デリーの定宿の隣に出来たホテル

デリーの常宿の隣に新しい宿ができている。現行の料金は前者も後者も1600Rs。前者の部屋はもうくたびれているのに対して、後者は新しくてきれいな分、かなりお得な感じ。部屋を見せてもらったが肝心の写真を撮るのを失念していた。フロントやスタッフの印象はすこぶる良かった。

しかし定宿のスタッフとは長年の顔なじみで気楽であるのと、どんな時間帯に到着しても星クラスのホテル並みにちゃんとした対応をしてくれるので信頼感がある。

この料金帯だと深夜以降はスタッフが床で寝ていて、ドアを叩いて大声で呼ぶとようやく起きるとか、それでも眠りにしがみついたまま、なかなか起きないといったことがよくある。

開業してからまだ1年の後者は今後どうなるか不明の部分がある。オープン時にお得感があるうちは流行っても、それにかまけてメンテをしないと、みるみるうちに劣化して、結局は周囲の同クラスの宿と同じになるという「標準化現象」が起きるものであるからだ。

そのプロセスの中で、スタッフも接客も他の宿と同等になり、お得感のないどっこいどっこいのところに落ち着くというケースが大半だ。

そのあたりの罠「標準化の罠」に陥ることなく精進を続けた宿が、ロンプラのガイドブックあたりで「Our Pick」として紹介されて、なかなか予約の出来ない人気宿になったりする。

さて、この新顔ホテルの「DE CRUISE」は、どのような道を歩むことになるのだろうか。

 

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