東京にインド人学校オープン

 かねてよりインド人学校開校の噂はあったが、ついに今年8月からスタート。東京都内でも特に江東区はIT関係を中心としたインド人居住者が多いことで知られているが、このインド人学校が開校したのもやはり同区内だ。
 面白いことに、インド人児童以外にパキスタン人がふたり、日本人もひとり在学しているのだという。小さい子どもがいるインド人のパパやママにとっては、やたらと学費が高いインターナショナル・スクールに通わせる必要はなくなり、子どもたちにインド人としての教育を受けさせることができてホッと一安心、というところだろうか。
 民族教育を施す学校ができたということは、コミュニティがそれなりの人口規模を持つようになった証だろう。(東京都内在住インド人は約5700人) 幼い子どもの教育に関する心配事が減ったことにより、いままでより家族で移住あるいは赴任がしやすくなると思われる。
 今後、日本に住むインド系の人びとが次第に定住志向を持つようになっていくのかもしれない。もっともこのインド人学校には幼稚園と小学校しかないので、中学以降どうするのか考えなくてはならないのだが。
 日本で暮らすインド人に限ったことではないが、仕事の都合で異国で暮らすことになった両親、そして当の子どもたちにしてみても、「学校」や「教育」は切実な問題だ。
 このインド人学校スタートのニュースは非常に喜ばしい話であるとともに、これが呼び水となり江東区の「インド化」がますます加速されていくのではないかと私は予想している。
New school in Tokyo opened amid rise in number of Indian residents ( Japan Times )

「東京にインド人学校オープン」への2件のフィードバック

  1. インド人学校に関してもっと詳しく知りたいです。
    学校の住所あるいは電話番号教えていただきたいです。

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