カトマンズ市内、たとえばタメル近くから空港は直線距離にするとわずか6km強。ひどく渋滞するとはいえ、わざわざ空港近くに宿を取る理由があるとすれば、早朝のフライトでよほど朝に弱いとかいうことくらいしか思い浮かばないが、「明日はバンド(ゼネスト)」というようなことになれば、一気に混み合うのかもしれない。
特にここに宿泊しなければならないわけではなかったのだが宿泊施設も多いので、どんな具合だろうか?と1泊してみることにした。
ここからパシュパティナート寺院までは徒歩圏。ずいぶん昔の話になるが、空港からパシュパティ寺院、さらには寺院からけっこう先まで、のどかな田園風景が広がっていたものだが、今は市内からずっと途切れず市街地が続いている。
今のカトマンズは、まだスカイスクレーパーが林立するような風景ではないが、もはや「メガシティ」であることは間違いない。
こちらは、空港正面にあるエアポートホテル「Summit Residency Airport Hotel」最上階の展望レストラン。宿泊したわけではないのだが、フロアーがゆっくり回転していることに気がついた。
360°ガラス張りの展望レストラン。ついさきほどまで、眼下の眺めは市街地のはずだったのに、いつの間にか空港ビルになっている。まだ飲んでないのに酔っているのかと思った。
※内容は新型コロナ感染症が流行する前のものです。