日本のリンガム信仰 ?

かなまら祭り
一見、普通のお祭りの光景のようにも見えるが・・・。
4月7日の日曜日は、川崎市の川崎大師駅近くの若宮八幡宮の境内の中にある金山神社で、かなまら祭りが開催された。毎年4月の第一日曜日と決まっているようだが、神奈川県はもとより地元の川崎市民でもこの風変りなお祭りについては知らない人も少なくないらしい。
それでも外国人の間では「変わった祭り」として有名であるらしく、大勢の西洋人、アジア人その他の外国人居住者(および旅行者?)もやってくるため、観衆の中にずいぶん外国人が多いという印象を受ける。本日は、私が見たところでは、5人に1人くらいが外国人であったようだ。
会場や周辺では外国人の姿がとても多い
神社に奉納する男根型に削った大根
変なTシャツが販売されている
ご神体が男根の形をした黒石、神前のお供え物は男根の形に削った大根、祭りの縁日では男根の形をした飴が売られるとともに、木や石で作った男根の模型、はてまたそういう型をした「大人のおもちゃ」まで販売されているという、とても普通のお祭りとは思えない異次元空間が展開している。男根の形をした神輿が担がれて街を練り歩く様子、沿道で見物する人たちの多くが男根型の飴をペロペロと舐めている様子も、フィクションの世界に迷い込んだかのような気にさせてくれる。
ご神体もこんな形
もちろんインドのリンガム信仰とはまったく関係はないのだが、日本の神社の祭りでこんなにエロチックで、しかもあっけらかんとしたものがあるとは想像もしなかった。極めて庶民的で、活気と笑いで一杯のB級感に満ちた祭礼だが、他のお祭りではあり得ない旺盛なパワーをもらった気がする。
奇妙な露店

こんなものが神社のお祭りの縁日で販売されているとは・・・。
この祭りの会場以外ではあり得ない光景

あちこちで、こんな飴を舐めている姿が・・・。
怪しいグッズの品定めをするお客さんたち
こんな神輿があるとは・・・。

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