バンコクの空港ターミナルで私が乗っている飛行機の真横に巨大なクチバシがあった。それはカラフルで途方もなく大きな鳥・・・のごとくペイントされたノック・エアーの飛行機である。
インドにやや先行して空の便に格安航空会社がネットワークを広げてきたこの国で、タイ国際航空の子会社として2003年12月に設立され、2004年7月から旅客輸送を開始している。 2007年1月現在、タイ国内で11のルートでフライトを飛ばしている。
ピンク、赤、グリーン、青等々、ベースになるカラーリングは機体によりさまざまで、操縦席のガラス窓がまるでサングラスをかけているように見えるものもあれば、目尻(?)に睫毛が描かれているものもある。それにクジャクをあしらったデザインもあったりして実に楽しい。
塗装がとってもカッコいい(?)のでぜひ一度搭乗してみたいのだが、いまだ果たせないでいる。もっとも面白い絵が描いてあるのは外側だけで、搭乗して目にするものは他の航空会社のものと何ら変わるところがないはずなのだが。ちなみに使用している機材は親会社であるタイ航空からリースされたものである。
実はこのノック・エアー、近々国際線への進出が予定されている。記念すべき初の国外へのフライトが飛ぶ先はなんとインド!らしい。もともと昨年10月に開始を予定されていたのだが、諸般の事情によりしばらく延期となっており、2007年1月にはインドのエアー・デカンと提携してバンコク・バンガロール間のフライトを就航させる・・・というニュースが流れていたのは昨年秋ごろのことであった。
就航先のバンガロールでも、ノック・エアーのカラフルでポップな機体がしばし話題を呼ぶのだろうか。
Nok Air
Nok Air to fly to India in January 2007(Aviation India昨年9月の記事)
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面白い記事なので当ブログにてこちらを紹介させていただきました。