解禁から2年 東京の店頭にインド産マンゴーは並ぶのか?

2年前からインドからのマンゴー輸入が解禁となっているが、なぜか日本国内・・・というか少なくとも東京都内の店頭ではトンと見かけず、あるのは『メキシコ産』『フィリピン産』『タイ産』といった従来どおりのラインナップ。いったいどこで売られているのだろうか・・・と不思議に思っているところだ。でもよくよく目を凝らすと、加工品の類はそれなりに出回っていることに気がつくこのごろ。
あるスーパーでマンゴージャムなるものを見かけた。ごく普通の小さな瓶入りのもので、価格は1480円とある。どんなものかと興味を引かれたが、ちょっと高すぎて手が出ない。その横に並ぶのはマンゴージュースで200ml入り350円。インド料理レストランと食料品輸入とを行なう日本の会社が手がけているもので、同社は他にもインドからその他のマンゴー加工製品や蜂蜜なども扱っているようだ。
ジュース、ジャム、缶詰といった具合になってしまうと、どれも同じような味になってしまうので、やっぱり期待したいのは生の果実がドカンと大量に入ってくること。インドのマンゴーを、日常的にアメ横あたりでダミ声のオジサンが台車で叩き売りするくらいになってくれるとうれしいのだが。品種豊富な中で、好みもいろいろかと思うが、とりあえず生果実がふんだんに入ってくることがあれば、何であっても御の字である。
マンゴーの世界での総生産高のおよそ半分が収穫されるというマンゴー大国インド。日本の食卓に供給する余力充分(・・・たぶん)と思いたいところだが、時期が時期だけに、今の時期までに店頭になければ本格的に期待できるのは来年以降になってしまうのが寂しい。

「解禁から2年 東京の店頭にインド産マンゴーは並ぶのか?」への2件のフィードバック

  1. Ogata様、ご無沙汰しておりますが、記事の方、いつも楽しく拝見しております。さて、インド産マンゴー、西武線池袋線沿線の我が家の近所のスーパーでは他国産に混ざって一個399円で売られております。ただ、デリーでキロ30ルピーというのを経験してしまうと、なかなか手が出ません。

  2. おぉ、こちらこそご無沙汰しております。お元気でしょうか?
    なるほど、沿線によりポピュラーなスーパーの系列が違ったりすると、「こちらにないモノが向こうにはある」ということになるのかもしれないですね。
    確かにニッポンではサモーサーもジャレービーもちょっと高価なお菓子になってしまうので、愛しのマンゴーも東京の店先ではお高くとまってたりするのでしょうか。
    嗚呼片想いってツラいです。

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