Kamal Morarka Haveli Museum

1990年代後半に修復工事を終えて博物館として公開されるようになったハヴェーリー。
先日取り上げたDr. Ramnath A. Podar Haveli Museumとともに、この地域の美しいフレスコ画で飾り立てられたハヴェーリーの存在を世の中に知らしめて、現在のように貴重な文化遺産として認識させる大きな力のひとつとなった。
シェカワティー地方独自のこうしたフレスコ画だが、面白いのはこの地域の人々が共有する伝統であるかといえば、そういうわけではなく、バニヤーカーストの人たちの間に広まった様式であり、一部の例外を除けば、他の有力なコミュニティの人々もこうした絵で飾り立てた館を競って建てたのかといえば、そういうわけではないことだ。
同じ地域に暮らしながらも、ときにほとんど交わることのない伝統を持つ「複数の社会」が重層的に共存しているのがインドらしいところである。

Kamal Morarka Haveli Museum

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