ナワルガル到着

夜汽車は良かった。乗り込んでしばらくは、人々は賑やかに会話。忙しげにケータイで話し込む者、デリーに住む親戚とビデオチャットを楽しむ母娘。スマホで音声流しながら映画や音楽を楽しむ男性・・・。

長距離列車内はこれで良いのだ。

スマホの目覚ましを午前4時半にかけておき、目が覚めてからしばらく待っているとナワルガル駅に到着。まだ外は真っ暗で深夜のようだ。

待合室で少し明るくなるまで待とうかと思ったのだが、どうやら駅は市街地からかなり遠いらしい。客待ちしている乗り合いオートはあるのだが、今着いたお客たちが行ってしまってからだと足に困ると思い、そのまま宿に向かうことにした。

まだ夜明け前、マーケットの一角まで来て下ろされたのだが、果たしてここから宿泊先まで、どのくらいの距離があるのかわからないし、この時間帯の野犬の群れも危ないのだが、案外、人の行き来はあることがわかった。こんな時間帯からお寺を参拝する人たちがいるようだ。

ちょうど宿の方向とおぼしきダイレクションに向かう熟年夫婦がいたので尋ねてみると、彼らはその前を通過するとのことなので、一緒に行かせてもらうことにした。

進んでいくとフレスコ画の壁を持つ大きな屋敷が見えてきて、いかにもシェカワティに来たという気がする。

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