革命万歳!

前政権の国民会議派を打ち負かしてパンジャーブ州与党となるAAP(庶民党)。本日その新政権が発足したが、就任式は実に変わったものであったようだ。州都ではなく、彼が敬愛する、そしてパンジャーブ州民が尊敬する郷土の英雄、インド独立の志士のひとりであったバガット・スィンの父祖の村カトカルカランでの開催。各界のVIPを招待せず、村人その他集まってきた市民に囲まれての就任式だったとのこと。

またパンジャーブのチーフミニスターとなるバグワント・マーンの就任の誓いの言葉もおきまりの「私、××は神に誓って×××」という簡素なものではなく、彼のこれから5年間の任期にかける思いを滔々と述べた後、「インカラーブ・ズィンダーバード!(革命万歳!)」で締めるという珍しいもの。「革命万歳!」は、反英闘争の時代によく叫ばれたスローガンだ。

この季節、バサント(春)を象徴する、そして革命家バガット・スィンの愛した色でもある黄色を男性たちはパグリー(ターバン)で身に着け、女性たちは黄色いドゥパッターを被って集まるようにと告知していたため、黄色一色の会場はまさに春のさいさきよいスタート、そしてこれから革命的な変化をもたらそうという熱気のようなものに満ちていたことだろう。インドで黄色の意味するところは聖性、純粋性、そして勝利の象徴でもあり、既成政治に挑戦する市民活動から始まったAAP(庶民党)には私も大いに期待している。

INQALAB, ZINDADAD !!!

At Bhagat Singh’s Village, Bhagwant Mann And “Rang De Basanti” (NDTV)

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