるので親も助かる。物見遊山の合間にこれらを挟んで、夕方にタイスキ屋にでも繰り出せば、子供はさらに大喜びしてくれる。

    以下は、子供ウケする軽食・おやつ類の一例。

    カオソーイ
    ラオスでは味噌ラーメンみたいになっているが、タイではカレー麺といった具合。見た目も味わいも垢抜けていている。

    マンゴーライス
    スライスしたマンゴーにココナツミルクで炊いたり、ココナツミルクをかけたりした糯米とセットで出てくる。ついついお代わりなどしてしまう。

    ケーキ
    今どきのタイのケーキは実によく出来たものが沢山ある。洒落たカフェでひと休みしながら、子供にはコーラやファンタ。自分自身は、ちゃんと美味しいコーヒーと一緒にいただく至福のひととき。

    棒アイスのドリアン
    ちょっととした雑貨屋でもコンビニでもたいていこの類を置いている。本物の果実をふんだんに使っているようで、香りも味もいい感じ。

    ドリアン
    やはりこれぞ果物の王様というより、すでにこれはとても良く出来たお菓子だな、と思う。うまく「当たり」に出会えれば、その味わいはカラメルソースを和えたカスタードクリームといったところか。

  • チェンマイへ移動

    チェンマイへ移動

    朝6時半起床。宿代に朝食は込みなのだが、さすがに寝起きは食欲が沸かず、フルーツとジュースだけで済ませて、バスの発着所まで歩く。郊外にあるバススタンドではなく、市内中心部でナイトマーケットが開かれる一角に隣接したところから発車するのはありがたい。
    7時半過ぎに、Green Busという会社の車両が2台やってきた。そのうちのひとつが私が乗車するチェンマイ行きである。
    前方に向かって右側に一列、通路挟んで左側に二列という快適なエアコンバス。空調の設定温度も18度!で春先の東京みたいな冷え込みで上着必携だ。

    午前11時過ぎにチェンマイのバスターミナルに到着し、トゥクトゥクで市内へ向かった。

  • チェンラーイの宿

    チェンラーイの宿

    宿泊しているBaan Jaruは2012年にオープンとかで、部屋は真新しくてきれいで、インテリアはセンスよくまとめてあり、いい感じだ。フロントにいる経営者の息子は、外国人ズレした英語と仕草はちょっと鼻につくものがあり、最初はあまりいい印象を受けなかったが、2日目になると非常に根の良い青年であることがわかってきた。とかく質問するといろいろ懇切丁寧に教えてくれる。それに外国人ズレしている分、英語力は大変高いので、言葉が通じないということはない。なかなか居心地の良い宿である。

  • チェンラーイ郊外へ

    チェンラーイ郊外へ

    Wat Rong Khunへ。チェンラーイ出身のアーティストで華人でもあるChalermchai Kositpipat,氏が建てた白い寺がある。別名「ホワイト・テンプル」で知られるように、すべてが白く塗られている。カラフルな寺院が多いタイにあって、何から何まで白い寺院というのは見たこともない。

    本堂への入り口の部分では地獄を象徴した大きな作品の上にかかる橋を進むようになっている。芸術作品であり、寺としての機能はないものと思っていたのだが、ちゃんと僧侶は常駐しているようだ。

    外観がやたらと豪華なトイレ

    敷地の入口部分は、たくさんのみやげもの屋や食堂などが入居するアーケードとなっている。敷地内にはChalermchai Kositpipat,氏のアートギャラリー、作品を販売する店なども入っている。今の時代、こうして成功するアーティストには、実業家としての才能も求められるようだ。

    ここに限った話ではなく、どこにもあるのだが、菩提樹の葉をモチーフにした薄いアルミ板、参拝者たちが願い事を書いて木に吊るしたりするのだが、昔のタイで、こうしたものを見かけたかどうか記憶にない。ちょうど日本の絵馬のような具合に用いられている。

    ソンテーウでチェンラーイ市内中心地にあるバススタンドに戻り、次はミニバスでBaan Dumへ。こちらは別の華人アーティストThawan Duchanee氏による、この地域の建築の作品ギャラリーのような感じで、広い敷地内に様々な建築が点在している。 

    音楽を奏でる子供たち

    チェンラーイへの帰りのバスで途中下車、チェンラーイに入る前に川を渡る橋よりも手前のところにあるブルー・テンプルと、宿の人に紹介されたところに行ってみた。やや安手の造りではあるものの、全体が青を貴重とする寺は珍しく、それはそれで見応えがある。