愛しのドリアン

ドリアンの花
この写真を見て何の花だか即答できるとすれば、相当好きな方だろう。何が好きかといえば果物の王様ドリアンのことである。ちょっと前の記事ではあるが、こんなニュースがあった。
沖縄で初めて「ドリアン」の花が開花−果実の収穫にも期待 (石垣経済新聞)
もう何年も前に石垣島在住の友人から『今にここから国産ドリアンが出るよ』という話は聞いていたが、『南国』の沖縄南部とはいえドリアンが結実するのはそう簡単なことではなかったようだ。 それが実現したとしても、日本で収穫されたドリアンとは、いったいどのくらいの価格で市場に出ることになるのだろうか?
ドリアンが大量に産出され、これまた大量に消費されているのは東南アジアだが、実はインドでもゴアにように南部の湿潤な気候の地域では野生のドリアンが人知れず実を付けながらも、その美味なる果実を賞味されることなく腐らせている。
タイやインドネシアで商業作物として栽培されている品種と違い、ドリアンの野生種はかなり小粒で、しかも果肉部分が少なかったりする、味は決して市場に出回るそれに引けを取らないらしい。
結実はおろか、開花することさえないだろうが、私も実は自宅に樹齢2年目のドリアンを一株持っている。こじんまりと鉢植えにしてあるのだが、ツヤツヤとした濃い緑の葉がなかなか美しい。
ドリアンの種は発芽率が非常に高く、生命力の強い植物のようだ。おそらく東京の寒い冬でも室内に入れてやればちゃんと越冬できるのではなかろうか。おいしい果実を平らげた後は、観葉植物として育ててみるのはいかが?

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