ラヴァングラー ボン教寺院とブッダ・パーク

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ラヴァングラーの町からYundrung Kundraklingというボン教の寺院を訪れた。スィッキムでは唯一のボン教寺院であるとのこと。

見た目はチベット仏教の寺院と同様に見えるため、そう言われなければ気がつかない。入口のところにチョルテンがあるのも同じ。寺院建築や中の壁画はもちろんのこと、祭壇や堂内の様子、タンカ、高僧の高い席も似たような感じである。宗教用具も共用しているものが多いのではなかろうか。僧侶の装いも似ている。

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チベット仏教自体がボン教の強い影響を受けているが、同様にボン教もチベット仏教の影響を多く受けているためではないかと思う。ともあれボン教の寺院を訪問するのは初めてであったため、非常に新鮮な体験であった。寺院は小さいものの、いろいろと感じるものがある。やはり来て良かった。寺院内ではボン教に関する資料(100Rs)が頒布されており、一部購入した。

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ボン教寺院からラヴァングラーに戻り、坂道を登ってブッダ・パークに出る。ここはラヴァングラーの新しい名所となることが期待されている。今年3月にここを訪問するダライ・ラマによる大仏の開眼式が執り行われることになっており、これをもってこのブッダ・パークが開園することになる。現在はすでに園内はほぼ完成しているようだが、開眼式までは大仏には目隠しがなされている。

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新しい宗教モニュメントにはあまり関心はないのだが、よくよく考えてみるまでもなく、どんなに由緒ある寺院等であっても、出来立てのホヤホヤの時代もあったわけで、その後歴史を刻んでいくことになる。

こんな小さな町の割には、ずいぶん大掛かりでしっかりしたものを造ったものだと驚かされてしまう。資金やアイデアはどこから来たのかといえば、当然町の外のどこかに違いないはずで、このブッダ・パーク建立の背景には大きな政治経済力学があるに違いないと見るのが当然だ。スィッキム州政府の先導のもとに、地元仏教界、その他の有力者等の綱引き等があったようだが、どちらかというと施設そのものよりも、そちらのほうに興味がいってしまう。

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