いざ決戦!

election2004/ Photo by Times of India
 本日4月20日からインドで、独立以来13回目となる総選挙が始まる。世界最大の民主主義を標榜する国だけあり、全国政党・地域政党合わせて約40もの政党がしのぎを削る。有権者6億人以上、任期5年で543名の代表が選ばれる巨大な選挙である。
 投票日は地域によって異なるが、4月20日・26日、5月5日・10日に行なわれ、5月13日開票、同25日までには結果が判明することになっている。規模だけではなく、かかる時間もまた長い。
 今回の最大の焦点は、昨年12月に行なわれた州選挙での大勝、そして好調な経済が追い風のBJP政権がやはり続投となるのか、しばらく野党の座に甘んじている国民会議派が巻き返しを図れるのかということ。
 いずれにしても昨今は一党単独で多数を得るのは非常に困難なインド政界。選挙が近づくにつれて進む各党の合従連衡の動きについて報じられていた。地域大国インドの政局の動向が周辺の国々に与える影響は大きく、南アジア各国のメディアもこぞって注目している。
 現在、中央政府与党の座にあるBJPは、国民会議派以外の政党としては初めて任期をまっとうすることになるが、今まさに民意によってその評価が下されようとしているわけだ。
 問題も多いが、発展途上の国々の中にあって、まがりなりにもちゃんと国民の総意を問うシステムが機能しているのはインドのエライところ。
 さて今回の選挙で人々は何を期待しているのだろうか?結果としてどんな政府が目の前に現われるのだろうか?


▼[Rediff] Election / India Votes 2004
http://in.rediff.com/election/poll04.htm
▼[Times of India] Young India Votes / Election 2004
http://timesofindia.indiatimes.com/specials/434650.cms
▼[写真] The Mahakumbh Of Politics: Smileys
http://photogallery.indiatimes.com/articlelist/615842.cms
▼インド総選挙投票始まる 有権者6億人、世界最大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040420-00000041-kyodo-int

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