自転車を借りて市内を走る。交通量が少ないので快適に移動できるとともに、行動半径も広がる。
古都ルアンパバーンの王宮は、現在は国立博物館となっている。博物館といっても、まるごと「王宮博物館」で、ここに栄えた王室にまつわるものが展示されている。やはりタイ系の王室であるため、タイと共通点の多い装い、この時代の王室らしく、洋風の様式をふんだんに取り入れた建築や内装が興味深い。
それなりの栄華を誇りつつも、1975年にパテート・ラーオにより、王家は宮殿から退去させられている。
王宮から道路を挟んで南側にあるプオスィーの丘に登る。ここから眺める河に挟まれたルアンパバーンの眺めは素晴らしい。
ルアンパバーン随一の古刹、ワット・シェントーンその他、古都でのお寺巡りもなかなか楽しい。
〈続く〉