携帯電話充電バッテリー POWER BANK YB-642

POWER BANK YB-642

初めて手にしたときは「スゴイ!」と感激しても、やがてそれはごく当たり前で普通のこととなる。初めてスマートフォンに触れたときに驚きは、そんな前のことではないにもかかわらず、はるか昔のことであるかのように思えてしまう。

だがスマートフォンの電池の持ちの悪さは相変わらずだ。待ち受け状態でせいぜい一日、いろいろ使いまくっていると半日でバッテリーが上がってしまう。

インドでも日本でも、街中等で充電する機会が皆無というわけではないが、さりとてそれを期待するのはあまり現実的ではないため、自前の充電用バッテリーを持ち歩くことになる。

スマートフォン自体のバッテリー容量は機種によるが、1,800~2,500 mAhくらい。これを1回充電できるかどうかという程度のものでは心許ない。廉価かつ大容量のものをとなると、だいたい5,000 ~ 6,000 mAhといった具合になる。

1年半ほど前に「自前の電気」と題して取り上げてみたバッテリーは、いつもスマートフォンとセットで持ち歩いていて重宝している。LEDライト付きのため、停電の際にもとても助かっている。

だが最近スマートフォンを7インチのタブレット型のものに買い替えたため、より大きな電源が必要になり、何か適当なものはないかと探していた。

日本トラストテクノロジー社のEnergizer XP1800Aは、18,000mAhと圧倒的な大容量であること、スマートフォンやタブレットだけでなく、ノートPCも動作させることができるなど、大変魅力的なのだが、価格は2万円近くもする高価なバッテリーだ。もとより外付けバッテリーにそれほど投資する気はないしこの製品には懐中電灯としても使用できるLEDライトが付いていないため、購入する気にはならない。

そんな中で、一般的なモデルを大きく引き離す圧倒的な大容量、手頃な価格、LEDライト付という条件を満たす、こんなバッテリーを紹介する記事が目に付いた。

iPad 2を1.5回分も充電できる11200mAhバッテリー (ASCII.jp)

中国のYoobaoという企業の製品だがPOWER BANK YB642という製品だが、内蔵しているバッテリー自体は韓国のSAMSUNG製のようだ。記事中にある7,800円という価格は、上記の記事が書かれた1年前のことであり、現在はかなり相場が下がって3,000円台ほどで販売されていることがわかった。

よく出回っている「大容量」と謳った製品の倍ほどの容量で、あまり聞いたこともなかったメーカーのものとなると、事故でも起きないかと少々気になったりしなくもない。だが、すでに発売から1年以上経過しているし、ネットでも購入者の感想などがいろいろ書かれていたりもするので、まあ大丈夫そうだ。

私自身、購入してからまだ日が浅いが、今のところ特に問題なく使用している。LEDライトがあまり明るくないのは残念だが、さりとて使えないほど暗いというわけではないので、まあ良しとしよう。

長距離の移動中はもとより、電力事情の良くない地方を訪れる際には、このバッテリーがカバンの中にあると心強い。

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